一燈照隅

日本が好きな日本人です

何を想定したかではない!!

2011年05月22日 | 時事問題
最近「アポロ13」を見たくなったので購入しました。

アポロ13号の事故は映画になったので多くの方がご存じだと思います。

1970年4月11日アポロ13号は月に向かって打ち上げられました。
しかし、月面着陸まであとわずかの4月13日突然、司令船の酸素タンクが爆発する事故に見舞われます。

地球から助けに行くことができない宇宙空間での爆発から、いかに乗組員全員を無事に地球に帰還させるかをヒューストン管制基地と3名の宇宙飛行士が、様々な危機を克服して無事帰還した実話を元にした映画です。

映画の中でヒューストンのジーン・クランツ主席管制官(エド・ハリス)が常に冷静に、「絶対に彼らを地球に帰す」との強い意思の下対策を立てていきます。
事故発生後、管制官を集めたミーティングで飛行計画書を捨てるよう指示し次のように言いました。

「何を想定したかではない、
 何ができるかだ。」

まさに危機に直面したリーダーの発言と言えるでしょう。
この言葉通り想定外の危機に地上の関係者全員を動員して対処していき、宇宙飛行士三人が無事地球に帰ってきます。

危機は想定通りにやっては来ません。想定外だからこそ危機に陥るのです。
一つ間違えば全員犠牲になる事もあります。
その時いかに対処するか。
この映画はリーダーの処し方の参考になる内容です。




損傷した13号の機械船(帰還直前、切り離した直後に撮影)












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