仕事で、とある切り口からの販売成果を求められました。
私がたまにやらされる、集計業務です。
諸事情あって、この数字を弾き出すのがなかなか難儀で、
EXCELやACCESSでぐ~るぐるち~まちまと
作業を重ねてヤットコサ出るものなのです。
“緻密”とは一番縁遠い位置にいる私には、不似合いな作業・・・。
この、「ぐ~るぐる ち~~まちま」の作業を編み出すまでにも
結構な時間を要し、前述のように緻密とは真逆の位置にいる私は
その「ぐ~るぐる ち~~まちま」の手順を書き留めるわけでもなく、
毎回がリセットボタンな状態。
・・・なのが災いして、よく誤集計もヤッチマウ。
露呈する前に、自分で気づいてるのが不幸中の奇跡。
さすがに最近はそのあたりも是正して、集計にもあまり時間を
要さなくなったのですが、それでもそれなりに時間のかかる作業ゆえ、
突然命じられるとボクも焦る。
そんな中、今日も時間に余裕のない中、最新値を集計するように
命じられた。しかも、社長に報告するんだって。 マヂカヨ・・。
「とりあえず、内訳は要らないから。マクロ(総合計)だけで!」
というのが、突然のオーダーを下した上司サマの寛大なる譲歩でした。
で、焦りつつも冷静に、急かされても「急がばマワレ、です」と、
悟りを開いた僧侶のような対応をしながら、
ぐ~るぐる ち~まちまして、ようやっと弾き出された数値が、
「1,000」
正直、この数値を見たときに、私はイヤな予感がした。
が、その数値を敢えて紙に書き写し、上司サマにお見せした。
口答報告にしなかったのは、上司サマの反応に対するココロの準備をするため。
こんな中でも、何かオモロイ瞬間を作ろうとする、こなれたリーマンが私。
「1,000」と書かれた紙を見た上司サマはのけぞって一言。
「・・・コレうそだろぉ~~!」
もうひとりの上司サマの一言。
「マズいよ、ソレはぁ・・・・」
・・・やはりな、予感的中。
解説しよう。
決して「1,000」という数字の多い少ないを評しているのではなく、
「1,000」という数字のキリの良さにヒヨっているのである。
もう少しハッキリ言うと、
「『コイツら、真面目に集計してねぇな』と思われても仕方ないでしょ」 、
というコト。
仕方ないよなぁ・・・ワタシだってそう思っちゃうもの。
何故、こういうときにこんな偶然が・・・。
かくして、何の罪もない「1,000」という集計値は、
資料上は「約1,000」と名を変え、無事(?)
シャチョウ様へ報告されたのでした・・・。
可哀想だよなぁ、「1,000」・・・・・。
私がたまにやらされる、集計業務です。
諸事情あって、この数字を弾き出すのがなかなか難儀で、
EXCELやACCESSでぐ~るぐるち~まちまと
作業を重ねてヤットコサ出るものなのです。
“緻密”とは一番縁遠い位置にいる私には、不似合いな作業・・・。
この、「ぐ~るぐる ち~~まちま」の作業を編み出すまでにも
結構な時間を要し、前述のように緻密とは真逆の位置にいる私は
その「ぐ~るぐる ち~~まちま」の手順を書き留めるわけでもなく、
毎回がリセットボタンな状態。
・・・なのが災いして、よく誤集計もヤッチマウ。
露呈する前に、自分で気づいてるのが不幸中の奇跡。
さすがに最近はそのあたりも是正して、集計にもあまり時間を
要さなくなったのですが、それでもそれなりに時間のかかる作業ゆえ、
突然命じられるとボクも焦る。
そんな中、今日も時間に余裕のない中、最新値を集計するように
命じられた。しかも、社長に報告するんだって。 マヂカヨ・・。
「とりあえず、内訳は要らないから。マクロ(総合計)だけで!」
というのが、突然のオーダーを下した上司サマの寛大なる譲歩でした。
で、焦りつつも冷静に、急かされても「急がばマワレ、です」と、
悟りを開いた僧侶のような対応をしながら、
ぐ~るぐる ち~まちまして、ようやっと弾き出された数値が、
「1,000」
正直、この数値を見たときに、私はイヤな予感がした。
が、その数値を敢えて紙に書き写し、上司サマにお見せした。
口答報告にしなかったのは、上司サマの反応に対するココロの準備をするため。
こんな中でも、何かオモロイ瞬間を作ろうとする、こなれたリーマンが私。
「1,000」と書かれた紙を見た上司サマはのけぞって一言。
「・・・コレうそだろぉ~~!」
もうひとりの上司サマの一言。
「マズいよ、ソレはぁ・・・・」
・・・やはりな、予感的中。
解説しよう。
決して「1,000」という数字の多い少ないを評しているのではなく、
「1,000」という数字のキリの良さにヒヨっているのである。
もう少しハッキリ言うと、
「『コイツら、真面目に集計してねぇな』と思われても仕方ないでしょ」 、
というコト。
仕方ないよなぁ・・・ワタシだってそう思っちゃうもの。
何故、こういうときにこんな偶然が・・・。
かくして、何の罪もない「1,000」という集計値は、
資料上は「約1,000」と名を変え、無事(?)
シャチョウ様へ報告されたのでした・・・。
可哀想だよなぁ、「1,000」・・・・・。
私の場合はデータがぎっしりの表の片隅に集計がちっさく表示される。
それでも・・・計算式あってるのか??って感じあるもんねぇ
「1,000(笑)」も可。
1,000も1,001も確率的には等価値なはずなんですけどね。
学部でやる実験なんて導き出したい数値が決まってるんで
美しすぎるデータが出ちゃった場合は適当に数値を散らして
もっともらしさを演出してたものです。
今でもそれに近いことをやってます。
商売となればそうもいかんのでしょうなあ。
そうそう、「計算式そもそもあってるか?」っての、
よくあった!!
計算キライなくせに、集計業務をやらされることが
多いんだよネェ・・・。そういうホシの下に産まれたのか??
いまよりももっともっとフクザツな集計を、本社時代に
引き継がされたとき、すかさず全ての集計を業務委託する
方向で上司まるめこめたもの(爆)。
以来、集計委託が全社的にちょっとしたブームに
すらなったのよ。
思えばカネがあった時代だったよなぁ・・・。
うえだ>
商売の数字はいい加減にできないけど、
シャチョウに報告するだけの資料だったから
適当でもよかったかも・・・(笑)。
私も、「1,000」っていう数字がでたときは、
一瞬、「998」くらいに変えちゃおうかな、と
思ったもの。
もっともらしくないものの方をもっともだと思う
人間心理っつ~のはナンなのかねぇ??
素直じゃないワ。