Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

漫才5 ~建築偽造問題~

2005-12-05 22:05:44 | 漫才
今日はバイクで事故りました。
僕が右折で相手が直進だから悪いのは僕ということになるけど、相手は前方不注意もいいところ。
当たり屋かと思ったよなぁ・・・。
さて、それではまた漫才を書きます。

「ひどいですねぇ、姉歯建築士絡みの一連の構造計算書偽造問題。」
「姉歯氏は『空間の魔術師』と呼ばれてたらしいね」
「『劇的ビフォーアフター』か!そんな風に呼ばれてないよ!」
「しかしニュースはこの話題で持ちきりだよね」
「まぁ女児殺人もあるけど。でも連日、責任の所在を探る報道をしているよね」
「要するにマスコミは明確な悪者を作り出したいんだろ。その方がニュースとして見栄えがするから」
「ああ、なるほどね」
「でも犯人探しなんかより、まずは被害者である住人を一刻も早く助けるべきだろう。
それにはまず、まとまったお金をすぐに出せる国が保障すべきじゃないのか?」
「正論だけど、漫才なんだからボケないと成立しないよ!」
「まぁでもとにかく住人の安全を優先してやってほしいよ。いつ近所を小錦が歩くか分からないんだし」
「小錦が歩いてもそこまで揺れないよ!」
「じゃあ和田アキ子」
「軽くなっちゃったじゃねぇか!イメージで語るな!」
「しかし、反省の色が見えないヒューザーには住人も怒ってるようだね」
「住人説明会に小嶋社長が来なかったりしてね」
「きっと指輪を探していたんだな」
「それは田中真紀子だろ!微妙に古いネタを使うな!『身に危険がある』と言って欠席したんだよ」
「そんな無責任なことを言われたら住人だって怒り心頭だよね」
「本当だよね」
「怒鳴ってる住人の一人なんて顔真っ赤にして火でも吹きそうだったもんな。お前はダルシムかよ!」
「そういうこと言うなよ!」
「あるいは三菱ふそうのトラックか」
「うるせぇ!いちいち喩えなくていいんだよ!」
「しかし小嶋って奴は言ってることも二転三転してるから住人も堪らないよな」
「みんな不満を漏らしているね」
「お前らはチェルノブイリの原発か!」
「だからやめろよ!」
「ところで私も怖くなったんで、より頑丈な家に引っ越すことになったんですよ」
「ああ、そうなんですか」
「さすがに新聞紙じゃ心許ないので、厚紙ダンボールに引っ越しました」
「お前はホームレスか!大して変わらないよ!」
「しかもガスコンロのダンボール」
「不謹慎にもほどがあるだろ!もういいよ!」