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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

花散策のお供に

2020-06-12 | 散策


あれは先月だったか、Twitter仲間が興味深い投稿をしていた。
何でも、花の名前をAIが教えてくれるアプリがあるのだと。
ふむふむ、その名は『ハナノナ』。


開発したのは千葉工大のステアラボ(人工知能・ソフトウェア技術研究センター)ってとこらしい。

自分も散歩の途中で気になる花を見つけると写真を撮っているが、中には全く名前の判らぬ花もある。
これまでは『EVERGREENに写真を送付し、その道のベテランさんに教えてもらっていたのだが、この『ハナノナ』を使うと、瞬時に判るってんだから便利この上ないじゃないか。
で、早速インストールして使ってみた。

テストの1回目は御近所さんの庭先にある鉢植えなのだが、(普段は余り興味のない)園芸品種だけに名前はチンプンカンプンの花。
AIの能力を試すにはぴったりじゃないか。
で、早速アプリを起動し、iPhoneを花に近づけた。
すると…

おぉ、何ということでしょう。
「これは100%の確率でロベリアです」と自信満々に表示されるじゃないですか。

「本当かいな?」
疑い深い主人は、Google先生に問うてみる。
すると、おぉ、『ロベリア』で検索すると同じ花の写真がザクザク出て来る。
「おー、これは間違いない、なかなか優秀なアプリじゃないか!」と喜んだ訳だ。

ところが…

同じ花であってもこのように違う名前を提示したり…

大雑把に『……科』って言われてもねぇw。

これは自信なさげに『79%』だもの。
まぁ、この控えめな所もそれはそれで可愛げがあるw。

その場でアプリが使えない場合はウェブ版の『ハナノナ』を使う手もある。

このような写真を撮ったとする。
サイトを開き、写真の選択画面が出るので該当写真を選んで送信すると…

こうして教えてくれる。
この場合もまったく同じ写真は出てこなかったので、候補にある名前で再度検索する訳だ。
(結果は『マツバギク』でした)

この写真は隣町の公園のTwitterから拾った『ムラサキシキブ』の花の画像だが、『ムラサキシキブ』にこんな花が咲くとは全く知らなかった(あの紫の小さな実を見て満足していた)ので、これもウェブ版で確認してみた。


回答はこの通り。
確かに『ムラサキシキブ』の花だったのだ。

まぁ、あれだ。
大切なのはこのアプリ/ウェブ版の回答を鵜呑みにするのでなく、必ず自分でGoogle先生などを使って再確認することだね。

笑っちゃうのは、Instagramなどに間違ったままの名前をタグにして堂々と載せて悦に浸ってる人達がいるってこと。
これは宜しくない。
誰かに指摘されたら恥ずかしいでしょうにw。
反面教師にしないとね。

アプリは今のところiPhone対応だけかも知れないけど、充分遊べるので興味のある方は試したら如何でしょう?。


初・孤独のグルメ(漫画)

2020-06-05 | お気に入り


6/2 の小ネタ集で取り上げた、漫画『孤独のグルメ』の文庫本2巻セット(特製コースター付き・扶桑社文庫)がAmazonから届いた。

じゃん!。

じゃじゃん!。

……。

原作 久住昌之
作画 谷口ジロー

前に書いたように『孤独のグルメ』を知ったのは、我が家にケーブルTVが入って暫くしてからの深夜。
BSの番組が物珍しくて、随分と遅い時間までテレビを観ていたら、何だか細身のおじさんがワシワシと飯を食うシーンが目に飛び込んできたのだ。

あれっ、この人は確か何年か前の大河ドラマ『八重の桜』で、主人公の父親役だった人じゃないか⁉︎。
えーと、確か名前は……
咄嗟に名前は出たこなかったけど、そう、あの人に間違いない。

ほぅ、『孤独のグルメ』かぁ。
個人で古い雑貨品を扱う主人公の井之頭五郎が、一仕事終えた後に「猛烈に腹が減った…」と言い、近所の飯屋を探し歩き、直感で選んだ店にてひたすらワシワシ食べ続けるだけの異色ドラマだ。
このストレートな感じが良かったのだろうな。
余計なエピソードは極力省いて、ひたすら食べることに専念する作りがとても新鮮だった。
いやぁ、嵌りましたなぁ。
それ以降、最新のエピソード8?まで、欠かさず(録画して)観てるかもw。

この流れで、原作者が『久住昌之』って人だと知る。
全く知らなかったけど、漫画もかなりの人気らしい。

ここからだ、久住さんに嵌ったのw。
そう、このブログの『気になる人』シリーズでも取り上げている。

既にイラスト展のこととか、LINEスタンプのことなども書いているので、今更その人物像に触れることはしない。

今回、再文庫本化されたこの①②の発売に際し、Amazonでセットで購入すると特製のコースターがオマケで付いてくると知ったので、迷わずポチった訳だ。

作画担当の谷口ジロー氏(故人)についても久住さんの発するTwitterで聞き及んでいる。
信濃町のイラスト展では、故人となってしまった谷口さんを描いた作品も展示されてたっけ……。

おっと、話が逸れてる?。

そうそう、TVドラマは追っているけど、漫画は読んだことなかったのでね。
それに、特製コースターも付いてるし。
こういうオマケに弱いんだよ。

漫画の感想?。
うーむ、ドラマより簡素だよね。
仕事のシーンは殆どないしさ。
食べることに徹している。

それでも面白さは伝わって来る。
料理そのものの描写も細かいし、食べ方一つをとっても、美味そうな感じがヒシヒシ押し寄せる。
久住さんと谷口さんの絶妙な関係が醸し出した独特の世界だ。

そうそう、谷口ジロー氏は夢枕獏氏の傑作小説『神々の山嶺』を原作にした漫画も描いてるよね。
全5巻でAmazonでセット売りされてる。
この勢いのまま、ポチってしまうかぁ??。

あっ、ドラマで井之頭五郎を演じてるのは『松重豊』さんですね。

でほ、また👋。

もう9年か…

2020-06-05 | 音楽



6月3日は大好きなミュージシャン Andrew Gold の命日だった。
2011年、就寝中に心筋梗塞で亡くなったのだ。
享年59才。
あれからもう9年かぁ。
存命していれば68才。
実に才能あるミュージシャンの若死だった。

命日には彼のInstagramでも追悼していた。



『Oh Urania』はとても美しい曲。
ところが、Spotifyのファイルに落としてなかったことが発覚!。
慌てて追加したのは言うまでもない。

このようにTwitterにも同様の投稿が。

彼の音楽との出会いは、1977年にヒットした『Lonely Boy』だった。
FMラジオから流れてきたこの軽快な曲に軽い衝撃を受けた。

これ↓↓↓

ここからだ、大のお気に入りとなり、追っかけが始まったのはw。
アルバムも全部買った。
カセットテープに落とし、延々と聴き続け、一緒に歌った。

'81年の来日公演も観た。
ここで嬉しい遭遇があったのだ。

会場は有楽町のxxxxx(施設名失念)で、開場前に道路脇で主が待っていた所に1台のタクシーがスーッと止まった。
車からスーツ姿の関係者らしきお兄さん達が降り立った後に、1人の外国人男性が!。
そう、それがAndrewだったのだ。
もう、2m位の距離で遭遇したのだった。
そりゃ、コーフン(敢えてカタカナで)したさ。

その来日時の写真がInstagramに載っていた。


中央がAndrew。
Waddy Wachtel(前列左から2番目)も一緒だったんだ!。

その後も70年代に活動していた『Bryndle』(w/ Karla Bonoff, Wendy Waldman, Kenny Edwards)を再結成し、'95年に来日したっけ。
青山スパイラルでのこのライブ、もう、最高でした。

そして、少し前にはAndrewの未発表音源が発売されると言う嬉しいニュースが届いていた!。



これはもう手に入れるしかないでしょう❗️。
今から楽しみだ。

これからも彼の音楽はずっと自分の側に…。



【追伸】
BryndleのメンバーだったKenny Edwardsも2010年8月、ツアー中に亡くなってるんだよね。
Kennyに関しては、L.A.時代(恐らく'90年)にRedondo Beach近くの『STRAND』でのKarlaのライブで間近で見たし、Karlaの日本ツアー(渋谷Duo)でのステージも観てる。
Karlaの伸びやかな歌声の裏で、安定した優しいコーラスを聞かせてくれたのだ。

既にBryndleは2人のメンバーを失ってる訳で、それはもう淋しいという言葉しかないのだ。


都心の空に

2020-06-03 | 独り言



新型コロナウィルス蔓延で大変な苦労を強いられてる医療従事者に感謝の気持ちを届けよう!と、ブルーインパルスが東京都心の空を飛んだ。

6月1日(月)12時40分から約20分の飛行。
コースは…

おぉ、新宿上空も飛ぶじゃないか!。
しかし、この日の仕事は定休日。
何ともタイミングが悪い。
翌日開催だったら、間違いなく仕事場の上空を華麗に飛ぶ姿が見られたのに…。
などと、今更言っても仕方ないのだがね。

普段、ブルーインパルスは宮城県の松島基地に常駐している。
この日も松島基地から飛んで来るとすると、東京都心の北方向からコースに入ることになる。
こりゃぁ、武蔵野からでは見られないな…と思いつつも、その可能性を捨てたくなかったので、東の空が広く見える武蔵野公園へ出かけた。

空は文句なくすっかり晴れ渡っている。
ブルーインパルス日和。

東と言うと、この方向だ。
都心までの距離は約30km。
これじゃ幾ら何でも機影の確認は無理だ。

しかし、時間が迫る毎にTwitterを確認していたら、「今、入間基地を飛び立った!」との情報が。
松島基地から一旦入間基地に降り立ってからこのイベントに臨むようだ。
そうなると都心に向かう際に北の空にその姿が見えるかも知れない!と期待がやや膨らむ。

しかーし、12:40直前になっても北の空に機影は見えない。
ってか、爆音さえ聞こえない。
とほほ。

しばらく待ったが、遠い東の空でも何も起こらない。
こりゃダメだ、諦めよう。
所詮は甘い夢だったのだ。

しかし、その時は来た!。

同じように東の空を眺めていた人達から「あれだ!」の声が上がった。
えー、どこだよ、何も見えないじゃないか。
で、必死に目を凝らして見ると、東の空、緑の木々の遥か向こうに微かに白いスモークが確認出来た!。
しかし、余りに遠すぎる。
これじゃiPhoneカメラでは無理だ。
しかし、諦めが悪い主は、「それでも何か写るかも⁉︎」と動画をスタート。

撮り終えて動画を再生確認。
ふむ、確かにスモークは捉えた!。
って、実に悲しい動画だったけどね😭。

その動画から切り取った1枚がこれ。
どうです?、中央辺りに微かにスモークが見えますよね?。
これが貴重な証拠写真となりました。
30km先を飛んだブルーインパルス7機の編隊飛行の証です!w。

あーぁ、何だか悲しい。

これだけじゃ余りに悲しいので、帰宅してからTwitterに上がった写真を集めた。
全て【資料画像】です。


















何とも美しいじゃありませんか。

その他にも…


いやぁ、素晴らしい企画だったな。
噂によると東京以外の空を飛ぶ第2弾も考えられてるとか。
またまだコロナと戦わなければならない状況下での医療従事者の頑張り、頭が下がります。
『ありがとー』。

……🐜…🐜…🐜……

で、今年の『入間航空祭』(11/3)は開催されるだろうか?。
2年振りに目の前で展開する華麗なブルーインパルスの編隊飛行が見たい!。