朝の冷え込みが強かった分日中は気温も高く爽やかな秋晴。杭掛け自然乾燥の稲も乾いて稲穂から綺麗の脱穀できる。酪農家も圃場に軽トラックで入って来て稲藁を山積みして運んで行く。家までは4kmほどの勾配の急な山道を運転して運んで行く。 フワフワと乾いた稲藁は膨らんでいてしっかりと隙間なく積んでロープで2段に軽トラックに結んでいる。さすが藁運びのプロで上手に結束して急な上りの畔道を上がって行く。
午後の休憩時間に脱穀を終り借りて来た脱穀機械を酪農家に返しに行く。山道で勾配の急な西向き斜面に夕日が差して紅葉が美しい。内に入ると大半の刈り取りは終り酪農家の圃場には杭掛け自然乾燥米が広い畔に立っている。減反した水田には倒伏して蕎麦が収穫を待っている。勾配の急な段々した圃場には2段になって白いテープの電気柵が圃場全体を囲んで猪の被害防止に張られている。
高い山に西日が遮られて日陰で肌寒い。日の出は遅く日昏が早い山手の集落と平場の集落はこんなに違うのか?とビックリする。脱穀した籾は地元の乾燥調整施設に運び、稲杭は保管場所に運んで全て終了する。
藁運搬の暗くなってからもライトを点燈しながら圃場で積んで運び終わっていた。今年の脱穀作業は順調に捗り後果樹の施肥、りんごの葉摘み。玉廻し収穫だけになった。