一燈照隅

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「陸軍記念日」

2007年03月10日 | 今日は何の日
三月十日は旧「陸軍記念日」です。
東京大空襲も同じ日なのでそればかり取り上げられますが、「陸軍記念日」も記憶しておくべきでしょう。

日露戦争で勝利を決める戦いの「奉天大海戦」の勝利を記念した日です。
奉天大開戦は日本軍二十四万九千八百名、ロシア軍三十六万七千二百名もの戦闘人員で、二月二十二日に戦闘が始まり三月十日未明からロシア軍が退却し、午後三時過ぎ奥第二軍が奉天城内に突入し、午後九時大山満州軍総司令官が戦闘の終結を宣言しました。
三月一十五日に大山満州軍総司令官の入場式が行われました。
犠牲者数は日本軍の死傷者七万二十八名、ロシア軍の死傷者九万名でした。
日露戦争は世界で植民地になっている国に独立への気概を与えました。西洋諸国の植民地政策を終わらせる元になったと言えるでしょう。

石原慎太郎東京都知事が、参議院選挙に全国区で始めて立候補したときの演説で次のように言っています。
「教科書では、日清、日露、太平洋戦争を侵略戦争と定義しているが、とんでもない間違いだ。あれは、当時の歴史が日本に課した試験問題で、それにパスしたからこそ、日本は植民地にならなかったのだ」




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4 コメント

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Unknown (まさ)
2007-03-12 20:28:50
milestaさん、練馬のんべさん。
扶桑社の教科書が作られたのは、このような背景があったからですね。
悪く歪曲した歴史を教えているのは日本ぐらいです。
自分の国に誇りを持てないようなのは教育ではありませんね。
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Unknown (milesta)
2007-03-12 20:13:17
>練馬のんべさん、ご教示いただきありがとうございます。
なるほど、そのような流れが描かれているのですね。
アジアに侵略したのはロシアやヨーロッパでしょうに・・・。
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横レス (練馬のんべ)
2007-03-11 21:44:51
milestaさん(横レスですんません)
山川の高校教科書では、日露戦争の項ではそうは書いていないものの、近現代の概説にて「対外的には台湾の領有、韓国の併合、満州事変・日中戦争と東アジアへの侵略を進め…」という表現なので、日清戦争以来日本は東アジアへの侵略を進めたことになります。
侵略のためなら、総力を挙げても勝つ見込の薄い戦いをする国、と教えられるわけです。ひでえもんだ…
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Unknown (milesta)
2007-03-11 20:16:13
教科書では、日露戦争も「侵略戦争」とされているのですか?それは酷い。いつまで遡って日本が悪いと言ったら気が済むのでしょうね。
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