ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

愛するもの

2018-05-06 00:13:22 | 日常
快晴。28-14度。
夏日の予報。

早朝の月。


毎朝、私のベットの下に、
やいやいがきちんと正座をして、
私の手が伸びて、いずれ撫でてくれる事を信じて、静かにじっと待っている。

(※場所は違いますが、毎朝こんな感じで)

その目には忍耐と信頼が浮かんでおり、切なくなる。

私も、こわばった身体を寝床で動かしながら、
苦労した野良猫が、人の愛情を期待をして、私をのぞき込む姿に、

ああ、「今日も無事だったのだね、」と思い、
(※脾臓が圧迫されてトイレ後嘔吐、その後、私のベットの下に正座のパターンなので、)
避けられない将来の別れを想うと、
どうしようもない気持な事は確かである。

以前のように猫について綴る気力がなくなったとはいえ、
動植物に対する愛情は、以前のままだ…。

月日はあっという間に経過していゆく、
助けられた猫も、助けた飼い主も老いてゆく、
様々な出会いと別れも、無駄に思えた回り道も、必然だったと思う。

暑い5月の午後は過ぎてゆく、





レモンやジャスミンの花の匂いとともに。

冬の間、あれだけ、待ちわびた季節だ、
今は、この過ごしやすい季節を、全力で味わえば良いのだと…。


薔薇の木に、薔薇が花咲き




ベビーキウイにも花がついている。



大きいのが雌花。

猫ベットを洗い、鳥の世話をし、










掃き出した餌に来る、キジバトのカップルを眺め、




猫を相手に、毎日練習。




奥に見える本は、ジェイン・オースティン「マンスフィールド・パーク」
いささか、練習に疲れて広げた途端に、
オースティン節というか、そこにはむせる様な「高慢と偏見」の世界が広がった…。
そこから、傾向は違うのに、
ジェインが生涯独身で牧師の家の娘だった事から、
同じ境遇のブロンテ姉妹迄にまで思いをはせた。ヒースの荒野を。
結局のところ私は、女流作家(特に英語圏の)が好きなのである。

さて、
調弦はチューナーでは合っているのに、今日は音が変でかなり悩んだ。
そして、朝晩爪をやすりで磨くのだが、今日は忘れていた、
爪が1ミリ伸びているのに気がついて、
映画「ミュージック オブ ハート」や、師匠の言うように深爪をしたら、かなり音が戻った、
この楽器は、コンマが物をいう世界なのだから仕方がない。
首と手はお洒落は出来ないのだ。
音楽を奏でられる手なら、外見など構わない。
体は若返った、実年齢より-15歳若返った(※タニタの体重計ですが)



ラーファソ ラーファソファー ラシドレミファソ ファーレミファソラシラソ ラファソラ
カノンはこの部分が何とも美しく、
ここを弾いていると、もう何も望まない。
ああ、私、生きていて良かった!なんて、しみじみと思うのだ…。
失われていた文学や音楽への愛が再び、
そして、残された動物達と共に、と思うのだった。















おまけ
イギリス文学は好きですね。特に、ブロンテ姉妹は。

捨てられなかった、古い本を引っ張り出してきた。



1世紀ぶり夜空で“競演” 木、土、火星が相次ぎ最接近、同方角に 
コメント (3)
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