ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

ムジュングゥ

2009-03-13 19:03:34 | ウガンダ / 日々のこと
ムズングっていうのはこっちの言葉で白人ってことで、子どもだちがこのムズングを発音すると、

「ムジュングゥ~!ハァゥワァユゥ~!(ムズング、How are you?)」



ってご覧のとおり、あっという間に子どもたちに囲まれる(笑。
この子たちは私の通勤途中で毎日会う子どもたち。ハナタレ小僧だけどちゃんと手を出して挨拶できるからかわいくって仕方ない。

私は、「チャイニーズ!」って叫ばれるより、「ムズング!」って呼ばれた方が気分がいい。
まず「ジャパニーズ!」って最初に言われることはないですからね。
だから、「チャイニーズ!」って叫ばれたら、「私はチャイニーズじゃない!」って叫び返す。
とりあえずソロティではこうやって言い続けて、今後私のことをチャイニーズとは呼ばせないぞっって気満々です。
最近、少しずつ成果が出てますよ。ソロティ以外ではとりあえず無視。

でも、「ムズング!」って呼ばれるとついついニコッてしちゃう。
特に子どもたちは直で無邪気でムズング大好き!って気持ちがすごく伝わってくるから。
で、私もあまり道草くってられないので(特に朝)ちょっと一緒に遊んですぐに「バ~イ」するわけですが、これもまたかわいい!

「バァ~イ!バァァ~イイ!(Bye.)」



って名残惜しい気持ちで、私は毎日出勤するわけです。

帰宅途中、私の2本の手はすぐにこの子たちの手でいっぱいになります。
ひとつの手に3人ずつぐらいで手をつないで、仕事の疲れもぶっ飛びます(笑。

いつまでもこの笑顔を見ていたいね♪




救急自転車?

2009-03-13 02:35:12 | ウガンダ / しごとのこと
先日、JICAの健康管理員の方がソロティに来られて、一緒にソロティ市内の病院を回ってきました。

今回の病院視察は、もし!万が一、私たち自身が病気になったら・・事故にあったら・・どうする??
というエマージェンシーケースを想定してのことだったので、また違った角度から病院を見ることができました。

ここソロティで一番大きな病院といえば、やっぱりこのソロティ病院。でも、日本同様スアッフの数も足りていないし、外来は相当待ちます。
なので、ちょっとお金のある人は、お金を払って同病院のプライベート病棟に行くか、もしくは町のプライベートクリニックに行くことになります。
町中のクリニックを2つ見てきましたがどちらも患者さんで長蛇の列。あらら・・。
クリニックの医者は、全員ソロティ病院から来ている医者なので、結局は医者がどこにいるか?によって、
結論は直接医者の携帯に電話する!ってこと(笑。
とりあえず、マラリアの検査や一通りの血液検査、レントゲン等はこの町でも十分対応できる感じです。薬も十分あります。

とはいえ、働いててなんですが、ソロティ病院には絶対入院したくない!!
なのでとにかく病気しないようにして、万が一の時も家で療養させてください・・ってお願いします(笑。
健康だからこそ!病院で働けるってもの。

町の病院はこんな感じですが、同期隊員でソロティタウンから自転車で1時間ほど走った村に住んでいる隊員がいます。
今回初めて、村のヘルスセンターの視察も兼ねて行ってきました。
村には井戸がありますが、電気はありません。そんな隊員のうちを見させてもらって、とても生活感が溢れていたので関心してしまいました。
食料もほとんど手に入らないので、彼は片道一時間チャリを漕いで町に買出しに来ます。
ヘルスセンターに私のような医療機器隊員は必要ないと思うので(医療機器が存在しない)、
実際私が村に住むってことはないハズですが、私だったらできないだろうなぁ~。

実際、ヘルスセンターには医者はいなく、機器といっても体重計と壊れた血圧計くらいしか見当たりません。
建物は新しくて、ソロティ病院よりもきれいでここなら入院できるなと思ったほどだったんだけど・・。

それから、この村の救急車↓↓



BICYCLE AMBULANCEって書いてありますよ!救急自転車?