ホントに残して欲しいと願っているのは誰なんでしょう。
無くなれば寂しいとか、そんな思だけじゃ維持することは難しいです。
そして地元民が普段利用するために何を変えるのか。
複数の公共交通機関の予約、決済を1度で出来る次世代サービスって…。
それは、実際の乗りものを前にして、乗り継ぎやすい環境を整えるのが先決。
鉄路の維持だけじゃ無く、バスだって運転手不足で運休するんだから。
極端な過疎化が進む道内の町村なら、交通の拠点づくりを進めて広範囲に散らばっている住民の集約化も進めなきゃ。
いつまでもポツンと住んでいるところまでの住民サービスを提供出来るほどの余裕はありません。
まあそんな田舎マチのことなど、どうでもいいことかも知れませんがね。
この記事は、釧路根室間の鉄路について。
住民の足だけじゃ無く、北方領土問題の重要な路線として…、などと書かれていましたが、沿線住民の成人対象アンケートによると、鉄道を全く利用しないのは74パーセントとか。
駅を中心に暮らしがあった時代とは違います。
不便な駅周辺までわざわざ移動して、接続も悪く高額な運賃の列車に乗る人などどれほどいるのでしょう。
沿線の首長たちがイメージする交通網とは何を指すのか。
自分ならこんな風に利用してみたいと言えるものがあるのでしょうか。
最後は国の力で…、そんな気持ちが透けて見えるの。
国はとうに地方など捨てているのに。