原発の避難計画は絵に描いた餅。
避難訓練ではバスを何台も仕立てて安全な場所へと移動するの。
道内では泊原発の訓練が昨年の10月に実施されたようだけど、その想定は台風による暴風雨の中、原発の設備故障で原子炉が冷却出来ない事故が起きたというもの。
頑強な施設でも被害が起きるような事故。
なのに道路は大丈夫なんだ、それぞれの人も移動には支障なくバスを待てる。
どうなんだろうね。
何十万、何百万人も暮らすマチなら想定するのも大変でしょうけど、小さな区域なら…。
そう、救出するのが百や千なら何の機動力が現実的ですか。
民間のバスが決死の覚悟で現場に向かうしか無いのですか。
昼夜を問わず、強力な機動力を持つ組織。
常に訓練を重ね、いつでも出動出来る組織があるんだもの。
人命の救出には、そんな力が必要ではないですか。
とにかく救う。
報道機関のヘリコプターが何機も飛び交うのに、救出する本隊の活動はいつ始まるのですか。
そもそも何のために報じるのでしょう。
絵に描いた餅とは誰に向かって投げ掛けるのかな。
それは今回のように甚大な被害が起きなきゃ想像も出来ないことですか。
インタビューするくらいしか報じないんじゃその先もありません。
常に結果を伝えるだけ。
そして誰もが自分じゃ無くて良かったと安堵して終わり。
結局は他人事だから。