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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

『出雲と大和』展

2020-02-03 | イベント



前日までの暖かさが嘘のように、一転して風が強く気温が下がった1月31日(金)の定休日は、以前から予定していた上野へ。

いつもの公園口改札を出て、東博へ向かおうとしたが、この日は公園入口の案内所にチケットを買う人の行列がない。
ならば早々にここで買ってしまおう。

はい、この日は…

…です。

おっ、ここにも看板が。

時間も少し早いし、チケットはもう手元にあるので、園内のスタバで暫し休憩を決める。

そう、爺にだってスタバで珈琲が買えるのだ🧐。

これが本日のチケット。

さて、身体も温まったし、行きますか。

東博の入口にはチケット購入の行列もなし、そして、会場となる『平成館』の前にも行列なし。
おやおや、今回の特別展は余り人気がないのですかね?。
まぁ、これはこれで良い。
前回の『正倉院展』のような混雑は勘弁だ。

ここもお決まりなのでw。

さて、館内へ…
写真撮影は一切禁止🆖。

さて、どんな展示内容かと言うと…



【東博のホームページより】

…です。

奈良へは以前に何度か足を運んでいる。
しかし、極々有名な観光地を訪れただけで、『大和国』が形成された所縁のある場所は殆どスルーしていた。
何故って、当時はそんなに古代の歴史や成り立ちに興味がなかったからね。

出雲も然り。
薄っすらと神話に興味を持ち始めたのは、だいぶ後年だもの。

今回、はるばる出雲と奈良からやって来たお宝級の展示品の数々。
ポスターにある銅鏡や銅鐸も数多く、その昔に教科書で見ていた現物を自身の目で見られるのは至福だ。

ここからは公式HPから写真をお借りして幾つか紹介しよう。

鎌倉期の出雲大社本殿を支えていた柱(杉の大木)。
3本を纏めて1つの柱としていたのだね。
【重要文化財】

平安期の本殿を想定した作られた1/10の模型。
高さは48m。
まさに巨大な神殿だ。

『七支刀』国宝
369年に百済で作られ、倭王に贈られたと刻まれている。
うーむ、凄い。

『銅鐸』国宝
用途は未だに明確になっていないが、紐で吊るして内側の金具で鳴らすような、現代のベルに相当する物のようだ。

『銅剣』国宝
168本も展示されていると圧巻である。
これが1つの古墳から出土したのだから、相当な権力者だったと推定できる。

意外にも仏像が何体も展示されていた。
時代は飛鳥〜奈良。
ノッペリとした顔の釈迦や菩薩の像よりも、こうした四天王の様な力を感じる荒々しいのが好みだ。

…とまぁ、特筆すべきはこんなもんですかね。

他にも銅鏡や馬具、巨大な埴輪などが展示されており、当時の様子が朧げながらも想像でき、それはそれは大変貴重な時間でありました。

帰りがけのこのショットもお馴染みにw。

さて、次回の東博訪問は…


これです。
楽しみだぁ。



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