ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

時空を旅する

2018-05-20 09:41:38 | 日常
快晴。22-13℃
あたかも、秋晴れのような空と気温だった。





空を見ていて、思わず、
「ちぎれ雲は 風に軽く 空を流れる」と、
口ずさんでしまった…。
当時の学校の音楽教科書に掲載されてた『夢をのせて』という歌である。
取り立ててこの曲を好んでいたわけではない、
だが、下のパートも覚えている。(基本、男性パートが得意)
子供の時って、スポンジのような吸収力なんだろうな…。


「夢をのせて」

中山知子作詞・市川都志春作曲

ちぎれ雲は 風に軽く
空を流れる
陽射し浴びて ゆれるゆれる
朝の木立よ
あふれ来る光を
歌おうよ 僕らも
やがてやがて 夢をのせて
高く響けと

丘に立てば 入り日赤く
海のかなたを
しぶきあげて 進む進む
船の姿よ
憧れる世界を
歌おうよ 私も
やがてやがて 夢をのせて
遠く響けと

合唱曲 「夢をのせて」


チロリアンランプは名前が可愛い。




そして、タマリスクが気がつけば、返り咲いていた。


カラス夫婦には、今日は会えなかった。






晴天ゆえ、首都圏から我が房総半島には沢山のレジャ―客が押し寄せてきた。
道は渋滞している。
私は逆に、首都圏に遊びに行っても良いのだが、もうひと踏ん張りと練習と読書をしていた…。









ようやく、苦手を克服できる!
次に進める歓び!



それでも、基本立ちっぱなしで、長時間練習していると疲れるのだ。

昨日記事にした「武家に嫁いだ女性の手紙」を休憩しながら読む。



一人の女性の一生の、残された手紙から掘り起こした地道な検証であり、
取り立てて派手なストーリー性も無い、
当時のお金の換算や、借金がいくらとかが、延々続く。
ヒットした「武士の家計簿」に、少しだけ通じるものがあるかな。
(東京小石川は解るのだが、まず岡山の風景が私にはわからないし。)

今から200年前の文化年間のある日に、
万喜(推定18歳?)は父とともに出雲往来を東に向かい江戸へ向かう。
万喜はすぐに両親と再会できると思っていたのに、
再び岡山に里帰りすることはなかったのである。(享年66歳)

何回も繰り返すが、
面白い歴史小説と違い、ひたすら地味な検証であり、
だが、
こういう縁の下の時代検証があるからこそ、
それが参考文献となって、面白い歴史小説が出来るのである。
そして、私は有名な歴史小説にはほぼ興味が無く、
この縁の下の作業を読むのが大好きなのだった。

(私は学生時代にバイトと言う物はしたことが無く、唯一していたバイトと言えば、勉強を兼ねての古文書解読、教育委員会の町史編纂ばかりでした…。)

私は大学4年の時に倉敷の大原美術館に行ったのですが、
その頃から、この小林家の古文書調査がなされていたのかと思うと、感慨深かったです。
その感慨には、ボヤボヤ過ぎた日々の後悔やら、憧れやら。
だがそれをバネに、今後をよりよく生きるしかないワケです。




音楽も読書も楽しめた、
一日が過ぎていく…。

近頃は、タイムカプセルを開けてしまったような気分。
楽器演奏は、古い記憶を呼び覚ますと検証されている。
だが、今日は立ち姿を褒められたし、
脳以外、身体に良いことも一杯ある。

何故か、どっと学生時代を思い出し「学生王子のセレナーデ」を連想。大好きだったな、この曲。
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学生王子のセレナーデ Serenade from "Student Prince" Romberg


Serenade from The Student Prince
コメント (2)
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