NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

藤前干潟(10月23日)

2010年10月25日 | 間伐
藤前干潟にやって来ました。
稲永ビジターセンター側から藤前活動センター側を見た干潟です。

・・・・
何にもありません。
水鳥の飛来には少し早いようです。
水面は穏やかで平らです。
ウーン、落ち着きません。
森とは違って海では水の中が生き物の世界です。
陸からはその世界が見えません。
ここをゴミ捨て場にしようとした連中の貧しい想像力が解らないでもありません。
豊かな想像力が無ければ、今頃ここはゴミの山だった訳です。
見えないものを感じる感性だけが、愚かな人の行いにブレーキを掛けられるんでしょうね。

さて、なぜわざわざ遠い藤前干潟までやって来たかというと。
藤前干潟ふれあいデーに合わせて、「土岐川・庄内川森の健康診断実行委員会」が藤前活動センターで間伐材から割り箸を作ろうというイベントを開いているのを見学に来たのです。

小さなコーナーの地味なイベントですが、子供たちは真剣で楽しそうでした。

初日の午前中という事もあってか全体に人出は少なく、静かな「藤前ふれあいデー」イベント会場でした。
ビジターセンター側グランドの熱気球体験搭乗ものんびりとした雰囲気です。


私は昼過ぎに早々と退出し帰路につきましたが、それでも何だか疲れた気がします。
街中の人工的な風景と、気圧が高くて濃密な空気のせいだったのでしょうか。

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