ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

幸い 人それぞれ

2018-05-19 11:53:08 | 日常
曇りでさえない天気であったが、夕方からは晴れた。
26-20℃。







今日のカラス夫婦とカラスの巣。






猫を相手に、





ついに、
つまづいていた個所を、克服できはじめたのだった。
こんな年寄りでも、脳のニューロンとシナプスがつながった瞬間!
(あと、14歳までが限界と言われた、指の問題もかなり改善。)
まだ、出る音は酷いけど、繰り返せば変わると思う。
今日はサクサクと予習が進んで嬉しい。

休憩しながら、図書館の本を、

「武家に嫁いだ女性の手紙 貧乏旗本の江戸暮らし 妻鹿淳子 吉川弘文館 2011年」を開いてみた。
裏表紙より、
「江戸の旗本に嫁いだ女性が美作(岡山)の実家に書き送った手紙。そこには家計のやりくりや子どもの教育、開国で揺れる世情などが克明に描かれていた。江戸時代後期の女性の生活や心情を、自らの言葉から明らかにする。」
著者
妻鹿淳子

私は、久し振りに古文書の世界に戻れた…。
この本の研究は近世後期になるのだが、(私は中世が得意)
美作小林家文書 江戸から実家への手紙を、
美作国勝南郡岡村(現岡山県勝田郡勝央町岡)の意志の娘と産まれた万喜「まき」が、
江戸小石川新鷹匠町(現東京都文京区小石川)の伊藤要人「いとうかなめ」と言う旗本(高200俵)に嫁ぎ、
郷里との実家とのやりとり「女筆」を掘り起こしたものである。

著者は亡くなった私の母と5歳しか違わない。
そして、著者は私が10歳ごろの時に、最初の小林家の古文書調査を行っている。
私は今、この息の長い一生の研究に圧倒されている…。



だが、私の現実は、
切れたカバンの取っ手を直したり、


近頃私のブログではヘナの検索が多くて、
私も、今日はサボっていたヘナをしたり、(せめて、気分はチチアンの赤毛のアンw)



雑念ばかりで、学問には戻れそうにもない、(そういう話しをする仲間すらいないが、)










沢山の好きを、衰えた脳でうんうん読んだり、考えたり、
へたくそでも奏でたり、
そういう時間を少しずつ、取り戻しだした。

それが、なんになるっていえば、何にもならないけど、
私の気持ちが、しない時より、遥かに幸せであることは確か…。
コメント
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