俺はクイズが結構好きなんだけど、こないだテレビでクイズ番組を観ていたら爆笑問題が出ていたのね。なんかお寺の番組をやっているらしく、その流れで。
で、太田さんが初っ端から暴れてるんだよ。テーブルの上に乗っかって大声を出したり、共演者に野次を飛ばしたり。
俺は爆笑問題なんてもう終わったものと思ってる。
テレビタレントしてもそうだし、漫才だって超つまらないじゃん。具体的に言うと、全盛期は太田がボケて、さらにボケて、さらにもうひとつボケて、どんどんボケを掘り下げて、途中から太田のひとり漫談のようになっていくところに面白さがあったのだけど、今は年齢的な衰えから長台詞が厳しくなって、１個ボケるとすぐ田中に返してしまうから、時事ネタに緩い茶々を入れる程度のネタしか生まれない。
15年くらい前の対談を読むと「漫才のネタが浮かばなくなってきてる。いい頃のイメージはあるんだけど」というようなことが語られている。だからそれなりに葛藤はあったのだろうけど、今はもう完全に諦めちゃったような感じ。
性格的にも変に丸くなってしまった部分があって、昔の太田は異常なまでに笑いに貪欲だったんだけどね。加護ちゃんに「初潮は来たの？」とか聞いちゃう太田さんはとっくの昔にお亡くなりになった（笑）。
ただ、それでもそこら辺の芸人よりはまだ優秀なんだなぁと思った。
彼らふたりも今年でもう51歳だよ？ 「昔はよかった」的な話は好きじゃないけど、もっとアグレシッヴなさ、そういう芸人が下の世代から出てこないのは寂しいよな。
テレビの視聴者と出演者の関係って動物園の来園者と動物みたいなものなんだと思ってる。動物園に行くのはライオンだのトラだのを見たいんであって、可愛い犬なんてわざわざお金を払ってまで見るもんじゃないだろう。
でも今のテレビって犬や猫の集まりなんだよね。だから有吉みたいなエセ毒舌家がちょうどいいんだ。少しでもガチ感を出すと視聴者が過剰反応するし、BPOとかいう団体にガーガー言われるんだろう。「ベッキーのパンティーおーくれ！」でおなじみのBPO様がさ（笑）。
世代だけではないのかもだけど、俺は90年代の勢いのあるテレビ番組を知っているから、やっぱり今の風潮はどうかと思う部分はある。
アメトークに出て気の利いたことを言うのが「芸人すごろく」の上がりだとしたら、こんなにつまらないことはないよね。ひな壇に雁首揃えて座る連中なんてひと山いくらのバナナみたいなもんだろ。なんの価値もねぇよ、あんな奴ら。
と言いつつ、メイプル超合金の漫才は好きだし、トレンディエンジェルあたりもすごく面白いと思ってますけどね。
ベッキーの不倫騒動も今の風潮を端的に表していると思う。俺なんかは「テレビの向こうの人間にモラルを求めてどうする」って思うけど、なんか人でも殺したのかってくらい叩かれてるじゃん。どっかで読んだけど、ベッキーが出演した番組に主婦を中心とした視聴者から何千件ものクレームが入ったんだって。
主婦っていうと50過ぎのおばはんのイメージだけど、言っちゃ悪いが、お前らは単に男から相手にされないだけだろ。もう閉経しちゃってさ、オンナとしての魅力が皆無だから誰も寄り付かないだけなんで、もし松坂桃李とか斎藤工あたりのさ、そういうイケメン俳優に誘われたら、たとえ相手が既婚者だろうとついていくに決まってる。ジャニーズのアイドルに誘われたら絶対ホテル行くだろ。うっかりメリーさんに消されるかも知れないけど（笑）、それでもヤッちゃうに決まってる。
子供への影響云々を大義名分にするのは一番卑怯であって、単にお前が嫌いなだけじゃねぇか。子供って意外に敏感なものだから、そういう欺瞞こそが悪影響を及ぼすんだよ。
亀田の頃から感じていたけど、世間がひとりの人間を袋叩きにする構図のとき、なんの躊躇もなくその輪に入れる奴って想像力が足りないんじゃないかな。孤立無援の辛さも知らないから「大人数vs１」のバトルが理不尽だという、そんな程度のことも分からない。
だって、仮に“１”の人間がどんなに正しいことを言っても“大人数”サイドは聞く耳なんか持たないわけだろ。これはあくまで喩えであって、ベッキーの言い分に正当性があると言いたいんじゃないけどね。
その時点でケンカは成立してないんだから、やっぱりダメなんだって。ほとんどイジメみたいなものだけど、そういう奴に限ってイジメが社会問題化すると「虐められた側がイジメだと思ったらイジメ」みたいなことを平気で抜かす。
どうせ牙を剥くなら強い立場の者に単騎で立ち向かわなきゃつまらないと俺は思うけど、そう考えない奴が多いから相も変わらずツイッターの炎上は起こるし、週刊誌だって有名人の悪口のオンパレードだもんね。
あと、俺がダサいと思うのは、かばった人間をとやかく言う奴ね。ラジオ界の大スター、伊集院光様のことなんですけど（笑）。
ああいう「他人と違うこと言わないと死んじゃう病」を患った人間が陥りやすい、一番安直な触り方だし、ぶっちゃけ普段から理屈っぽいだけで全然大したこと言ってないよな。毒舌にしても西野カナあたりの安全牌を狙っているだけで、ただただ陰湿なだけ。
そしてあの人の批判の対象になるタレントって、そのまま「テレビの伊集院光」なんだよな。適当に気の利いたことを言うだけで毒にも薬にもならねぇっていう。
それでも熱狂的な信者を抱えているから何を言っても「さすが伊集院さん」となっちゃう。豚もおだてりゃ、というのはまさにあの人のためにあるような言葉だね。
キングオブコメディの件だってちっとも偉かねぇよ。叩かれるのが嫌だから先回りで反省したフリをしたるだけなんで、そういう人だっていうのは少しでもラジオを聴いたら簡単に分かることだろ。それにコロッと騙されちゃうような奴は常日頃教祖様に嘲笑されているサイドの人間となんら変わらないことを自覚した方がいい。
太田はラジオでこの騒動について「ベッキーは“センテンススプリング”というLINEスタンプを発売すればいい」とネタにしていた。もちろん「難しいだろうけど」と断った上でのジョークではあるけれど、なかなか面白いアイディアだと思う。
これはベッキーに限らないけど、結局人生って全部笑い飛ばすしかない気がする。怒りとか悲しみとか後悔とか、生きてりゃ色んなことがあるけどさ、俺だってウジウジ悩むことはあるけど、最終的には笑いに変えるしかないんじゃないか。
どんなに辛く悲しいこともいつか笑える日が来るんだって、そのための前フリに過ぎないんだって、そう信じながら無理矢理にでも笑顔を作るしかないんだと思う。
で、太田さんが初っ端から暴れてるんだよ。テーブルの上に乗っかって大声を出したり、共演者に野次を飛ばしたり。
俺は爆笑問題なんてもう終わったものと思ってる。
テレビタレントしてもそうだし、漫才だって超つまらないじゃん。具体的に言うと、全盛期は太田がボケて、さらにボケて、さらにもうひとつボケて、どんどんボケを掘り下げて、途中から太田のひとり漫談のようになっていくところに面白さがあったのだけど、今は年齢的な衰えから長台詞が厳しくなって、１個ボケるとすぐ田中に返してしまうから、時事ネタに緩い茶々を入れる程度のネタしか生まれない。
15年くらい前の対談を読むと「漫才のネタが浮かばなくなってきてる。いい頃のイメージはあるんだけど」というようなことが語られている。だからそれなりに葛藤はあったのだろうけど、今はもう完全に諦めちゃったような感じ。
性格的にも変に丸くなってしまった部分があって、昔の太田は異常なまでに笑いに貪欲だったんだけどね。加護ちゃんに「初潮は来たの？」とか聞いちゃう太田さんはとっくの昔にお亡くなりになった（笑）。
ただ、それでもそこら辺の芸人よりはまだ優秀なんだなぁと思った。
彼らふたりも今年でもう51歳だよ？ 「昔はよかった」的な話は好きじゃないけど、もっとアグレシッヴなさ、そういう芸人が下の世代から出てこないのは寂しいよな。
テレビの視聴者と出演者の関係って動物園の来園者と動物みたいなものなんだと思ってる。動物園に行くのはライオンだのトラだのを見たいんであって、可愛い犬なんてわざわざお金を払ってまで見るもんじゃないだろう。
でも今のテレビって犬や猫の集まりなんだよね。だから有吉みたいなエセ毒舌家がちょうどいいんだ。少しでもガチ感を出すと視聴者が過剰反応するし、BPOとかいう団体にガーガー言われるんだろう。「ベッキーのパンティーおーくれ！」でおなじみのBPO様がさ（笑）。
世代だけではないのかもだけど、俺は90年代の勢いのあるテレビ番組を知っているから、やっぱり今の風潮はどうかと思う部分はある。
アメトークに出て気の利いたことを言うのが「芸人すごろく」の上がりだとしたら、こんなにつまらないことはないよね。ひな壇に雁首揃えて座る連中なんてひと山いくらのバナナみたいなもんだろ。なんの価値もねぇよ、あんな奴ら。
と言いつつ、メイプル超合金の漫才は好きだし、トレンディエンジェルあたりもすごく面白いと思ってますけどね。
ベッキーの不倫騒動も今の風潮を端的に表していると思う。俺なんかは「テレビの向こうの人間にモラルを求めてどうする」って思うけど、なんか人でも殺したのかってくらい叩かれてるじゃん。どっかで読んだけど、ベッキーが出演した番組に主婦を中心とした視聴者から何千件ものクレームが入ったんだって。
主婦っていうと50過ぎのおばはんのイメージだけど、言っちゃ悪いが、お前らは単に男から相手にされないだけだろ。もう閉経しちゃってさ、オンナとしての魅力が皆無だから誰も寄り付かないだけなんで、もし松坂桃李とか斎藤工あたりのさ、そういうイケメン俳優に誘われたら、たとえ相手が既婚者だろうとついていくに決まってる。ジャニーズのアイドルに誘われたら絶対ホテル行くだろ。うっかりメリーさんに消されるかも知れないけど（笑）、それでもヤッちゃうに決まってる。
子供への影響云々を大義名分にするのは一番卑怯であって、単にお前が嫌いなだけじゃねぇか。子供って意外に敏感なものだから、そういう欺瞞こそが悪影響を及ぼすんだよ。
亀田の頃から感じていたけど、世間がひとりの人間を袋叩きにする構図のとき、なんの躊躇もなくその輪に入れる奴って想像力が足りないんじゃないかな。孤立無援の辛さも知らないから「大人数vs１」のバトルが理不尽だという、そんな程度のことも分からない。
だって、仮に“１”の人間がどんなに正しいことを言っても“大人数”サイドは聞く耳なんか持たないわけだろ。これはあくまで喩えであって、ベッキーの言い分に正当性があると言いたいんじゃないけどね。
その時点でケンカは成立してないんだから、やっぱりダメなんだって。ほとんどイジメみたいなものだけど、そういう奴に限ってイジメが社会問題化すると「虐められた側がイジメだと思ったらイジメ」みたいなことを平気で抜かす。
どうせ牙を剥くなら強い立場の者に単騎で立ち向かわなきゃつまらないと俺は思うけど、そう考えない奴が多いから相も変わらずツイッターの炎上は起こるし、週刊誌だって有名人の悪口のオンパレードだもんね。
あと、俺がダサいと思うのは、かばった人間をとやかく言う奴ね。ラジオ界の大スター、伊集院光様のことなんですけど（笑）。
ああいう「他人と違うこと言わないと死んじゃう病」を患った人間が陥りやすい、一番安直な触り方だし、ぶっちゃけ普段から理屈っぽいだけで全然大したこと言ってないよな。毒舌にしても西野カナあたりの安全牌を狙っているだけで、ただただ陰湿なだけ。
そしてあの人の批判の対象になるタレントって、そのまま「テレビの伊集院光」なんだよな。適当に気の利いたことを言うだけで毒にも薬にもならねぇっていう。
それでも熱狂的な信者を抱えているから何を言っても「さすが伊集院さん」となっちゃう。豚もおだてりゃ、というのはまさにあの人のためにあるような言葉だね。
キングオブコメディの件だってちっとも偉かねぇよ。叩かれるのが嫌だから先回りで反省したフリをしたるだけなんで、そういう人だっていうのは少しでもラジオを聴いたら簡単に分かることだろ。それにコロッと騙されちゃうような奴は常日頃教祖様に嘲笑されているサイドの人間となんら変わらないことを自覚した方がいい。
太田はラジオでこの騒動について「ベッキーは“センテンススプリング”というLINEスタンプを発売すればいい」とネタにしていた。もちろん「難しいだろうけど」と断った上でのジョークではあるけれど、なかなか面白いアイディアだと思う。
これはベッキーに限らないけど、結局人生って全部笑い飛ばすしかない気がする。怒りとか悲しみとか後悔とか、生きてりゃ色んなことがあるけどさ、俺だってウジウジ悩むことはあるけど、最終的には笑いに変えるしかないんじゃないか。
どんなに辛く悲しいこともいつか笑える日が来るんだって、そのための前フリに過ぎないんだって、そう信じながら無理矢理にでも笑顔を作るしかないんだと思う。