5月に採蜜した残りの巣を、ミツバチに餌として与えました。
ミツバチが残りの蜜を吸ってしまった、カスカスになった巣をとかして「蜜ろう」をつくります。
1 カスカスになった巣を水に入れ火にかけます。 2 溶けてきました。
3 浮いてきたごみを油こしですくい取ります。 4 こんなにきれいになりました。
5 そのまま、冷やすと、蜜ろうになります。 6 ほら、こんなふうに。
これを再度、とかして、ろうそくを作ります。
キリスト教会では蜜ろうのろうそくを使うので、「すす」が出ず、ステンドグラスがすすけない、のだそうです。
そうか、和ろうそくは、すすがいっぱい出て、仏様は黒くなっておられるものね。
シュタイナー教育で使う、蜜ろう粘土はワセリンと混ぜて。
リップクリームなどの化粧品もつくれるようです。
よい香りがします。このなべを庭に置いておいたら、ミツバチがやってきました。
我が家では、これをとかして、巣箱に塗っておきます。
来年、分蜂群が入ったときに、「いい巣だなぁ」と思って定着してくれるように。
(でも、今年もそうやって、準備しておいたんだけどね。)