みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

まだニホンは捨てたモンじゃない。

2009-07-03 20:50:42 | ちょっと論じる
荷物が重いわけよ。
ワケあって、人生ゲーム買ったし。

ついでにドンドンドン♪ド~ンキ~♪♪でぷちちゃぶ台を
買っちゃったし(爆安。)。

で、一週間のオシゴトで疲れ切った身体にムチ打って、
というのはさすがに大袈裟ながら、ヒィヒィ(内心で)言いながら
東横線渋谷の階段を、ホーム目指して上ってたわけだ。


そこに、誰もが避けて通る、圧倒的に遅いお方の姿。

杖をついたおばあちゃまでした。

杖のせいでうまく階段が上れないのかと思いきや、
杖を持つ手にも、もう片方の手にも、たくさんの荷物を
お持ちだったため、うまく杖をつくことができずまごまごしてしまってる
ご様子だった。


そんなの、ちょっと注意して見れば分かること。

それなのに、おばあちゃまは誰からも助けの手がないまま
階段の後半戦にたどり着くまでに至ってた。

ここにたどり着くまでに少なく見積もっても5分はかかって
たんじゃないかな。
その間、果たして何人の人がこのおばあちゃんを
追い越して行ったんだろう。
誰ひとりとして、手を貸さないとはどういうことだ。


荷物いっぱいの私が行くのも滑稽だよなぁ・・・、と思いつつも
「荷物お持ちしましょうか?」とお声がけしようとした
その瞬間、

数段上方から駆け降りてきた小学校4、5年風の女の子2名。

まるで発表会か何かのように声を揃えてこう言った。


「おにもつもちましょうか~~?」


おばあちゃんはすごく嬉しそうに、

「ハイ、お願いします。」

と、言われてた。



いやぁ~、美しい光景を見ましたよ、アタシャ。
小さく感動すらしたもの。
と同時に、危うく「荷物(お持ちしましょうか?)」の
「ニ(荷)」の音を発しそうだった自分がやはり滑稽に思えた。

伊東四郎の一歩手前だよ。
ニンッ!!



ゲーム世代であるが故に思いやりに乏しくて自分勝手。
最近の学童はそんな傾向が強くなってるとかいう話を聞いたりしますが、

ナニ言ってやんでぇ。


そのへんのオトナよりもよっぽど思いやりと優しさのあるお子さん、

いるぜ。

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