除雪車

2016-12-18 04:55:10 | 日記

昨夜からの吹雪は止み寝床の中でも寒さが分かる程の静寂した寒い朝。何時もの朝刊配達時間になっても配達人が来た気配はない。大雪で通行の便利が悪く配達時間が遅れたのか?日ロ首脳会談の結果の記事を朝刊に載せる時間に併せた為か寝床で待っている。昨晩の新雪が多いとどこからともなく除雪車のエンジンの音やバックの際のピポ~ピポ~の賑やかな音が聞こえて来るのだが静かだ。

固まった古い積雪の上を歩いて来ると凍結した硬い雪が砕ける音も聞こえない。新雪の積もった序の口を歩いて来ても靴音は聞こえないが古い新聞受け箱に入れる時のガタガタ音は聞こえる。ここ暫く続いた雪降りや寒空の悪天候で剪定作業は休んでいた。農作業の疲れは解消され逆に体がなまって運動不足気味。あまり早く寝床から起きても手持ち無沙汰だが待ちきれず起床する。

玄関に出て朝刊入れの箱を見るが空箱で配達人の靴跡も無く一面真っ白は積雪。積もった新雪を踏んで積雪量を計って見ると15cm程、湿り気の多い重い雪なのか先日の初積雪より庭木の枝が下がっている。やはりこの雪は根雪になったようで雪降り天気が落ち着くまでは暫く剪定は諦める。昨年は気温は平年だったが積雪はなく正月に入っても剪定作業は出来た。除雪車の稼働時間少なくスキー場は小雪で閑古鳥が鳴いているようだった。

多い積雪でも困るが少ない降雪でも雪片付けの仕事に携わっている業関係者にとっては死活問題。暫く経つと朝刊配達人の新聞入れの音、除雪車の音で賑やかに来る。急な多い降雪はまっぴらだが平年並の降雪は落葉果樹農家、米作り農家にとっては天からの恵みの贈り物。茶の間の障子戸を開けて外の雪景色を眺めながら朝茶を飲むのんびりとした朝。