２００店舗以上が強制撤去されました。
首都圏開発局は、昨年、３００店舗の露店に対して１月３日までに退去するように通告をしていましたが、１月４日
未だに退去していない露店２００店舗を強制撤去いたしました。その地域一帯は大混乱、パニック状態でしたがすべて撤去してしまいました。長年に亘りここで生計を立てていた露天商は、この後の事を考えてボー然としていました。
何故
実は、此処には政府の体面が掛かっています。昨年キャンセルされた東南アジヤ首脳会議が１月中旬から開催されます。マニラ国際空港からマニラ市内に行く主要道路脇に広がるこの露店が、余りにも貧困な雰囲気であり、それを外国首脳に見せたくない為である。
前回もアジヤスポーツ大会が開催された時は、空港からマニラ市内に行く主要道路に面してペンキが剥げ落ちた家,家のペンキを、塗り替えて表面上を繕った事もあります。この時はその一帯の住民は大喜びでした。本当におかしな国です。
