5月9日、全国統一選挙投票日をむかえます。政府、与党の大統領派は、大統領はじめ、大統領候補第一位、ドゥテルテ候補、副大統領候補第一位マルコス候補を名指しで中傷をしています。何とか落選させないと自分たちに不利になるばかりか現大統領の逮捕に繋がるからです。この国では、大統領任期が終わり反対派が大統領になると大統領就任期間中の不正を暴かれるからです。前アロヨ大統領も拘置されています。現アキノ大統領も同じ運命が待ち構えている訳です。その為、両候補を落選させる為にあの手この手で民衆を煽っているのですが、民衆もおおよそ理解しているので呆れていますし、下々の人たちに誰に投票するかを聞いたところこの両候補に投票すると言う答えが80%を超えています。なぜ、アキノ大統領はこの両候補を怖がるのでしょう。それは先年ミンダナオ島でのムスリム過激派との戦闘にあります。国家警察軍が待ち伏せに会い100名以上が殺された事件です。野党が大統領はじめ国家警察長官達を追及しましたが、いつの間にかうやむやになってしまいました。莫大な金が野党にばら撒かれたと噂されています。両候補は当選の暁には、絶対この問題をうやむやにしないのです。アキノ大統領は本人の知らないところでこの作戦は行われたと言っていましたが、国軍参謀長がこの作戦情報を知り大統領に国軍は参加しなくて良いのか?と質問したと証言しています。と言う事は事前に大統領は知っていたと言う事です。街の雀が言う事がこの事件の真相を語っていると思われます。この事件は、アメリカが懸賞金をかけている国際テロリストがミンダナオ島に逃げ込んだ情報を、ミンダナオ島、ダバオ市市長だった現大統領候補のドゥテルテ市長が大統領府へ情報を伝えたとされています。そしてこの指名手配犯にかけられた1000万ドルが目当てでこの作戦が立てられたが国軍が参加すると懸賞金が減ってしまうとの事で現場から数キロ離れたところで待機していたそうです。その為のフィリピン始まっての大参事になったのです。その為現大統領はデゥテルテ候補を落選させたいのです。余りにもこの事件の真相を知っているからです。もし、日本での選挙戦真っただ中に阿部総理大臣が野党候補を個人攻撃したらどうなるのでしょうか?
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