NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

納屋解体 (4月19日)

2014年04月22日 | 間伐
随分温かくなって来ました。
それでも、森の入り口に来ると焚火がしたくなります。
森のピリッとした空気がもたらす条件反射的な欲求でしょうか。
空気がかなり乾燥しているので、慎重に火を熾します。

森の中に差し込む光が強くなって来ました。
もう焚火の炎と同じくらい体を温めてくれます。

集まった皆と相談して、急遽今日の作業は山岡の古民家の納屋の解体と森の入り口の片付けをすることにしました。
早速山岡へ向かいます。
森の入り口から山岡までは車で30分程です。

山岡の納屋は真ん中で屋根が落ち、中に入っての作業は危なそうです。
そこで、梁にロープを掛けて壁ごと引き倒すことにしました。


しかし人力ではビクともせず、軽トラを使う事になりました。


落とした屋根から瓦を剥がし、次の壁を引き倒し、徐々に解体作業を進めます。
予想以上の瓦礫の山です。
これを片付けるのもまた一仕事になりそうです。


少し風景が変わり、母屋が見えて来ました。


今日はここまで。
森の入り口に戻ります。

森の入り口では森の中に切り倒した材を短切りして、薪にするために運び出しました。
この薪は、鵜沼に家を建てた仲間が持って帰ります。
薪置き場も作ることにして、側壁の仮組みです。


時計の針が4時を指し、森の色が少し薄くなって来ました。
今日はたっぷり仕事をしました。
全身に疲労を感じます。
田舎生活は忙しいですね。

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