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福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

九州地区大会2006inつくし

2006年08月29日 | 大会・対談・取材・講演・研修など
8月25日(金)~27日(日)、つくしJC(神代憲暁理事長)主管による九州地区大会が開催されました。
25日の大会初日は「地域創造推進会議」「ビジネス勉強会」に田中直前・小田原委員長と出席。
特に「ビジネス勉強会」第一部の竹田陽一氏「ランチェスター経営セミナー」は大変勉強になりました。

竹田氏のご本(「感謝コミ」)は2年位前に読んで大変感銘を受けた覚えがありますが、今回のランチェスター法則に基づく経営理論と実践術は、経営の基本中の基本。
とてもわかりやすく、かなり勉強になりました。
参加した皆さんは、このセミナーを受講できただけで登録料の元は取れたのではないかと思います。

第3部「マネ魂」(JC版・マネーの虎)も審査員の南原竜樹氏の辛口コメントが効いて面白かったです。
同じく審査員の2002年度日本JC会頭の松本秀作氏のお話は「懐かしい」感じがしました。
と申しますのも、当時私は日本JCに出向し、会頭訪問担当の特別委員会にブロック推薦で出ていたからです。

今年、宗像JCの基本方針に「組織進化」を掲げたことや、社会起業家育成特別会議を新設したのも松本(当時)会頭の影響。
松本先輩は現在NPO社会起業家ビジネススクールの理事長をされていらっしゃいます。

セミナー後は会員会議所会議(77理事長会議)・歓迎祭・九州の里(理事長懇親会)に出席。
会員会議所会議では田中直前・堀専務・中村好成室長・越本隆志君と世界戦の報告と御礼を述べました。

大会初日は大観荘に宿泊し、朝方宗像に一旦戻り、11時半に宗像JC事務局に行き、第1陣のメンバーと一緒に二日目の会場となる第一経済大学に向かいました。

26日(土)は「メインフォーラム」「経済交流ミッション」に出席。
増元照明氏(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長)の講演で拉致被害の実態と、事態を打開するには世論を喚起することが最も有効な手段であるということ、国を動かすのは国民の力であるという「主権在民」の重要性を強く訴えられました。
JCの使命とはまさしく国内外の問題を一市民としての立場で考え、行動していくことにあります。
まずは、拉致事件がいかに許しがたい犯罪であるかということと、主権国家存続に関わる火急の問題であるということを、広く地域社会に伝えていくことが必要です。

第2部の池田佳隆日本JC会頭の講演も大変素晴らしいものでした。
京都会議・サマーコンファレンス等を通して池田会頭のお話や考えは何度か聴いておりましたが、今回の講演は一人のJCメンバーとして、感じてきたことや思うことを存分に語っていこうという趣旨で、私自身共感するところも多く、JC運動が何のためのものであるのか、この講演を聴いたメンバーは明確に実感できたのではないでしょうか。

私も所信に掲げましたが、JCは今まさに変革と進化の時です。
一人ひとりがその使命を知り、本気で行動する時、地域社会や国や世界は変わると信じています。

今年、全国の各地でJCによるムーブメントが起きているのを、他の理事長と話していると強く感じます。

さて、そんな池田会頭の講演に宗像JCのメンバーも強く感銘を受けたようです。
残念ながら今回の講演が聴くことができなかったメンバーには、私もそうですが、理事の皆さんがしっかりとお伝えしていってください。


(写真上は懇親会での池田佳隆日本JC会頭と越本隆志君)

メインフォーラム後の「ビジネス交流ミッション」には小田原委員長・小島副委員長・井上勉君と出席。
今回の九州地区大会のセミナーには、小田原委員長はじめアカデミーメンバーが熱心に出席しております。
私も若手メンバーこそセミナーを聴いてほしいと願いますし、そのために理事メンバーが地域事業やブース設営を担当してくれているのです。

ビジネス交流ミッションは飯塚JCの野上君が委員長代行として活躍されており、飯塚JC林田賢一理事長はじめメンバーの皆さんも多数出席されていました。

その後、式典のリハーサルに出て、18時半から大懇親会に参加。
懇親会はつくしJCのきめ細やかさとサービス精神に溢れる設営と演出。
越本隆志君の世界戦の御礼を壇上でお話しさせていただきました(写真下)が、インタビュー形式で進行していただくなど、主催者の方々の気遣いと心配りを感じました。



また宗像JCでは海の幸ブースを懇親会に出店しておりました。

大懇親会終了後はLOMナイト。
宗像JCメンバーだけで会食し、その日は解散。

翌27日、大会最終日は式典とアワードセレモニー。
オープニング(写真下)にはつくしJC神代理事長のご配慮で我々福岡ブロックの理事長も衣装を着て出演。



私の役は銀の鉾を持った白丁。
直方JCの松村理事長と二人で重たい金・銀の鉾を抱え参列しました。

式典では次年度地区会長予定者と地区大会候補地の発表もありました。

2007年度の九州地区会長は植村敏満君(美夜古JC)、地区大会主管は宮崎ブロック都城JC(東郷研哉理事長)。

都城JCの富賀見聡次年度理事長のご挨拶の中で、宗像JC歴代理事長の古野浩先輩のことが触れられました。

都城JCさんはこれまで九州地区大会の主管を2度経験されたそうですが、前回主管された時の九州地区担当副会長が古野先輩で、当時何度となく都城と宗像を行き来され大会の準備にあたられ、大会終了後は都城JCさんが感謝の意を込めて古野先輩の名を賛助会員として名簿に記されたのです。

今年7月29日に東郷理事長はじめメンバーの皆さんが古野先輩を表敬訪問。私は当日、九州地区役員会議の席で東郷理事長とお会いしました。
その後、私は世界戦のレセプション出席のため、東郷理事長に同行できませんでしたが、代わりに立部副理事長・戸波副理事長・葦津アドバイザーが同席し、都城JCさんと古野先輩、宗像JCメンバーで交流会をもつことができました。

九州地区大会式典で富賀見次年度理事長がそのエピソードを紹介してくださり、非常に恐縮したのと共に、来年の地区大会への想いも一段と特別なものになりました。
このことは古野先輩にも報告致しますが、先輩もさぞかし喜ばれることでしょう。

地区大会の締めくくりは土師修一実行委員長の挨拶。
涙ながらにこれまでの想いを語る土師実行委員長の姿に私も涙しました。
感動的な実行委員長の閉会宣言で、九州地区大会2006inつくしは幕を閉じました。

主催の九州地区協議会成松広隆会長はじめ役員と出向者の皆さん、
そして主管のつくしJC神代理事長・土師実行委員長はじめ各部会長とメンバーの皆さん、本当にお疲れさまでした。

また宗像JCから九州地区に出向している中村好成室長、そして本大会に参加したメンバーの皆さんもお疲れさまでした。

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