ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

Contiuning Professional Development

2010-02-04 02:12:49 | ウガンダ / しごとのこと
おっっ・・・と気付けばまた、”しごとばなし” から遠のいてる日々(汗。


ですが、今年に入り去年中から私の活動計画にもあったユーザートレーニングがスタートしました!

以前にも何となく勉強会らしきものを開いてはいたのですが、カタチとして残るものではなかったため
年末に行ったアンケート結果をレポート作成して、院長、看護部長、アドミンに話を持って行き病院全体で始めることに。

私としては以前のようにCNE(シスター主催で行ってる勉強会)に組み込んでもらえたらと思ってたのに
看護部のほうで今年前半期分のスケジュールはすでに出ていて、出遅れた感じ・・。

だったけど、CME(病院全体で行ってる勉強会)で組み込んでもらえることに。

題して、CPD(Contiuning Professional Development)
私の都合であったりなかったりですが、毎週水曜日の8:00am-9:00amでできる限り続けていければと。

最初のトピックはオートクレーブ(高圧滅菌器)
デモンストレーションをしたかったのに、初回から停電という始まりでなんとかトークで乗りきったものの・・



一番やりたかったことができなかったので翌週も、再び同じ内容で。
電気もあり(笑、無事デモンストレーションすることができました~。



同じくオートクレーブで3回目、はシスターの要望でもあったクリーニング方法とトラブルシューティング。
フィルター掃除は少しコツがいるため、少人数で前に来てもらって実際触ってやってもらった。


今回3回目を終えたところで、参加してくれるシスターの反応が少しずつ変わってきてる?と感じることがあって

たとえば、

○今日8:00amぎりぎりに病院に着いてしまった私・・。資料取りに院内を走ってるとあるシスターから電話が。
「みちこー、どうしたのー??もうみんな集まってるよー。」
って。時間通りに電話が来たことが嬉しかったし、時間通りに自分が行けなかったことが情けなかった。
たるんでるなー、私。気合い、入れなおさなきゃ!と肩を押してもらった1本の電話でした。

○毎回、重い機械を運んだり準備もろもろも全部自分でやってた私。
今日は看護学生さんたちが自ら進んでやってくれた。準備も後片付けも。
シスターも気を利かしてくれ、クリーニング用の布やガーゼ、水、トレーなど頼んでもないものまで準備してくれた。

○院内を歩いてると、
「Thank you for teaching us!」と言われることが多くなった。
「Thank you for coming!」返しします(笑。


勉強会は決して学校の授業のようにカリキュラムとして行われるものでもなく、勤務時間外を使って自主的に行ってるもの。
火曜の同じ時間にはシスターのCNEがあって、水曜のこの時間には私のCPD。
私はこの国特有の会議に出席したらソーダとアロワランスと・・・みたいなことは決してしない。

シスターひとりひとりの意欲がないと決して成り立たない勉強会、毎回30人弱のシスターや学生たちが出席してくれている。

「ここはアフリカ、ウガンダ、ソロティ。日本みたいに時間通りにはいかないし、日本人みたいに一回だけでは頭に入らない。決して私たちに疲れたりしないで、何度も繰り返し行ってほしい。」

看護部長の一言に感銘を受けた。

毎回、資料作りで大変だし、人に伝えるためには自分はもっと勉強しなくてはいけないし、さらに英語だし、
で、すごくすごく大変だけど、

でも、



ユーザートレーニングに前向きなシスターたちを見ていたら、できる限りのことを吸収してもらって
機械が壊れて使えない!直してくれない!どうにかして!ってストレスを溜めるよりも、
機械が壊れないように、正しい使い方!クリーニング!メンテナンス!

ほらっ、大事でしょ?!

ってことがいつの日か伝わることを願って、、
私は今日もまた、来週のトピックに向けて準備中です。