王林

2015-10-23 04:54:39 | 日記

 

 ふじりんごの葉摘みやっと終りスタッフ達の農作業の手伝いも終った。毎日の好天に恵まれ近くの里山は素晴らしい紅葉。王林も食べ頃の着色になって来た。赤く着色するりんごでない為一時人気のあった甘い青りんごの王林。葉摘み、玉廻し等の着色管理は要らなく手間の掛からないりんごで流行したが生産量が増え過ぎて安くなった。

 CーA冷蔵庫の保管して年明け長蔵りんごの販売で一時期値段が良かったが赤く着色りんごののふじりんごには叶わない。食べると甘くパリパリの食感で酸っぱみの無い香りの良い青が抜け黄色がかったりんご。この頃稀少価値になって来て愛好者から注文が増えている。栽培管理でも黒星、斑点落葉病等の病気には弱く他の品種より1回病害虫防除多く散布している。

 今年はサクランボの不作で収穫作業が早く終り王林の摘果は何時もの年より早く終った。お陰でりんごの玉の大きさは大きくなり収穫にも精が出る。朝の気温が低く色抜けも良く食べ頃の外観になって来た。秋晴れの中屋敷続きのりんご畑で収穫をする。

 畑の向こうは内を流れる押し切り川の堤防を挟んで里山。東斜面の急な崖山で朝日当たる午前中は素晴らしい紅葉で毎年王林の収穫で眺めている。急な斜面はに太い松、杉の大木は根を張る事が出来ず雪で倒木して落葉樹の雑木山。

 今が真っ盛りの紅葉の時期だが長く続いた秋晴れも週間天気予報では傘マークが出て来た。もう直ぐ落葉で美しい紅葉も段々色褪せが始まる。


葉摘み

2015-10-21 04:50:21 | 日記

 

今日で葉摘みは終る予定だったが午後からまさかの雨降りで仕事が中止で明日の持ち越す。今の時期の雨は冷たく濡れると寒くなり小雨でも仕事は出来ない。シルバー人材からの派遣労働者は少しの雨でも高齢者なので半端な時間でも仕事は止める。時折りの小雨程度の雨だったので少し濡れても我慢して葉摘みをするが日昏が早く残ってしまう。

 早い農家では早生ふじの収穫に入り捥ぎ始めている。我家ではこれから葉摘みが終った後は玉廻しの作業でそれから収穫に入る。顧客からの希望でゆっくり熟してからで良いからと騒がない。俺も雨が降っても早く終して玉廻しや王林の収穫があるので濡れた葉っぱを潜って元肥の散布をする。

 仕事を半端して止めると又明日も元肥散布をしなけれならない。元肥散布は腰が痛くなるので早く終そうと休憩無しで夕方までかかりやっと終了する。何時もより早い時間だが小雨なので暗くなるのが早い。

 夕飯には早い時間家内と一緒に公衆浴場に温泉風呂に行く。早い時間帯なので何時もの常連客とは違う顔ぶれで駐車場は賑わっている。まだ通勤者が仕事が終って入浴に来るのは早い時間。思ったより浴場は空いていてユックリ暖かい温泉風呂に入る。知り合いの仲間と雑談をしながらユックリと入浴した小さな至福の時間。


施肥

2015-10-20 05:49:23 | 日記

山郷の落葉樹、美しく紅葉が始まった。四季折々の美しく変化する里山秋晴れの雲1つない青空の紅葉も格別。この美しい景色も気温が下がり霜が降りる落葉が始まる。今年の週間天気予報では傘マークは無く気温も降霜の心配はない。

 今年は今までない美しい紅葉が長い期間眺められるようだ。りんごの葉摘みは急遽シルバー人材からお願いして終盤に入る。素人の農作業の手伝い人なので思うようには出来ないが我慢しながら短い期間なのでやって来た。真っ赤に色づいたふじりんご、王林は青味が抜けがかり黄色が多く変色してきて収穫時期に入って来た。

 落葉が始まる前、根っ子が働肥料分を吸い上げ葉っぱの光合成でまだ樹液が上がる。充実した来年の花芽を造る為毎年今の時期の元肥の施肥をやっている。春肥の元肥の農家もいるがこの辺りの果樹栽培は秋肥が中心。

 サクランボ、ラ、フランスは収穫が終っているがりんごがまだ重い実を付けているので枝は垂れ下がっている。その中を腰を屈めて1本毎に樹勢や樹齢等を勘案しながら散布する。


祭り

2015-10-19 05:01:48 | 日記

 毎年7つの氏子で持っている神社の祭りが18日に行なわれる。それぞれ祭りの準備に境内の掃除、幟旗掲揚の当番制で出役をしてやっている。200戸近い大きい、戸数20戸にも満たない小さいの氏子数。当番制も小さい同士で合わせて一緒に祭りの準備作業。

 大変な祭り準備の幟旗の竿建てと一緒に神社内で参拝者の応対がある。この当番は4年に1回輪番制で廻って来る。氏子総代は書くに2~3人戸数の割り当てて当たり任期はまちまちそれぞれのの対応。

 今年の当番が当たりその役目で早朝6時から打ち花火で祭り開始。太くて長い幟旗の竿建てで部落役員にお願いして一緒に竿建てをする。昔は旗竿は300mも離れた寺の床下の保管していたのを大勢の氏子達で重い旗竿を担いで運んでいた。曲がっている凸凹道を担いで運ぶ作業は大変だったが若い時分は面白かった祭り騒ぎ。それを人力でハシゴやロープを使って上手に建てて幟旗を掲揚した。

 今は地区内の業者にユニック車にお願いして竿を建ているので楽な作業。倒し時にも同じで西日が傾いた明るい時間帯に倒している。今年の祭り日は日曜日で素晴らしい秋晴れ。9時まで氏子総代が神社に集まり祭りの準備をする。神社は神社庁の届けてある立派な神社で12階級の証明書は額にはまっていた。

宮司さん、総代の纏め役や会計、世話人等の御偉いさん達が祈願祭の準備で10時に開始する。外は日差しで明るく暖かいが神社内は陽が射さないので気温は低く薄くらい。天井や床にはカメムシがいっぱい付いている。準備万端で神々しい神前で厳かに祈願祭も無事終り1日当番で4人で別当に役目を果たす。


紅葉

2015-10-18 05:05:30 | 日記

 果樹園の側の里山にも赤、黄色等の鮮やかな紅葉が降りて来た。昔はマツタケや雑キノコのシメジやモダシの宝庫だった里山。暖房や煮炊きの材料の薪、ワラビ、山栗、キノコ等があり勝手に入山出来なかった。松枯れ病で松の木が少なくなり雑木が生えて来た。

 時代の流れで燃料資材の薪を使う家庭はなくなり山にに行く地主はいなくなった。自分の山の境界も分からない山の持ち主が多く荒れ放題の里山。南斜面の里山にはいろんな広葉樹が生えているが手入れが出来ないので地面には陽が射さない。入山して中を通るにも雑木がいっぱい生えて日陰になってマツタケは勿論雑キノコも出ない里山。

 前は街場の人が遊びかてらにキノコ取りに入山していたがこの頃全然駐車している車もない。猿や猪が増えて近くの水田や果樹園に被害を与えている。時折り外国製の音の高い獣退散花火を打ち上げて追い払っている。毎年猪の被害が増えて来て餌探しの水田の畔を壊したり、軟らかい圃場に入り体中に泥を塗る為稲をめちゃめちゃに倒している。他人事でない獣被害だが実際被害農家でないと大変なのは分からない。

 四季折々の美しい里山で今は紅葉を眺めながらりんごの葉摘みをする。台風17号、18号の強風被害の擦れ傷、押し傷等の被害果はあるがまあまあのりんご。注文が毎日のように郵便、ファックス等で流れて来る。美味しいリンゴを届けようと爽やかな秋の日差しを浴びながら急ぐ。