剪定

2016-12-20 05:31:50 | 日記

昨夜は雨降りのようでトタン屋根に積もった雪が解けてポタポタ地面に落ちる雨音が聞こえていた。今朝は夜来の雨も上がり気温高く師走の天気とは思えない空模様。朝食後茶の間から剪定に出かけようかまだ早いかと外の景色を眺めている。庭木の小枝にはまだいっぱい雨粒が付いていて窪地には時折小粒の小雨の雨紋。先週初めの週間予報では雪マークが続いて剪定作業は暫く諦めていた。週間天気もころころ変って余り当てには出来ない。ましてや長期間の天気情報も同じだが農業は気象に左右される生業なので毎日の天気情報番組に自然に目が向く。

日長時間の短い今の季節は曇り空の午後からは忽ち暗くなりは4時前には帰宅する。朝も家を出るのは遅い時間で1日の働く時間はせいぜい5時間程度。毎日農作業の動態調査で家族全員でそれぞれ樹種別に稼働時間を記帳している。冬期間は天気が悪く外仕事が出来ない日が多く、日が短いのでびっくりするほど農家は働かない。

冬期間は農地の賃貸借等の用件が増えて相談相手で東奔西走している。日中は高齢者だけで若者は少なく他産業の働きに出ている。同じ用件でも約束事に押印する大事な事は家族の納得が必要でなかなか大変。高齢者は決め事は忘れてしまうし若者は農地の問題には無関心で他人任せ。それでもいざ何か問題が起きると難しくなるので昼、夜関係無く在宅を確認しながら相談やお願いに訪問する。

毎日の外仕事の捗り具合い胸算用しながら予定を立てている。余り暢気に朝茶を飲んでいると午前中の剪定作業も半端しまうので何時もより早い時間に出かける。明るい日差しで暖かく師走の気候とは思えない暖かさで園地の雪解けが進み青い葉っぱのはこべ等の雑草が顔を出している。