NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

お墓で作業 (9月10日)

2011年09月13日 | 間伐
佐々良木でお墓に隣接するヒノキ林の伐倒作業を行いました。

日当たりを良くするためと万が一倒れた場合の被害を防ぐために持ち主から伐倒を頼まれました。
林の北側(写真右手)は墓石が並び、東側(写真手前)はソバ畑、西側(林の向こう側)にも墓石がありおまけに低い電線が隣接しています。
かろうじて南側のみ障害物はありませんが、大きな栗木への掛り木になれば厄介です。
という訳で、伐倒は全て林の内側へ行うことにしました。
真ん中辺りの背の高い木はどちらに倒しても先端が林からはみ出すため、南側に掛かり木覚悟で倒すしかありません。
今回は伐倒方向を間違える訳には行きませんので、プラロックの他に梯子とチルホールも用意しました。
面積はそれ程ではありませんが、全ての木を牽引しましたので手間がかかりました。
おまけに真夏並みの気温で風も無く、暑さで作業が長続きしません。
頻繁に木陰で休憩しその都度水を多量に飲みましたので、持って行った分では足らず途中で近くの道の駅で補給しながら4L近くをがぶ飲みし、とうとう胃が気持ち悪くなってしまいました。
技量と体力の維持のため作業でしたが、暑い日の平地の作業はかなり危険です。
あまりお勧めはしません。


この日は体力を使い切ってしまったので、残念ながらあと少しのところで作業を終了せざるを得ませんでした。

現場を振り返るとまるで真夏の夕暮れのような空が広がっていました。
熱中症で倒れなくて良かった。
コメント
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