農作業事故防止

2015-01-24 05:09:42 | 日記


 季節は大寒で日中も寒い日が続いて天気の晴れ間を見ては剪定に出て行く。天気が悪くなかなか進まない剪定作業で今度は朝から冷たい雨降りで農業センサスの取り纏めを茶の間でする。来週辺りから気温は上がり天気の回復の予報で剪定作業も本格的に始まるだろう。
 JAでも組合委員に良品質栽培の為に各樹種の剪定講習会のチラシの配布で参加を呼びかけている。担い手が少ない農業で毎年農作業事故が多発して事故防止の啓発運動をしている。
 サクランボハウスからの転落、脚立からの転倒、大小問わず農機具による事故等いろんな事故の発生。何処の農家も今の経営で余力はなく家族の労力で精一杯で事故、怪我が起きると廃農になってまう。


 天童市でも昨年の事故発生は16件近くありその中でも死亡事故等の大きい事故が2件あった。緊急に事故防止啓発の市内巡回広報活動の他に各地区に幟旗で防止に努めた。事故の原因は高齢者、若者、ベテラン、機械操作未熟者問わず様々で対応に苦慮する。
 百姓は作物別に作業、機種が違う為にこれと言った決まった作業では無いので自己責任が多い。手をこまいて騒いでいてもどうにもなら無いので緊急に5役の会議を行なう。内々に話済みの案件でこれからのいろんな総会、研修会に併せて農作業事故防止のビデオを購入して啓蒙運動に使う事にする。
 その類のDVDを農林課に調べてもらったらある組織で製作したのが見つかった。種類は数本あり写す機種も様々で財源の予算は未知数なので必要最小限の要求をお願いする。注文してから発送に2週間くらい掛るようだがいろんな集まりに利用して事故防止になればと願っている。