高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

大きくおなり、優しくおなり・・・

2013年05月29日 00時37分26秒 | ●“私を支える”一言・本・音楽.etc・・・
今日の昼食は、夕方の5時近い時間になってしまいました。

打合せが続いたのと、少し食欲がなかったこともあります。

昼食といっても何処ででも食べれるよう、山の神が作ってくれるオニギリなのですが・・・

そして、今日の食べた所が五反田駅近くの公園。

公園で食べたのは、今日は二度目かもしれません。


公園は高層マンションに囲まれ、東京の原風景はもうどこにもない状態です。

たまたま、前日の研究会のテーマに、景観と住環境を考えるがあったため、その無機質感に人間のふれあいも、どうしても希薄に感じてしまいます。

無機質と云えば、33年前に高島平に移り住んだ時、当時の高島平団地を見て、同じように感じました。

今は住んでる人の加齢で、適度な“味”があります。


その無機質感を救ってくれたのが、私の座ってるベンチに止まった、一羽の雀でした。

山の神の作ってくれた、オニギリが幸いしました。

どうやら、それをねだって来たようです。


その一羽のために、30�も離れてない所に米粒を置くと、直ぐに銜えて離れていきます。

よく見ると、そばにいた小雀に一生懸命与えてます。

それを続け、3度目からはもう手移しで、米粒を銜えるようになりました。

小雀もお腹が満たされたようです。


それを見て、どうしても思うのが、今朝の母子餓死の痛ましい事件。

もし、DVが原因で自分の子供に満足に、食事を与えられなかったとしたら、母として無念でならなかったと思います。

それにしても、こうも今の時代、オトコが情けなくなったことか・・・


雀の世界には、DVは多分ないと思います。

そう云う意味では、雀の方が幸せなことが多いかもしれません。

マンションに囲まれた狭い公園で、そんなことを思ってしまいました。


今度、また公園でオニギリを、食べてみようと思います。

あの親子の雀が、私を覚えていてくれたら、とても嬉しいのですが・・・




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