Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

My Birthday

2006-08-30 21:52:15 | Weblog
明日8月31日はアタシの誕生日。そこでこの日に生まれた人間にどんなヤツがいるか探ってみよう、というのが本稿の趣旨であります。

まずはコチラをご覧下さい。うーん、そうそうたるメンツだよね。まず目に付くのは1979年生まれの大正天皇。まぁ大正というと期間も短いし、あまりいい印象もないんだけど、でも一時期でもこの国の独裁者を務めた人間なんだからね。同じ誕生日だというのは誇ってもいいはずだ。

次は一気に飛んで1942年の青木功。ゴルフは全く知らないオレのような人間でも名前はよく知ってるんだから偉大に決まってる。「“世界の青木”なんて呼ぶのは日本国内の人間だけだ」なんて言う人もいるけど、別にいいじゃない。たとえ国内だけでも“世界の○○”なんて呼ばれる人は数少ないんだから。オレが知ってる限りでは“世界の王”とあとは“世界の松下”くらいかな。後者は勝手に本人が言ってるだけだけど(笑)。

1947年にはアニマル浜口なんてのもいるね。でもこれははっきり言ってありがたくないよ。あの親父さんってオレには知恵遅れにしか見えないもの。ありがたくないと言えば1956年の田代まさしもそう。覗きに盗撮、覚醒剤。華々しい芸能生活を送った者の転落してゆくそのザマは、男として最低のものだった。テメエが何をやっても構わないけど、奥さんや子供を泣かせちゃいけないよ。1961年には杏里なんてのもいる。“♪I cannot stop the lonelyness”の人だよね。そういえばオレの中学生の時の担任が「杏里とヤッた」とか言ってたけど、本当かなぁ。

さらに1965年の別所哲也なんて名前も見られるけど、何と言っても凄いのは1968年、野茂秀雄。今でこそイチローや松井がメジャーで活躍してるのをニュースで日常的に見るけど、彼が目指した頃はまだアメリカに行くなんて有り得ないという時代だったからね。本人はそんな気もないんだろうけど、後輩たちに道を切り開いたという意味では本当に偉い。もちろん結果だって十二分のものを残したわけだしね。あとは1974年伊藤輝悦なんてのもいる。オレの記憶が正しければ、エスパルスの選手だったんじゃないかな。で、日本代表にも選ばれたりした、はず。

とまぁ有名どころはこんなもんかな。どうだ凄いだろ、と言いたいところだけど、疑い深い人なんかは「どの誕生日だってこれくらいの有名人はいるんじゃないの?」なんて思っていそうだね。オレが読んでる側だったら確実にそう考える(笑)。と言うわけで、他の誕生日はどうなんだってことを確かめるために、8月31日の前後を調べてみよう。まずは8月30日のほうから。国木田独歩大野豊が目に付くけど、他は大したことないよねぇ。嵐の松本潤なんてのがいるけど、オレみたいなおじさんには顔もよく分からないよ(笑)。

お次は9月1日だけどこっち8月30日に輪をかけてひどいな。よく分からない人が上からずーっと続いてやっと目に留まるのが土田晃之。これはアレだろ。あの顎が出てる奴だろ? オレはボキャブラを熱心に見てたから知ってるようなもんで、今は何をやってるかさっぱり分からないよ。あとはベイスターズの土肥義弘とかとかがいるけど、小粒な感は否めない。唯一の救いはサッカー日本代表の福西崇史がいることくらいかしら。

ま、これで8月31日生まれの凄さはご理解頂けたと思うんだけどね。でもこのサイトは1人大事な人物を忘れてるんだよ。え、誰かって? そう、1985年生まれのオレ。管理人さんはちゃんと漏れがないようにして欲しいよ、ってオイオイ。21になってもバカは直らないアタシなのでした(笑)。

漫才16~時期はずれだけどWBC~

2006-08-28 21:34:16 | 漫才
探し物をしていたら一枚のルーズ・リーフが見つかった。で、何が書いてあるのかと思ったら、板書らしきものが隅っこに少々と、それからこのブログに載せるための漫才のネタ。きっと授業中にでも考えてたんだろうね。お蔵入りさせるのも勿体ない気がしたんで、旬じゃないことを承知で使うことにします。

「凄かったですねぇ。WBCで日本が初代王者になりました」
「ホント物凄い盛り上がりだったよな」
「そうだね」
「ミーちゃんハーちゃんが『きゃー、ムネリーン』なんて言ったりして」
「そうそう」
「ダーティーなイメージが払拭されて良かったよな、鈴木宗男も」
「違うよ! “ムネリン”というのはソフトバンクの川崎宗則選手の愛称なんだよ」
「しかしここまで盛り上がると出てくるのが、選手の髪型を真似する奴だよな」
「日韓W杯の時のベッカム・ヘアーみたいなね」
「そう。例えばイチローみたいなサッパリした髪型にしてくれ、とか」
「ああ、いそうだよね」
「それからロッテの西岡みたいなイマドキの兄ちゃん風にしてくれ、とか」
「うんうん」
「あとは解説をやってた衣笠みたいにして欲しい、とかね」
「それは絶対にいないよ!」
「まぁ西武の和田でもいいけど」
「どっちにしろ似たようなモンじゃなねぇか」
「そいつらはいいよな。サッカーのW杯が始まったらジダンの髪型を真似してるってことに出来るんだから」
「やめろよ!」
「ま、和田&衣笠とベッカムじゃ禿げ方が微妙に違うけどね」
「どうでもいいよ! しかし史上初の野球の世界対抗戦だけあってファインプレーも数多く見られたよね」
「例えばさっきも話に出た川崎君とかね」
「そうそう。決勝のキューバ戦でホームに突っ込む時に右手でベースを触ってね。“神の手”なんて言われた」
「自分で土器でも埋めちゃったのかね」
「藤村新一さんのことか! 確かにあの人は自分で埋めたものを自分で掘り出して“ゴッドハンド”と言われたけど、いい加減忘れてやれよ」
「川崎は自分の手で土器を埋める代わりに、己の手で勝利を掘り起こしたんだな」
「妙に綺麗にまとめてんじゃねぇよ!」
「おあとがよろしいようで」
「自分で言うな! いい加減にしろ!」

ディープインパクトの絵

2006-08-27 14:58:56 | Weblog

何となく絵を描いてみました。絵なんて描くの何年ぶりだろう。高校でも描いてないし、6年ぶりくらいになるのかなぁ。でも久々のこの絵はオレにしちゃ滅茶苦茶上手く描けた気がする。「これでかよ」って言われそうだけど、美術はいつも5段階中の2とかばかりだったから(笑)。


新潟記念

2006-08-26 22:08:53 | 競馬
最近めっきりやる気の出ない競馬だけど、8月31日に迫った我が誕生日をリッチに迎えるためにも、今週は本腰を入れて頑張りましょうじゃありせんか。

◎ニシノナースコール
3歳時に活躍して一旦萎んだけど最近になって復活というのは、一昨年のレニングラード、昨年のヤマニンアラバスタと同じパターンなんだよね。今年もこのパターンに期待できるんじゃないの。で、来年もまた似たような経歴の馬が出てきて遅ればせながら気付いた人たちが大騒ぎするんだけど、今度はコケちゃう(笑)。そんな先のことまで目に浮かぶね。

○サイドワインダー
前走の関屋記念には正直ガッカリした。でも一応33.6で上がってるからね。恐らく展開が不向きだったってことなんだろう。2000mは若干長いと思う人も多いだろうけど、歳を食って幾らかズブくなった今なら、かえってこのくらいの距離の方が良かったりするんじゃないか。確か鳴尾記念で3着になったこともあったし。

▲ヤマニンアラバスタ
ここ2戦はマイルを使われてるけど、ゆったり追走して末を生かしたいこの馬に1600はどう考えたって合わないからね。距離延長で復活は十分にあると見る。

△オースミグラスワン、ヤマニンベルメイユ、トリリオンカット
連下はこの3頭で。この中で一番面白いと思うのはTカット。休み明けの前走がまずまずの内容。一叩きして一変がないか。人気のスウィフトカレントは前走が上手くいき過ぎで、あんな競馬が何度も出来るとは思えない。サンレイジャスパーはグレイソブリン系でも、小回り向きと見てバッサリ消し。

ハンカチ王子

2006-08-25 21:38:07 | 野球
少し遅れたけど、軽く甲子園の話でも。

早稲田実業の斉藤君はいい投手に違いはないけど、断じて松坂のような怪物ではない。線も細いし、大学野球で力をつけてからのプロ入りの方がいいと思うね。

しかし4連投でしょ。これが彼の将来に暗い影を落とさないことを祈るけど、どこかで歪みは来る気がするなぁ。感動を売り物にしてるけど、やってることは極めて惨忍。それが甲子園。このあとはアメリカで投げるっていうけど、いかがなもんかと思うよ、ホントに。肩っていうのは消耗品なんだからさ。

ど根性ガエル

2006-08-22 21:33:22 | Weblog
テレビ静岡(フジテレビ系)では夕方5時から6時にかけて2本のアニメを放映するのが恒例となっているんだけど、1本目の5時から5時半の枠では昨日まで「トムとジェリー」をやっていたんだ。バカにするかも知れないけどオレはすっごく楽しみにしてて、見られない日は録画していたくらいだったんで、昨日最終回だと知った時には、深い悲しみに打ちひしがれたんだよ。

でも今日も普段の癖で、5時になったらアニメのチャンネルに合わせてしまっていたんだけど。「あ、トムとジェリー終わったんだったな。次は・・・なになにど根性ガエル? バカにしやがって。誰が見るかって言うんだ」なんて思った、その刹那。オープニング曲でどこか聞き覚えのある声が耳に入ってきたんだよ。

そう、それがとんねるずだったんだ。いやぁ驚いたよ。デビュー直後に彼らが「ど根性ガエル」のテーマ曲を歌っていたのは知ってたんだけど、まさかそれを聞けるなんて思わなかったからさ。急いで録画したんだけど、でもよく考えたら明日だって明後日だって放送はあるわけだからね。何も慌てることはなかった(笑)。

その「ど根性ガエル」のテーマ曲『ピョン吉ロックンロール』のレコードのジャケットがこの画像。何だか時代を感じさせるよね。服装といい、髪型といい。そして2人の顔といい。調べてみるとレコードの発売が1981年。オレなんか産まれてもいなかったんだなぁ、なんて。感傷的になってみたりして。

手相

2006-08-21 21:31:20 | Weblog
これはアタシの手です。血色が悪そうに見えるけど、これは光の当たり方の問題。

注目して欲しいのは手相。一本横に太い線があるでしょ。これは「枡掛け線」と言って、誰にでもある手相じゃないんだよ。「ほんまかいな」と思ったそこのアナタ。ご自分の手を確認なすってください。恐らく繋がってないでしょう。それが普通なんです。

じゃあどんな手相なのかというと、ココを見て頂けば分かるように非常に強運だという。手相なんて見る人によって諸説ありそうなもんなんだけど、どこを見ても大体、同じようなことが書いてから信憑性は高そう。じゃあオレは当てはまるかって言うと、もうジャストミート。大当たりって感じ。自己主張が強いってのもそうだし、凝り性ってのも本当にそう。スカパーのような便利なものに入会してないゆえ、どうしても巨人戦オンリーになるけど、好投手の投げ合いの試合なんてDVDに録画して、それこそ一日中だって見ていられるからね。それから最近は冷めたけど、ちょっと前までは一週間、勉強をしてる時も遊んでる時もナニをアレしてる時も常に競馬のことを考えてた(笑)。

ところで何でこんな話をするかと言うと、7月の終わり頃だったかな、友達がオレに自慢してきたんだよ。「お前見てみろ、オレの手相。“ますかけ”って言って、すごく珍しいんだぜ」って。実はオレは右手もこの手相で(因みに片手だけってのはちょくちょくいるそうだけど、両手ともっていうのは本当に珍しいらしい)、自分の手相が珍しいことは知ってたんで「オレなんて両手だぜ」って見せてやったんだけど、そしたら彼も本当に悔しがっちゃって。その時の落ち込んだ顔といったら、これ以上ないくらいに面白かったな(笑)。

オレはよく他人から「向上心がない」って思われることが多いんだけど、それは全く見当はずれなんだよ。人一倍、人二倍の野心は持ってて、いつかでっかいことをしてやろうって手ぐすねは引いてる。周りの奴らには「公務員を目指してる」なんて言ってるけど、それも実は半分ウソかも分からない。野球で言えばバスターだな。公務員志望という名の送りバントをするフリをしてるけど、実は大きなスイングを狙ってる、みたいな。別に公務員になりたくないとか、そういうんじゃないんだけども、本当になりたいかって言われたら返答に困るんだよ。

でも今は何もしてないのもまた事実なんだ。果てしなく大きいエネルギーは自分の中に渦巻いているんだけども、これを上手に御すことが出来ていない。これは自分自身が一番もどかしく思ってるんだよ。いくらいい星の元に生まれたところで、最後に物を言うのは本人の努力次第。そこまで分かってるのになぜ何もしないんだって。何もオレには特別な才能があるだとか、そういうことが言いたいんじゃないんだけど、若いんだからもっと攻めなきゃダメだろうって、弱気な自分が情けなく見えてならないんだ。

なんて、らしくもないことを考えちゃったりして。でっかいこと言う前に、まずは送りバント(=公務員試験)の勉強でもしろって言うんだよな(笑)。

最後に。参考までにどうぞ。ますかけの有名人
そうそうたるメンツでしょ。

札幌記念

2006-08-19 22:16:32 | 競馬
毎年それほど頭数が集まらないレースだけど、今年は珍しくフルゲート。サマー何ちゃらかんちゃらシリーズの影響?

◎ファストタテヤマ
去年の2着馬の割には人気がなさすぎやしないかい。前走だって相手は軽めだったとは言え、なかなかの競馬をしてるわけだし、絶好の狙い目なんじゃないの。

○シルクフェイマス
あまり先行する馬がいないから、展開に恵まれそうだよね。

▲マチカネキララ
オレは中京記念で本命にしたんだけど、とにかく脚の使いどころが難しいタイプだって印象が残った。前走も道悪のせいだってことになってるけど、そうじゃなくて、早めに動きすぎて脚がなくなったんだろう。それは横山も分かっただろうから、今回はじっくりと末脚を生かす乗り方をしてくるでしょ。すると怖い存在になってくる。

△レクレドール、アドマイヤムーン、エリモハリアー
レクレドールは去年のヘヴンリーロマンスと同じような使い方だから。アドマイヤはマイラーよりの3歳馬の休み明けってことで、サクラプレジデントとダブる。エリモハリアーは去年は函館記念→札幌記念と使って着順を落としているから、本当はあまり買いたくないけど、力は上位だろうからね。

「敗戦」記念日

2006-08-16 22:06:46 | Weblog
昨日、8月15日はいわゆる終戦記念日。

オレは8月15日が終わってホッとしたね。こう何と言うか、胸のつかえが取れたって言うか。そんな感じ。確かにこの日は日本にとって大きなエポックメイキングなんだけど、でも一方で悲惨な形で降伏をした日にも違いないはずなんだ。60年以上も経った今になって、そんな日に大騒ぎするなんて古傷に塩を塗るようなものじゃないか。テレビでも毎年この日は戦争企画一色だけど、いい加減勘弁して欲しいって。またそういう番組には得てして変なジジイとかババアが出て来て、戦時中に芋のツル食った話とかを嬉々として話すんだね。で、最後は必ず「あんな悲惨な戦争を二度と起こしちゃいけない」と締める。連中はあたかも戦争を体験したような顔をしてるんだけど、聞けばどっかの田舎に疎開してたって言う。そんなの戦争体験のうちに入らないよ。敵と撃ち合ったとかって話なら耳を傾けたくもなるけど、ただ逃げ回ってた話なんて誰も聞きたかないって。

ちょっと前に新聞の投書で「8月15日を祝日にせよ」なんて意見を見かけたけど、まったく勘弁して欲しいよ。バカも休み休み言えって。世界のどこの国が自国の「敗戦」記念日を祝うって言うんだ。それよりまず4月28日の独立記念日を祝うのが先だろう。そうすればGWも長くなって、夏休み中に休みを作るよりありがたがられるはずだよ。まぁそれは冗談にしても、自分たちが悲惨な形で負けた日を祝日にするなんて、オレからしてみりゃ頭が狂ってるとしか思えない。日本は右傾化してるなんて言う間抜けもいるけど、それは今までが左に寄りすぎてたってことじゃないのか。どっかの世論調査によると総理の靖国参拝を反対する人が43%もいるというけど、すると半分近くの人が「中国とか韓国のためなら首相が戦死者に手を合わせなくていい」と思ってるということだろう。これを異常と言わずして、何を異常と言うんだ。

この日は毎日新聞の社説もどうかしていた。長々と書いてるあることを要約すると「小泉首相が参拝を止めたほうが、日本の国益にならないと思う人が少なからずいるようだが、そのようなナショナリズムは抑制しないと危険だ」と。じゃあ今までのように日本がペコペコしてるのがいい外交だって言うのかい。どう考えたって理不尽なことを言っているのは相手であって、そんな奴らの顔色を窺ってやる必要がどこにあるって言うのか。この社説の最後は<(普通の国になりたいという欲求を)どう良質なナショナリズムに磨き上げていくか、これからの政治の最大の課題だ。小泉政治の呪縛を解いて、自由そして冷静に平和と国益をみつめていきたい>とあるけど、これほど内容のない文章も珍しいよ。こんなの巨人のことを書くのにも使える。<(普通のチームになりたいという欲求を)どう良質なジャイアンツ愛に磨き上げていくか、それがこれからの原監督の最大の課題だ。長嶋時代の金満体質の呪縛を解いて、自由そして冷静にチームの未来をみつめていきたい>。

幸せの定義

2006-08-14 22:18:51 | Weblog
今日は友人と話す機会があった。愚痴りあったりというような他愛のない会話だったんだけど、色々考えさせられることもあってね。その1つが「幸せ」ってヤツの定義なんだよ。

オレが嫌だなって思うのは、誰も彼も他人との比較でしか自分の位置を測れないことなんだよ。小さなレベルで言えば「オレは転んで擦り剥いたけど、骨折したアイツよりはマシだ」みたいな、そんなようなことを誰も常に無意識で考えていて、それで自分を慰めている。かく言うオレだって、大学受験の傷心が癒えていない頃、ちょうど起こった福知山線の脱線事故を知らせる報道番組を「オレはこの人たちよりは幸せか」なんて思いながら見てしまっていた。後で反省して改めようとは思うんだけども、そういう癖っていうのはなかなか抜け切らないものなんだね。

下手をすると実際は、耳の聞こえない人が「目の見えない奴よりはマシだ」なんて思っていて、だから生きてゆけるというような、そんな現実だってあるんじゃないか。何でこうも人間って汚いんだろうね。そんなことをしているうちは飢餓の問題も何も解決しっこないよ。ニュースなんかでアフリカの恵まれない子の映像をバーンと見せられたら誰も「かわいそうだ」って言うんだけども、その次の企画では「行列の出来るラーメン屋ベスト10」なんてやっていて、視聴者もそれに何の疑問も抱かない。結局みんな頭では気の毒と思っていても、所詮は対岸の火事ってことなんだろう。でなけりゃ「食の安全」だとか、そんな陳腐なものを錦の御旗に掲げる奴が出てくることの説明が付かないもの。明日の食べ物さえ確保できない国の人たちに聞かせたら、怒られるどころじゃ済まないって。

話は変わるけど明日は終戦記念日。小泉総理は靖国神社に参拝するそうだけど、レポーターたちはまたどうせ「私的参拝か、公的参拝か」なんてくだらない質問をするんだろうね。どう考えたって「公的です」なんて答えるはずがない。無意味な質問をするなって言うんだよ。テレビに出てくる識者たちは「先の大戦の悲惨さを忘れるな」なんて何とかの一つ覚えみたく言うけど、もういい加減にしろって言うんだ。いつまで60年前の幻影に取り付かれているんだって。遠い国の人の苦しみも理解できず、平和ボケも甚だしい国に生まれてしまったこと。それが最大の「不幸せ」だって気がしてきたな。