東京上野。東京国立博物館。
雨が降り、特別展もないので、静かな1日です。
「本館正面の大きなあの木はなに?」
「あの枝ぶりはケヤキじゃないし」
と近づいて、立て札を見ると、ユリノキでした。
ユリノキは大木になるとは知っていましたし、相当に大きな街路樹も見たことはありますが、
こんなに大きなユリノキは初めて。
それもそのはず、掲示に
「明治8.9年渡来した30粒の種子から育った1本の苗木が明治14年に現在地に植えられたと言われ、
以来博物館の歴史を見守り続けている。東京国立博物館はときに「ユリノキの博物館」「ゆりの館」などといわれる。」
と書いてあります。
つまり、日本で最初に植えられたユリノキのうちの1本ということ。
ミツバチを飼っている人は、ユリノキは大好きな、憧れの木。
とってもたくさんの蜜を出してくれる蜜源植物だから。
ミツバチ飼いだから、元祖日本のユリノキに出会えて、とっても嬉しかったです。
大きな大きな1本です。
今日(3月20日)から始まった
東京国立博物館140周年 特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」が6月10日までだから、
5月下旬に花が咲くころは、特別展に並びながら、花が見られるかな。
それから、雨の中の、国立東京博物館内の「法隆寺館」周りの美しい風景です。
柳の芽吹きの向こうに白梅、紅梅が美しいです。
「ユリノ木博物館」なんていい名前
私のウオーキングコース竹馬川沿いにも3・4本植わってます。
毎年花の咲くのが楽しみです!
ウォーキングコーズにあるとは幸せ。
「もう、咲くかな?」とドキドキしながら、散歩ができますね。
私も1本知っているのですが、残念ながら、我が家のミツバチの仕事の範囲より遠いところなので、蜜をいただくことはできません。