ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

マサカのムラゴ病院

2011-07-13 01:16:01 | ウガンダ / しごとのこと
昨日今日と2日間で一通り病院内を回った。
ソロティ病院よりも倍くらい大きく350床規模の病院で。
丘の斜面に建てられているため、院内は坂や階段が多い。敷地もやたら広い。その分、眺めがとっても良い。

私のsupervisorである看護師長とは、去年、東部の病院を対象に行われたユーザートレーニングのときにお会いし
顔見知りだったので、すぐに打ち解けることができたのが良かった。

病院に行くと初日に、事務局に私の活動スペースとパソコンが用意されていた。
ソロティでは一年半かかってようやく手に入れた活動スペースがあっさり、与えられた。
活動内容も大かた決まっている。
マサカ病院は、「中央ウガンダ地域医療施設改善計画」が予定されており、施設の建設に関しては現在進行中である。
来年の3月、施設の受け渡しと同時に医療器材も搬入される予定で、それらの機材が効果的に使われるような
システム作りが求められている。
看護師長は、以前保健省に勤務されていてウガンダ国の医療機器ガイドライン作成に携わり、ナショナルトレーナーでもある。
そのため、ユーザートレーニングやメンテナンスの必要性に関して大変理解がある。
これまで一人でやってきたけれど、今あなたが来てくれて二人で一緒にやっていけるので本当に嬉しい、
と話してくれた。
ワークプランをニ人で話し合った結果、
まずは私はこの病院に慣れたいので、一つずつ病棟を回ってinventoryを作成したいと提案。
その中で機材の状況を把握し、ユーザートレーニングを計画していこう、とagreed。


ソロティ病院で自分自身が見つけたものが、ここマサカ病院で認められて今、私がここにいるような気がする。
活動スペースもパソコンも、私がここで果たす役割も。あっさり与えられたように見えるけど
2年間、私がソロティ病院で過ごして得たもの、と思う。

その気持ちは忘れたくない。


***

町を歩いていて、あなたどこで働いているの?と聞かれるものだから
あっ、そこの病院だよ。と答える。
そしたら、あー、あそこのムラゴね!と言われるものだから
だーかーら!ムラゴじゃなくってそこのマサカ病院だってば!と言い返す。
(注:ムラゴとはカンパラにある一番大きいと思われる国立ムラゴ病院のこと)

あとで病院の人にその話をしたら、じぶんたちまであっさりとムラゴだ、って言い張る。
どうやらムラゴ病院のように大きいからムラゴなんだそう...笑