ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

蜜源  キンカン

2011-07-08 22:25:31 | 蜜源植物

キンカンの花が咲きました。

写真を撮りに行ったときは、ミツバチはきていませんでしたが、ミツバチが大好きな花です。

クマバチもよく、来ています。

 

  

とってもよい香りがします。

 

巨木 シリーズ

赤目四十八滝でみつけた「桂」です。樹齢300年とありました。

「桂」は甘いよい香りがすると友人に教えてもらいました。

これまで、なんど桂の新緑、紅葉を見に行っても、良い香りにえあったことがなかったのですが、今回「これかな?」と思う香りがしました。

「どこかでバームクーヘンをやいているの?」と思う香りですが。いかがでしょう?

幹回り 8メートル・高さ13メートルと書いてあります。

  

 

 


巣箱のあく出し

2011-07-07 20:33:00 | 巣箱の管理

今年の分蜂。

第1群から3群が分蜂したのですが、3つとも定着してくれず、2つは逃亡、1つは無王群で消滅していましました。

なぜ、逃げられたのか、先輩方にもいろいろ、意見をいただきました。

一番、考えられるのが、「巣箱のあく出し」が充分でなかったということ。

私たちとしては、しっかりあく出ししたつもりだったんだけど、みなさんにお聞きすると、全然足りない。

それで、来年に向けて、やり直し。

子どもも孫もいないのに、大きなビニールプールを買いました。

巣箱をプールに沈めて、あく出しをします。ブロックやレンガで押さえておきました。

雨が降っているので、雨さらしにしています。

ここでも、雨にさらして。

ビニールバスケットも今では、巣箱のお風呂。

とにかく、あくをしっかり出して、来年は逃げられないように。

 


砂糖蜜の給餌をしました

2011-07-05 21:15:27 | 飼育日記

第2群はなかなか元気が出ません。

蜜源が少なくなると、ハタラキバチが出かけることが少なくなると書いてありますが、第1群は元気に出ているから蜜源はまだあるのだろうと思います。

やはり、第2群の元気がない、ということでしょうか。

今年は、砂糖蜜での給餌はやめようと思っていましたが、くず蜜も残り少なくなり、今日は砂糖蜜をつくりました。

(1:1.2(水:砂糖)の砂糖蜜をつくりました)

第2群の巣箱に入れました。

昨日入れたくず蜜には、ずっとミツバチがくっついたままです。

とっくに蜜はなくなっていると思うのですが、どうしてでしょう。

採蜜のあと、くず蜜を給餌したときは、蜜がなくなると、とたんに近寄らなかったのですが。不思議です。

こうやって、砂糖蜜とくず蜜を並べて入れました。

砂糖蜜には、あまりハチが来ません。

ハチミツと砂糖蜜では、ハチミツの方がいいに、決まっていますよね。

 

「ミツバチの天敵、シオヤアブだ!」と写真を撮ったのですが、調べてみると「トラフムシヒキ

蛾を仕留めたところでした。

それから「モリアオガエルの卵じゃないし」と思いつつ、写真をとったら、「マダラアワフキ」でした。

  

杉林でみつけたから、間違いないと思います。

どちらも三重県赤目四十八滝でみつけました。


蜜ろう をつくりました

2011-07-03 20:40:57 | 飼育日記

5月に採蜜した残りの巣を、ミツバチに餌として与えました。

ミツバチが残りの蜜を吸ってしまった、カスカスになった巣をとかして「蜜ろう」をつくります。

1 カスカスになった巣を水に入れ火にかけます。     2 溶けてきました。

  

3 浮いてきたごみを油こしですくい取ります。    4 こんなにきれいになりました。

  

5 そのまま、冷やすと、蜜ろうになります。     6 ほら、こんなふうに。

  

これを再度、とかして、ろうそくを作ります。

キリスト教会では蜜ろうのろうそくを使うので、「すす」が出ず、ステンドグラスがすすけない、のだそうです。

そうか、和ろうそくは、すすがいっぱい出て、仏様は黒くなっておられるものね。

シュタイナー教育で使う、蜜ろう粘土はワセリンと混ぜて。

リップクリームなどの化粧品もつくれるようです。

よい香りがします。このなべを庭に置いておいたら、ミツバチがやってきました。

我が家では、これをとかして、巣箱に塗っておきます。

来年、分蜂群が入ったときに、「いい巣だなぁ」と思って定着してくれるように。

(でも、今年もそうやって、準備しておいたんだけどね。)


巣箱を夏仕様にしました

2011-07-02 19:07:37 | 巣箱の管理

何をしていても、おもわず「暑い」と言ってしまう、毎日ですね。

これからの3ケ月は、ハチにとっても大変な季節です。

巣箱の中は、気温より高く、巣のろうがとけて、巣が落ちる心配があります。

先日、ブログに紹介した空の巣。

第3群 空の巣 

巣を箱から出して、箱の中とは逆に(巣が上を向くように)置いておきました。

昨日見て、びっくり。こんなになっていました。

暑さのために、ぐにゃあと曲がってしまったのです。

巣箱の中でこんなことが起きたら、たいへんです。

巣が落ちたら、ミツバチはみんなで逃げて行ってしまいます。

そこで、巣箱を夏仕様にしました。

  

これは、後ろ(北)側です。

この部分は、取り外しができる板がはめてあるのですが、それを網戸に替えました。

観察窓は南も北も、網戸のままにしてあります。

これで、ずいぶん風が通るはずです。

 

気温が高くなると、ハチは巣箱に水を運んで、羽根をふるわせ、巣箱内の温度を下げる行動をします。

だから、巣箱のそばには、水が用意してあります。(水道水はNG)

天気予報が毎日、気になります。