脱穀

2015-10-16 04:15:13 | 日記

雨続きの天気だったがここ1週間はお日様マークの好天続きの予報で安心する。昨年の今頃は台風一過で大した被害も無くラ、フランス収穫で忙しかった。北海道には初積雪で今年と同じ天気だった。

 酷い雹害果で収穫時には正常果の選別は仕事は捗らないので夜に作業小屋で選別していた。顧客への販売は正常果が少ないので雹害果を分けて別に注文を取っていた。ふじりんごも同じで障害果なので値段は安価にして販売したが味には変わりは無く只傷が付いて外見が悪い。

 夏の降雹だったので表皮の生傷、穴はかさぶた状態になり腐れは止まっていた。見た目は悪い凸凹の形状でそれに雹害なので食べる時の表皮剥きは大変だっただろう。収穫作業は張り合いの無い仕事だったが販売した果物には苦情は1件も無く好評で販売で出来た。

 今年は台風による擦り傷が多いがまあまあ我慢が出来る自然災害。天気が上がり好天続きの天気予報なので急に杭掛け自然乾燥米の脱穀作業をする。脱穀後の籾、藁運びの軽トラックの運転には支障が無いほど圃場は乾いている。脱穀後の藁は酪農家飼料や敷き藁に使う為に全て分けてやる。脱穀機械も酪農家より借りて使っている。

 時代の流れで農家が減って特に畜産農家は少なくなった。若い頃から50代まで酪農家だったので仲間はいるが高齢者だけだ。脱穀後の藁は自動で結束が出来るので非常に楽な脱穀作業。

 稲刈り時の刈り取った稲を半日ほど刈り倒した状態で乾かしてから杭掛けした為に非常乾いている。雨で濡れるのを防ぐ為に1本毎に稲杭にはビニールカバーを掛けて乾かした稲藁、機械の調子は良く秋晴れの中脱穀作業は捗る。