今日のワインは南アのシュナンブラン。
Ken Forrester Petit Chenin 2003である。
南アのボーヌともいうべきステレンボッシュにある造り手Ken Forresterは、グルナッシュ、シラー等で赤ワインも作っているが、とりわけ白のシュナンの造り手として名高いようだ。
ステレンボッシュの葡萄畑(この造り手ではないが)。
遠景の山の形が、ヨーロッパとは全く違う。
ここの看板ワインは辛口白のThe FMC Chenin Blancと、遅摘みの甘口白T Noble Late Harvest Chenin Blancだが、さすがにキンシャサにはそんなワインは入ってこない。このPetit Cheninは、この造り手がシュナンの葡萄で作っている中で最も低価格ながら、南ア・ワインガイドによれば値段のわりにうまいと評価されているワイン。
このワインとの出会いは、お隣のGさん(また登場!)がキンシャサの町で見つけたワイン屋で購入したのを、一緒に飲ませてもらったのがきっかけ。“これはおいしい”と、さっそく翌日そのワイン屋を訪れ、残っていた3本を買い占めた。
蜂蜜のような黄金色。
甘い、飴のような香り。
昔「純露(じゅんつゆ)」(古い?)という蜂蜜の飴があったがそんなイメージ。
口に含んでみると、遅摘みでないワインにしては甘味が目立つ。
甘さの程度はVouvrayのdemi secくらいか。
完熟した白葡萄の味がそのまま残っている感じ。
以前、ロワールのVouvray村(Toursのすぐ東)の造り手Domaine Huetを収穫時期に訪問した際、搾った後の葡萄の皮と茎が庭のトラックの荷台に無造作に積まれていて、そこから結構な勢いで葡萄ジュースが滴っていたのを“ああもったいない!”と掌に乗せて飲んだことがあるが、その時の味と似ている、と妻が思い出してくれた。そういえば、葡萄も同じシュナンブランだ。
滴る葡萄ジュースをなめる長男 Domaine Huetにて。
抜栓後、時間とともに香りは開いてきた。しかし、残念ながら味の方は時間が経っても期待したほどは変化しなかった。
・・・いつか、この造り手の看板ワインを飲んでみたい。
そんな期待を抱かせるワインだった。(M)
Ken Forrester Petit Chenin 2003である。
南アのボーヌともいうべきステレンボッシュにある造り手Ken Forresterは、グルナッシュ、シラー等で赤ワインも作っているが、とりわけ白のシュナンの造り手として名高いようだ。
ステレンボッシュの葡萄畑(この造り手ではないが)。
遠景の山の形が、ヨーロッパとは全く違う。
ここの看板ワインは辛口白のThe FMC Chenin Blancと、遅摘みの甘口白T Noble Late Harvest Chenin Blancだが、さすがにキンシャサにはそんなワインは入ってこない。このPetit Cheninは、この造り手がシュナンの葡萄で作っている中で最も低価格ながら、南ア・ワインガイドによれば値段のわりにうまいと評価されているワイン。
このワインとの出会いは、お隣のGさん(また登場!)がキンシャサの町で見つけたワイン屋で購入したのを、一緒に飲ませてもらったのがきっかけ。“これはおいしい”と、さっそく翌日そのワイン屋を訪れ、残っていた3本を買い占めた。
蜂蜜のような黄金色。
甘い、飴のような香り。
昔「純露(じゅんつゆ)」(古い?)という蜂蜜の飴があったがそんなイメージ。
口に含んでみると、遅摘みでないワインにしては甘味が目立つ。
甘さの程度はVouvrayのdemi secくらいか。
完熟した白葡萄の味がそのまま残っている感じ。
以前、ロワールのVouvray村(Toursのすぐ東)の造り手Domaine Huetを収穫時期に訪問した際、搾った後の葡萄の皮と茎が庭のトラックの荷台に無造作に積まれていて、そこから結構な勢いで葡萄ジュースが滴っていたのを“ああもったいない!”と掌に乗せて飲んだことがあるが、その時の味と似ている、と妻が思い出してくれた。そういえば、葡萄も同じシュナンブランだ。
滴る葡萄ジュースをなめる長男 Domaine Huetにて。
抜栓後、時間とともに香りは開いてきた。しかし、残念ながら味の方は時間が経っても期待したほどは変化しなかった。
・・・いつか、この造り手の看板ワインを飲んでみたい。
そんな期待を抱かせるワインだった。(M)