2016-12-10 04:58:21 | 日記

風も無くグレーの雲は空m一面覆い、夜来の雨で庭木の枝には雨粒が残っている。池の赤い金魚蓮の葉っぱに隠れて動かなず時々小雨の雨紋が広がっている。昨日から始めたりんごの剪定で慣れない精か体中が疲れが残っている。

天気予報通り雨降りだったらゆっくり一休みでもと思って朝食を取る。上空の雲は無くなり明るい陽射しの青空の朝家の中にいるのは勿体なくて剪定に行く。まだこの辺りで剪定を始めて農家は1戸くらいで早い剪定。冬季間積雪で農道が塞がれて園地に車で行かれない所の園地から始める。

数ヶ所に分散している果樹園で剪定を始める順番があり冬季間に行かれない所や古木で積雪の枝折れ等の雪害が発生し易い所から始める。取りあえず狭い屋敷畑の園地で肩慣らしをし終わったので古木多い、交通の不便で小さい面積のりんご畑から始める。異常発生した黒星病の酷い園地で剪定を始める前に草刈機械で粉々に落葉処理を終わった園地。

隣地のりんご畑にはまだ収穫をしないりんごがいっぱい成っている。経営主は高齢者で春のサクランボ収穫前に体不調で防除は難しくなった。草刈等の管理作業は出来るが防除や収穫は出来なくなり廃園同様の樹木。周辺の園地は黒星病が蔓延して酷い被害が出て管理を催促するがなかなか朗報が得られず裸木に野鳥に突かれた状態でなっている。

周辺の農家の家族構成を考えても高齢者だけの兼業農家でこれから益々同様の放任園地が増えて来る。農業だけでなく集落内で高齢者夫婦の割合が多く若者が少ない。ましてや子供も少なくとうとう少子化問題が現実になって来た。

静かな園地で猟友会仲間が車に乗り合いして集まり呼子や携帯電話で安全確認し合って時たま鉄砲の撃つ音。携帯ラジオから流れて来る県内周辺の空模様を聞きながら小雨を我慢して剪定をしていたが予報通り昼近くになり大粒の冷たい雨で早上がり。