Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

今回の選挙が自民党の惨敗なのはアルツハイマーの人でも分かる

2007-07-29 23:36:16 | Weblog
 今日は選挙に行って、清くもない一票を投じて参りやした。オレは“民”の付く党に入れたのだけれど、出口調査には真面目に答えるのもしゃらくせぇと思ったので、適当な党を言いました。

 これからも下層プロレタリアートの代表として戦ってゆく所存であります。

長い休みで……

2007-07-28 23:57:23 | Weblog
 一昨日のテストで、三年生の前期が終了。長い休みが明ければ、ぼちぼち就職活動が始まる。

 確かにオレは単位が極めて危ない状況にあるんだけども、それをクリアして、かつ就職活動を頑張れば、何とか就職先は見つかるんだろう。それも少なくとも工場のラインみたいなマヌケな仕事ではない、いわゆるホワイトカラーの職種のはずだ。

 これは本当に親のお陰だと思う。まず大学まで出してくれたことに感謝だし、全く勉強せずとも大学に入れるだけの脳を授けてくれたことも非常にありがたい。だから具体的な不満なんてひとつも思い浮かばないのだけれど、片一方でこんな声も聞こえてくる。

 周りに合わせて何となく就活をして何となく就活先が決まって、お前、本当にそれで満足なのか。お前は気持ちのどこかで、自分にしかなれない何かがあると思っていいるんじゃないのか、と。

 ガキみたいなことを言っているのは分かっている。だけども、刻一刻と未来の地図が塗り潰されていくようで、気付いた時には前にも後ろにも動けなくなっていそうで、水かさが増えゆく川の中洲に取り残されたような、妙な焦燥感と孤独感を覚える。こういう感覚っていうのは、オレと同世代の奴なら誰も大なり小なり持っているんじゃないのか。

 でも、じゃあその“自分にしかなれない何か”って何なんだ。スポーツ選手になれないことなんて端から分かっているし、他にだって特別な才能があるわけじゃない。それどころか人並のことすら出来ていないじゃないか。

 そんなオレがこんなことを言っているのは滑稽なのかも分からないが、この休みを使って頭を冷やせたらと思っている。たとえ何の結論も導き出せなくとも、自分の未来のために悩むことは決して無駄にはならないはずだから。

転落人生

2007-07-26 01:20:49 | Weblog
①そういえば明日は最後のテストだな。勉強しなきゃ。

②あ、でも範囲が分からん。友達に聞こう。

③よし、範囲も教わったことだし勉強しよう…と思ったけど、先にお風呂に入ってしまおう。

④(鏡を見ながら)よりによってこんなに髪を短くされてしまうとは。オレが頭で描いた像と、向こうの描くそれがあまりに違いすぎる。プロならこっちの気持ちを汲めって。

⑤ふー、気持ち良かった。さて勉強…と言いたいところだが、そろそろ報道ステーションが始まるから、それを見てからでいいや。

⑥何だ、今日はサッカーで潰れるんだ。しかし、みんな騒いでるけど、アジアカップってそんなに大事な大会なのか? そもそもオーストラリアとかアジアじゃないだろ。ま、いいや。とりあえず見るか。

⑦松木もセルジオ越後もうるせぇよ。お前ら、しっかり解説をしろって、解説を。そこら辺のサポーターと同レベルじゃないか。

⑧あちゃー、日本負けちゃった。でも3位決定戦は韓国とやるのか。これは面白そう。

⑨何かムラムラしてきたなぁ。

⑩中略。

⑪あー、気持ち良かった。だけど、何だか眠くなってきた。ちょっと横になろう。

⑫うわ、もう外、明るいじゃん。寝過ごした! 今から間に合うかな。まずは机に向かおう。

⑬寝起きでやる気が出ないな。とりあえず競馬雑誌でも読もう。

⑭明かりをつけたまま寝たせいか、まだ疲れが残ってるなぁ。もう一度、少しだけ横になろう。

⑮うわっ、もうこんな時間! すぐ家を出なきゃ! テスト? 何とかなるだろ。

⑯何、これ。一問も分からんよ。でも出席はしてたし、適当なことでも書けばどうにかなる、はず。

⑰(数カ月後)新聞の社会面の端に「謎の自殺。静岡県在住の大学生」の見出しが。

⑱(さらに数日後)東スポで宇宙人誘拐説が唱えられる。

今、⑨あたり。

漫才28~我が母、入院etc...~

2007-07-24 12:19:43 | 漫才
「私の母親がね、癌とか何とか言って、大騒ぎになったんだよ」
「そう。大変だったんだね」
「で、まぁ入院をしたんだけど、その前日にオレに聞くの。『ねぇ、病院ではお化粧するもんなのかな?』って」
「へぇ」
「でも曲がりなりにも癌の疑いがあったんだから、普通に考えて、そんな悠長なことを言ってる場合じゃないじゃない」
「まぁな」
「大体、病室で化粧をして、それが死に化粧になっちゃったらどうするんだって」
「やめろよ! 自分の親にそういうことを言うな!」
「それからね、最初にお見舞いに行った時『病室の入り口のネームプレートの名前、まだ変わってないんだな』って言ったら怒られた」
「どういうこと?」
「てっきりもう戒名が付いてるかと思った」
「当たり前だよ! そんなこと言ったら怒るに決まってるだろ!」
「しかも病室のベッドでは、なぜか母親じゃなくて親父が寝てるし」
「ったく滅茶苦茶だな、お前の家族は。……しかしこれも急なことで驚いたね。華原朋美が所属していた事務所を解雇された」
「また何でだろうな」
「前に小室哲哉と別れたときには自殺未遂騒動があったけど、その後も色んな奇行が目立ったみたいね。事務所もさすがにこれ以上は庇えないってことらしい」
「でもどうなんだろう。リストラする必要があったのかな」
「うーん……」
「首を切るってのはやっぱり良くないよ」
「まぁねぇ……」
「イラクで人質になった香田さんが言ってたんだけどね」
「やめろ! それはまずいよ!」
「ところで、最近、色んなお笑い芸人が映画を撮っているよな」
「北野武監督、松本人志監督とかね」
「あとは全く話題にもならなかったけど、内村光良」
「やめろよ! そういうことを言うな」
「しかしさ、流れ的に、そろそろ太田光なんかが撮りそうな感じだよね」
「ああ、彼は映画監督になりたくて日大の芸術学部に入ったって言うしね」
「タイトルは『小日本人』」
「何だよ、それは!」
「主役は相方の田中裕二」
「うまくねぇよ! それから芸人と言えばこんな事件もあったね。矢沢永吉の物真似をしている矢沢永作が、つんく♂の真似をするつんつくの耳たぶを噛みちぎってしまった」
「矢沢栄作は過去に奈美悦子の乳首を噛みちぎっているらしいね」
「違うよ! あれは美容整形手術の失敗だろ!」
「しかしつんつく氏もね、これを契機に、芸名を変えるらしい」
「え、そうなんだ。何て変えたの?」
「つんぼ♂」
「耳が聞こえないってことか! そういうことを言うなよ!」
「しかし治療は成功したというけど、仲間割れをしたんじゃ、つんつくも精神的に摩耗したろうね」
「まぁな」
「だから家に帰ったらすぐ寝てしまったらしい」
「そうなの」
「まさしくバタンキュー、なんて」
「シャ乱Qと掛けてね…って説明が必要なボケをするな!」
「それから最近は大リーグのニュースも多いな」
「ああ、イチローがオールスターでは史上初のランニングホームランを成し遂げたりね」
「それから岡島も大活躍だけど、片一方でその岡島あたりよりよっぽど期待されていたはずの井川は不振だよな」
「うん」
「向こうではダメな選手へのバッシングが厳しいじゃない」
「ああ、井川と同じヤンキースの伊良部が、オーナーに“太ったひきがえる”と呼ばれたりね」
「そう。だから井川も変なニックネームを付けられてしまったらしい」
「へぇ。何て?」
「い草」
「どういうこと?」
「“畳み”掛けるように打たれる」
「アメリカ人がそんなうまいこと言うわけないだろ!」

悪口のテクニック

2007-07-23 13:29:18 | Weblog
 また安倍内閣から問題発言が飛び出したそうだね。麻生外相が富山での講演で「7万8000円と1万6000円はどっちが高いか。アルツハイマーの人でも分かる」と言ったんだって。

 まぁそりゃオレだって、この発言が問題かどうかと言われたら問題だと思うよ。だけどもさ、久間さんの件にしても柳沢さんの件にしても、言葉の端っこをあげつらって追求することに、果たして意味があるのだろうか。舌禍事件に仕立て辞任に追い込んだところで、一体何が残るんだろうと考えてしまう。

 唐突だけど、やっぱり悪口には悪口で返して笑い飛ばすのが一番だと思うね。悪口と言っても罵詈雑言の類じゃない、もっと理知的な悪口だ。相手にもダメージを与えつつ、庶民も溜飲を下げる。そんな痛烈な悪口が絶対にあるはずだよ。
 そこで私も考えました。麻生太郎に対する悪口を。

「あなたの発言が正しいか否かは、アルツハイマーの人でも分かる」
 
 そんなに上手くないかも分からないけれど、意外に知的な返しって感じがするでしょう。少なくとも、揚げ足取りに終始するよりはよっぽど建設的と言えるんじゃないかな。マスコミや野党の皆さんには、もっと「悪口のテクニック」を身に付けていただきたいね。

文章を書くのが面倒な時は箇条書き

2007-07-21 23:37:50 | Weblog
・なぜか昨日の大学のテストの監督が松岡だった。オレ、あの人、本当にダメ……。声を聞いただけで、心拍数やら血圧が上がって、あーもうおかしくなっちゃう。

・昨日のオールスター、楽しみにしていた藤川球児だけど、今年は去年ほどの神懸かり的な真っ直ぐが見られず残念。それからダルビッシュと小笠原の対決も見られなかったし。でも前田のホームランは何か嬉しかった。え、今日の試合? 野村さんの解説(?)しか印象に残っとらん。

・今週はPATの口座に入金するのを忘れた。今日の新潟に、地震…じゃなくて自信のあるレースがあったのに。

・矢沢栄作、過去には奈美悦子の乳首も噛みちぎっていた!

乞食

2007-07-20 15:04:19 | Weblog
 定期が切れていることもあって、今日は平塚で精算をしたのだが、機械に切符を通そうとすると背後から「おい、兄ちゃん」との声が。何事かと思って振り向いたオレが目にしたのは、何とパンチパーマのおじさん! 今どき漫画でもこんなヤクザは書かねぇよ、と言いたくなるその風体。風呂敷を被った泥棒のような前時代性を感じたが、迫力のある目つきからカタギの人間でないのは間違いなさそうだった。

 でも冷静になれよ。カツアゲにしちゃ人目が多過ぎるし、単に道を聞きたいだけなのかも…などと考えていると、ドスのきいた声で「この切符を使えば改札を通れるから、代わりに500円くれないか」。見た目に騙された。どうやらオイラが捕まったのは乞食だったようだ。

 まず結論を言えば、断りました、きっぱり。確かにうちから平塚までは1200円だから、決して悪い話ではない。しかしこちとらの父親はJR東海社員で、いくら東日本の管轄と言っても、息子がキセルをしちゃいかんだろうと。というか、そもそもそんないかがわしいオヤジと関わりたくもなかったし。ただ心は激しく揺れた。断れた自分を自分で慰めたい。

アドマイヤムーン、ゴドルフィンに移籍

2007-07-18 21:59:48 | 競馬
 今年の宝塚記念を勝ったアドマイヤムーンが、ドバイのモハメド殿下率いるゴドルフィンに移籍するらしいね。移籍金は何と40億円! さすが石油マネー。桁が違う。

 しかしどうなんだろうね、このニュースは。ロマン派の間抜けな競馬オタクは許せないんじゃない? 金で日本の宝を放出するなって。きっと来月の競馬雑誌にはそんな論調の記事が飛び交うんだろう。

 でもそれを言うなら、日本馬の海外遠征はどうなんだって。競馬を五輪か何かと勘違いしたバカヤローどもは日本馬が海外に行くことを是としているけど、両者とも馬券を買えないって点では全く一緒なんだから、近藤利一が批難されるなら、ウオッカやメイショウサムソンの陣営だって咎められなきゃおかしいはずじゃないか。ディープの凱旋門賞挑戦の時に、誰か一人でも「日本に留まって秋天を使うべき」と言ったかって。

 しかしイギリスの厩舎に入るというけど、レースはどの辺りを使うんだろうね。12Fは微妙に長いから凱旋門賞はないとすると、イギリスのチャンピオンSから香港Cってとこか。鞍上(デットーリ)込みで考えたら、ダイワメジャーあたりと戦うよりはよっぽどイージーっぽいなぁ。

メジャーリーグ

2007-07-17 22:14:48 | 野球
 私は野球は好きでもメジャーリーグには疎く、滅多に試合を見ることは無いのだが、先週の金曜の午前中はNHKで中継を見ていました。デビルレイズvsヤンキース。選手やらの知識は少なくても、見ていると何だかんだでやっぱり面白くて、危うく大学に遅刻しそうになった。

「メジャーリーグが日本の野球に勝っている点を挙げよ」。この質問で最多得票を獲得するのは“長打力”かな。まぁ確かにそれは間違ってはいないのだけれど、個人的に長打力以上に差が大きいのが守備力だと思っている。

 特にショートとかを見ると地肩の違いを感じるもの。ピッチャー顔負けの豪速球が一塁に飛んでゆく。しかも、平気で右手でゴロを取っちゃうし。恐らく、南米系の選手なんて子供の頃グラブを買えなかったのだろうけど、それがきっちりプレーに生きているのだから、凄いとしか言いようがない。

 でも、日本に来る助っ人って、守備が緩慢なイメージが強いじゃない。例えば巨人で言えば古くはクロマティがそうだし、マルティネスもそう。特にマルちゃんは投手陣から監督に「彼にレフトを守らせないでくれ」という依頼があったくらい(笑)。日本のウィークポイントはパワーだという意識が強すぎて、大砲ばかり獲得しようとするから、こんな選手ばかりになってしまう。

 でも、さっき書いたように守備のレベルも日米では差があるんだから、日本の球団もたまには守備の華麗な選手を連れてきたらどうだろうと思うよね。堀内が守備に惚れて獲得した、キャプラーの二の舞になっちゃう恐れもあるけど(笑)。