Mr.しも、いまだ動かず!?

12月21日より
10日間連続で行われる
ファイプロワールドの
東西対抗戦、
「大炎會(ダイエンカイ)2019」。

参戦希望者61名のうち
唯一の落選となった
ほっこりプロレスの
Mr.しもは
選手としてではなく
ゲスト解説者として
この大会に参戦。
大会は本日12月27日で
7日目を迎えるが
いまだにMr.しもは
動く気配を見せていない。



第7戦のバラ線発破
8人タッグデスマッチに
東軍代表として参戦する
Mad Hatterの
大空大地は
しきりにMr.しもを
挑発する。

「・・・それはさておきだ。
　去年も同じ試合形式を
　やってるってことで
　試合VTRを見させて
　貰った訳だが。
　１つだけ、
　気に食わねぇことがある。
　なんだかわかるか？」

「この映像で高見の見物で
　高笑いしているコイツだ。
　ということで
　ピンクシューズ
　Mr.しも。
　俺が言いたいことは
　わかるよな？
　一緒に最後の爆発を
　楽しもうぜ。なぁ？」



しかし、Mr.しもは
大空のこの発言をスルー。
ほっこりプロレス大賞の
アナウンスやら
M-1の視聴、
アブドーラ・小林に
会いに行き
スターダムは・・・
観戦はせずに
物販だけ見てくるなど
趣味に没頭していた。



第6試合直後、
業を煮やした大空は
再度、Mr.しもを
挑発にかかる。

「さぁ、いよいよ明日だ。
　それはそうと
　ピンクシューズ
　Mr.しも。
　呼びかけているのに
　ガン無視か？」

「そうか。
　こんなに俺が
　バラ線で一緒に
　爆破を楽しもうと
　呼びかけているのに
　断るための言葉を
　返すこともできない
　小心者か？
　見損なったぜ。
　爆破が怖けりゃ、
　さっさと
　ワン・ツー・スリーを
　数えりゃ良い
　だけじゃねぇか。
　そしたら、五体満足で
　年末年始を迎えられるぜ？
　年越し前じゃあるが
　厄落しをバラ戦発破で
　しようじゃないか！」



ここでようやく
Mr.しもが
重い口を開く。

「トランキーロ、
　あっせんなよ、大空氏。
　オレをレフェリーとして
　バラ線発破のリングに
　上げようって腹だろうけど
　そんな安い挑発に
　この"今官兵衛(いまかんべえ)"、
　Mr.しもが乗るとでも？
　受け流しちゃうよ、
　"水の如く"ね」



Mr.しもが
名前を出した
黒田官兵衛
(くろだかんべえ)とは
戦国時代を生きた
知略に優れる策略家で
豊臣秀吉の天下獲りに
大きく貢献した
人物である。
だが、そのあまりにも
優れた才能を
秀吉に恐れられ
冷遇されてしまう。

余談だが隠居後、
官兵衛は自ら
黒田如水(くろだじょすい)
と名乗っている。







「大炎會2019に向けて
　あれこれ策を講じた
　オレだけど
　戦うこともできず
　その努力はすべて
　水の如く消え去った。
　もはやオレは
　隠居したも同然。
　大空氏のことは
　陰ながら
　応援させてもらうよ」

・・・と珍しく
意気消沈しているようだ。



今回の大炎會、
Mr.しもは
このままおとなしく
戦況を見守り続ける
つもりなのだろうか・・・!?


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