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ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

センダン・ユリノキが咲きました

2012-05-22 22:00:29 | 蜜源植物

先週から、ユリノキが咲きはじめました。

下記の「蜂から見た花の世界」によると、大量の蜜は花弁の橙色の部分から出るとのこと。

確かめてみなければ。

 

ユリノキ (「蜂からみた花の世界」より抜粋) 

主に蜜源、ただし花粉も  きわめて優良。頻繁に利用される。良い。よく利用される。

学名(属の名)がLiliodenndoron で、英名はチューリップツリーである。

花は色といい、大きさ、形といい、本当にチューリップと似ている。

葉の形が袢纏ににていることから「ハンテンボク」の名もある。

原産は北アメリカだが、岩手県や東京の日比谷公園などでは多く植栽され、

重要な蜜源樹となっている。

もう30年も前のことだが、小岩井農場で採れた純度の高いユリノキの蜜を味わったことがある。

特有の甘い香りがあり、食べやすく、しかも個性豊かな逸品であった。

この蜜がいったいどこから分泌されるのか長年不思議に思っていたが、最近になって花弁の中央部、

橙色の模様のある部分から分泌されることを知った。距に変化した場合は、別として花弁から蜜を

分泌する例は珍しい。花期は東京では5月初旬。

 

日本で最初のユリノキは東京、上野の国立博物館の正面玄関前にありました。

元祖 日本のユリノキ 見つけました

きっと、満開だろうと思います。

 

センダンも咲きました。

センダン (「蜂からみた花の世界」より抜粋) 

主に蜜源、ただし花粉も。  補助的に。ときどき利用される

暖地に自生し、アカシアの跡、梅雨前のちょうどカキの花と同時期に咲く。

ハチは比較的好んで訪花するが、群がるほどではない。果実や樹皮は

苦味成分を含み、駆虫剤などにも用いられる。名の由来は樹皮の灰汁で

一時に「千段」もの白布を染められたことからという。

なお、「栴檀は双葉より芳し」と言われる栴檀はビャクダンのことで、

本種には芳香はない。

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ニセアカシア  ツブラジイ の花が咲きました

2012-05-13 21:10:55 | 蜜源植物

分蜂も終わり、ミツバチは朝から一生懸命、仕事に出かけています。

本当に良い季節です。

 

「アカシアの蜜」の蜜源の「ニセアカシア(ハリエンジュ)」が咲きました。

(写真はクリックすると大きくなります)

 

ニセアカシア(ハリエンジュ)   「蜂から見た花の世界」より抜粋 

(きわめて優良 頻繁に利用される 主に蜜源 ただし花粉も)

北アメリカから明治初期に渡来。花は、純白に近いく、まとまって咲いている場合は壮観だ。

ニセアカシアのハチ蜜は日本では、レンゲに次いで人気があり、終了も多い優良蜜源樹。

蜜は薄い色に特徴があり、味はまろやかで癖がなく、適度な芳香もあって美味しい。

 良く根をはること、また根粒菌との共生で窒素分の少ない土壌でも育つことなどから、治水事業の

一環で大切にされてきた。しかし、最近では外来種で繁殖力が旺盛すぎることから、本来の生態系に

影響を及ぼすとして、外来種規制法(2007年施行)で「別途総合的な検討を進める緑化植物」の

ひとつとされた。

 

今日は、「秋晴れ」のような高い空に雲がありました。

<車窓から>

山にツブラジイの花が咲いています。みどりの中に見える金色(うすい黄色)の木です。

ツブラジイ 蜂から見た花の世界」より抜粋 

(きわめて優良 頻繁に利用される  主に蜜源 ただし花粉も)

幹に縦の大きな割れ目ができないことでスタジイと区別される。

ツブラジイはよく流蜜し、時としてハチの羽音がうなるように聞こえる。

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ブロッコリーに訪花していました

2012-05-04 19:29:31 | 蜜源植物

庭の畑のブロッコリーの花に訪花していました。

やっぱり、菜の花は大好きですね。

大きな花粉だんごを付けていました。

 

 

(写真はクリックすると大きくなります)

 

南信州 昼神温泉周辺は「ハナモモ街道」と呼ばれています。

散り始めでした。

公園もハナモモでいっぱい。文字どおり「桃源郷」です。

  

山の向こうの集落でもハナモモが満開です。

道路の脇にもハナモモが。

信州そば屋さんの駐車場にもハナモモです。

肌寒い日で、分蜂はないだろうと、ハナモモを見に行ってきました。

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公園のサクラにミツバチがたくさん来ていました

2012-05-02 21:01:16 | 蜜源植物

朝、公園の前を通ると頭の上で羽音がします。

(写真はクリックすると大きくなります)

公園にはサクラがいっぱいです。

耳を澄まし、目をこらすと、ミツバチが来ています。

 

でも、カメラにはなかなか収まりません。

公園一帯から、羽音が聞こえます。小さな羽音ですが。

やっと撮れました。

蜂から見た花の世界」より抜粋

サクラの仲間では葉柄部などにも蜜腺があって、そこからも蜜が分泌されるので、

ときおりこれを覚えて通うハチも見かける。ただしこれらの蜜腺からの蜜の分泌は

葉が若いころに限られ、本来の目的はこれにより「ガードマン」役のアリにパトロール

をさせ、若い時に葉を害虫の食害から守るためと思われる。

 

残念なことに・・・・

我が家の庭にいた3つの分蜂群のうち、2群が逃去しました。

去年の逃去のタイミングと重ね合わせ、考えているのですが、

30日のキンリョウヘンでの分蜂がそのきっかけになったように思います。

この狭い庭の中で、元巣に近い分蜂群と、さらに分蜂する騒ぎ。

どうも、ここに無理があるような印象です。

残る1群。キンリョウヘンに集まった群もまだ落ち着きません。

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ユリノキのあかちゃん

2012-04-20 22:15:01 | 蜜源植物

最大の蜜源といわれるユリノキ。

そのユギノキから あかちゃんのような かわいらしい葉が出てきました。

この葉の出てくる真ん中に花芽がつくのではないかと思います。

 

(どの写真もクリックすると大きくなります)

ハンテンボクという別名はその葉っぱが袢纏の形をしていることからです。写真を大きくしてごらんください。

 

オスバチもたくさん出てくるようになりました。

ヨタヨタという歩き方は後ろ足が長すぎるからではないかとみています。

春のハチになって、みんな黄色くなってきました。

あと、数日で分蜂だと思います。

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ヒサカキに訪花しました

2012-04-11 20:18:15 | 蜜源植物

今日は全国的に雨。いっとき、激しく降りました。

でも、当地は今日の雨では、桜は散りませんでした。(ホッ)

 

まだ、ヒサカキの匂いが漂ってきます。

ヒサカキについては、2回書きました。

薄いアイボリー色花粉だんご  ヒサカキ  3月24日

ヒサカキは「インスタント塩ラーメンの粉末スープ」の匂い  4月1日

でも、ヒサカキに訪花する写真は撮れなかったのですが、やっと撮れました。

 

後ろ脚で枝をしっかり捕まえて、舌を出して、蜜を吸っています。

後ろから見ると、花をつかんでいる脚の様子がよくわかります。

 

今日の「源平しだれハナモモ」2012年4月11日

ずいぶん咲きました。

あっちも、こっちも桜が満開です。(ハナモモの下の巣箱はからっぽです)

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ヒサカキは「インスタント塩ラーメンの粉末スープ」の匂い

2012-04-01 19:20:39 | 蜜源植物

3月24日のブログに書いたヒサカキ

薄いアイボリー色花粉だんご  ヒサカキ

ヒサカキの匂いのことを、我が家では、「桜が咲く匂い」と言っています。

 

先日出かけた公園で見つけたヒサカキは一面につぼみや花がびっしり付いていました。

あまりたくさん付いているので、つぼみではなく、虫が付いているのかと思ったほどです。

ヒサカキ

Wikipediaでは、その強い匂いのことを次のように書いています。

強い芳香を放つ。この芳香は一般的な花の匂いとは大きく異なり、都市ガスやたくあんに似た独特の匂いである。

関西のテレビ番組「探偵!ナイトスクープ(2009年5月15日放送分)」によると、

「インスタントの塩ラーメンの粉末スープのにおいに似ている」とのこと。

確かに、インスタントラーメンの粉末スープの袋を開けて、直接匂いを嗅いだという感じです。

匂いを表現するのは、難しいのだけど、面白いことを思いつくなぁと感心しました。

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一面の菜の花 セイヨウミツバチの羽音に驚きました

2012-03-29 22:49:34 | 蜜源植物

一面の菜の花畑。

 

同じ敷地にイチゴのハウスがあり、ポリネーションのためにセイヨウミツバチを5箱飼っているとのこと。

菜の花畑には、セイヨウミツバチの羽音が響いていました。

カメラのワンショットの範囲に数匹のミツバチが入ります。こんな経験は初めて。

食用菜の花の花は大きい。ミツバチも仕事のし甲斐があるというもの。

 

菜の花の花粉だんごの色が、花びらのような真っ黄色ではありません。

以前、菜の花に訪花している写真を撮ったときは、真っ黄色だったのですが。

菜の花の種類でちがうのでしょうか。

 

ミツバチと戯れているような気持ちになって、幸せな時間でした。

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河津桜へ訪花するセイヨウミツバチ

2012-03-27 20:06:17 | 蜜源植物

河津桜が満開だと聞いて、出かけましたが、満開は2~3日前とのこと。

もう葉っぱが出ていましたが、とってもきれい。

  

そして、セイヨウミツバチが訪れていました。

風が吹いてきても、手で花を持っても、桜に頭を突っ込んだままです。

 

訪花の様子を観察していると、花によって滞在する時間が違うように感じます。

菜の花はとっても短い時間で花から花へと移っていきますが、

桜は菜の花よりもゆっくり滞在するようです。

 

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元祖 日本のユリノキ 見つけました

2012-03-20 20:29:58 | 蜜源植物

東京上野。東京国立博物館

雨が降り、特別展もないので、静かな1日です。

「本館正面の大きなあの木はなに?」

「あの枝ぶりはケヤキじゃないし」

と近づいて、立て札を見ると、ユリノキでした。

ユリノキは大木になるとは知っていましたし、相当に大きな街路樹も見たことはありますが、

こんなに大きなユリノキは初めて。

それもそのはず、掲示に

「明治8.9年渡来した30粒の種子から育った1本の苗木が明治14年に現在地に植えられたと言われ、

以来博物館の歴史を見守り続けている。東京国立博物館はときに「ユリノキの博物館」「ゆりの館」などといわれる。」

と書いてあります。

つまり、日本で最初に植えられたユリノキのうちの1本ということ。

ミツバチを飼っている人は、ユリノキは大好きな、憧れの木。

とってもたくさんの蜜を出してくれる蜜源植物だから。

ミツバチ飼いだから、元祖日本のユリノキに出会えて、とっても嬉しかったです。

大きな大きな1本です。

今日(3月20日)から始まった

東京国立博物館140周年 特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」が6月10日までだから、

5月下旬に花が咲くころは、特別展に並びながら、花が見られるかな。

それから、雨の中の、国立東京博物館内の「法隆寺館」周りの美しい風景です。

柳の芽吹きの向こうに白梅、紅梅が美しいです。

 

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菜の花へ訪花

2012-03-08 16:28:46 | 蜜源植物

3月8日  ミツバチの日   午前11時  15℃

今日は、菜の花に訪花しているミツバチを見つけに行きました。

いたいた!!

花びらと同じ黄色い花粉だんごをつけて、一生懸命集めています。

蜜源の本「蜂からみた花の世界」より

<ナタネ類>【アブラナ科】 蜜・花粉源

ナタネの蜜腺は緑色で4枚の黄色い花弁の付け根に主蜜腺と副蜜腺が

2個ずつ配置されている。

ナタネのハチミツは良質だがきわめて結晶しやすい。

これは蜜の糖組成のうちブドウ糖が多いからで、果糖が多いと結晶しにくくなる。

ただし、「ナタネ蜜」の結晶はきわめて細かく、結晶化しても舌触りは悪くない。

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早咲き 菜の花に訪花していました

2012-01-23 20:50:21 | 蜜源植物

東京方面は冬将軍到来の報道ですが、当地は、暖かでした。

11時半、12.5℃です。

戻って来る多くのミツバチが、花粉団子を付けて来ています。

       オレンジ                と       黄色

 

オレンジはつばき、さざんかでしょうか。 

黄色は、菜の花かしら、と思って、近所(直線距離で500メートル)の早咲き菜の花畑を

見に行きました。

いた、いた!!

 

ハナアブ(シマハナアブ)も来ていました。

 

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皇帝ダリアに訪花 Ⅱ

2011-11-28 23:01:49 | 蜜源植物

皇帝ダリアへの訪花を見つけました。

先日はハチ仲間に送っていただいた写真をアップしましたが、今回は自分で撮った写真を切り取って大きくしてみました。

 

昨日の香嵐渓、紅葉狩り

道路が渋滞するからと、朝早く出かけ、到着が8時半。

山ぎわでは、まだ霜がとけていなくて、道ばたの草々の霜がとってもきれいでした。

 

この霜がとけて茅葺屋根から湯気が立っていました。山里の朝の雰囲気がただよっていました。

 

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皇帝ダリアに訪花

2011-11-20 21:10:24 | 蜜源植物

あちらこちらで、皇帝ダリアが咲いています。

「皇帝ダリアには、ミツバチがやって来る」と聞いたので、双眼鏡でのぞいてい見ると、「いる、いる!」

でも、私のフツーのデジカメでは到底写せません。

そしたら、「皇帝ダリアが咲いていると車を止めて、写真を撮る」と話していらしたミツバチ仲間が

写真を送ってくださいました。青空のもと、とってもきれいに撮れた写真です。

います、います。よく見てくださいね!

 

ダアリ(主に花粉源、ときどき蜜も)

完全な八重のものでは訪花はないが、通常のものでは、ハチはよく行く。

(「蜂から見た花の世界」から抜粋)

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秋の蜜源 ビワ

2011-11-13 20:28:50 | 蜜源植物

秋の蜜源、ビワの花にセイヨウミツバチが来ていました。

 

 

頭を突っ込んで、一生懸命です。

 

つぼみはビロードのような毛に包まれています。

ビワ(良い 主に蜜源・ただし花粉も)

晩秋から冬にかけての蜜源。開花期は11月から3ケ月にも及ぶ。この間偏ることなく、少しずつ花を咲かせる。

(「蜂から見た花の世界」から抜粋)

 

この本によれば、香川県で「ビワ蜜」というビワの花の蜜があるとのこと。(写真あり)

 

越冬期なので、普通は採蜜はしないが、と書いてあります。個性的な逸品とのこと。

 

 

隣に咲いていた花にもセイヨウミツバチの訪花がありました。

 

 

黄色い花粉ダンゴを付けて、がんばっていました。

 

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