ルクソールからアスワンまでは飛行機で30分くらい。着陸直前にはアスワンハイダム建設のためにできた巨大な湖、ナセル湖が眼下に広がる。
切っている途中に問題があってストップしたままの状態の、切りかけのオベリスクを見てから、この日の宿オールドカタラクト・ホテルへ。アガサクリスティーが“ナイルに死す”を書き、その映画の撮影も行われた時代を感じさせる重厚な作りのホテル。各国元首も泊まるこのホテルのテラスは、アスワンを紹介する本には必ず載っている。
ところが着いてみたらオールドカタラクトは満室。同系列の隣のホテル、ニューカタラクトのナイル・ビューを用意します、と言う。旅行会社を通じて支払いも済ませているのに!
実はオーバーブッキング(なんと24室も!)だったんだけど、それをごまかそうとした上に、差額までちょろまかそうと平気で嘘をつき、更には従順な日本人ばかりを移そうとしていた客室係に憤った夫は、上司のディレクターも呼びつけ厳重抗議。ナイルを見下ろすくだんの最高のテラスで、ハイビスカスティーやカフェを出してもらっても怒りは収まらず。ディレクターに平謝りされ、しかたなく室内は何の面白みもないけれど眺望は最高のニューカタラクトに泊まることになった。レストランやテラス、プールなどはオールドと共有である。
白い帆を張るファルーカが美しい、ニューカタラクトからの眺望。
右の建物はオールドカタラクト
ディレクターの招待ということで、お昼を外のテラスでごちそうになる。部屋に帰るとさっきまでなかった山盛りのウェルカムフルーツとガトー、生花が飾られていた。
気をとりなおして、イシス神殿見学へ。島にある神殿は、まるでナイルに浮かぶよう。
神殿正面
パピルスを模した列柱
神殿内部のレリーフ
神殿の壁に住む小鳥
ファルーカに乗り、しばし周遊。ホテルのテラスで沈む夕日を見ながらエジプト式にミントティーでのアフタヌーンティーをいただいく頃には、すっかり気も収まっていた。
切っている途中に問題があってストップしたままの状態の、切りかけのオベリスクを見てから、この日の宿オールドカタラクト・ホテルへ。アガサクリスティーが“ナイルに死す”を書き、その映画の撮影も行われた時代を感じさせる重厚な作りのホテル。各国元首も泊まるこのホテルのテラスは、アスワンを紹介する本には必ず載っている。
ところが着いてみたらオールドカタラクトは満室。同系列の隣のホテル、ニューカタラクトのナイル・ビューを用意します、と言う。旅行会社を通じて支払いも済ませているのに!
実はオーバーブッキング(なんと24室も!)だったんだけど、それをごまかそうとした上に、差額までちょろまかそうと平気で嘘をつき、更には従順な日本人ばかりを移そうとしていた客室係に憤った夫は、上司のディレクターも呼びつけ厳重抗議。ナイルを見下ろすくだんの最高のテラスで、ハイビスカスティーやカフェを出してもらっても怒りは収まらず。ディレクターに平謝りされ、しかたなく室内は何の面白みもないけれど眺望は最高のニューカタラクトに泊まることになった。レストランやテラス、プールなどはオールドと共有である。
白い帆を張るファルーカが美しい、ニューカタラクトからの眺望。
右の建物はオールドカタラクト
ディレクターの招待ということで、お昼を外のテラスでごちそうになる。部屋に帰るとさっきまでなかった山盛りのウェルカムフルーツとガトー、生花が飾られていた。
気をとりなおして、イシス神殿見学へ。島にある神殿は、まるでナイルに浮かぶよう。
神殿正面
パピルスを模した列柱
神殿内部のレリーフ
神殿の壁に住む小鳥
ファルーカに乗り、しばし周遊。ホテルのテラスで沈む夕日を見ながらエジプト式にミントティーでのアフタヌーンティーをいただいく頃には、すっかり気も収まっていた。
それにしても、素晴らしい風景です。エジプトにはもう20年近く前に一度行ったきりなので、MinMin紀行には毎日郷愁をそそられてます。戻ってから、発作的にヒエログリフを習ったりしたし(すぐ忘れたけど)。
しかし、騙されたり、日本人を侮辱しているのであれば我慢ならないので、上司を呼びつけました。
あなた方は日本人を侮辱しているのか、と質したら、否定せずにただひたすら謝ってきたのを見て、こいつが部下に指示していたんだな、と思いました。
私はあまりに腹が立っていたのでその日の夜もなかなか寝付けませんでした。
でも翌朝には、すばらしい景色にも助けられてやっと気分が落ち着いているのを感じることができました。
うらやましいな~。
それにしても、壁紙にしたいぐらいの美しい景色!!
写真の拡大はやっぱり無理かしら??