おいしいお茶を。

お茶を傍らに。日々の些細な出来事やニュースなどをゆるゆると。

夏の甲子園

2006年08月20日 | 時事
そういえば今年の夏は高校野球全国大会をTVで見ていませんでした。
決勝戦くらいは見ないと・・・で、対戦カードは?

駒大苫小牧-早稲田実業
夏の甲子園2連勝 対 初優勝をかけた高校のカードですね。
さてさて、この対決どうなるんでしょう。
わたしが応援するのはもちろん、北の大地。駒大苫小牧。
北海道・東北勢は無条件で応援したくなります。


駒大苫小牧のエース・田中投手は3回から登板。
早稲田のエース・斎藤投手は連日100球以上投げながらも初回から登板。
どちらもいい投手です。まさに1点を巡る攻防。
8回の表・裏に両チームとも1点ずつ得点するし、チャンスもお互い作っては
いるのですが、決め手に欠け(やはり投手がいいんですね)延長戦へ。

延長戦に入っても、両エースとも球威が衰えません。
ピンチもそれぞれあるのですが、きっちり抑えて得点には繋がりません。
目が離せないまま、とうとう延長15回へ。
大会規定で15回で終了、引き分け再試合になるのだそうです。

15回表、4番の本間選手まで3人で抑えてとうとう裏へ。
本間選手への球はいずれも140キロ超。斎藤投手、おそるべし・・・
田中投手、1アウトの次に四球でランナーを出してしまいます。
それでも三振とフライで打ち取ります。気持ちが非常に強い投手ですね。
結局引き分けで再試合へ。
試合後の田中投手の笑顔、印象的でした。

明日の再試合も一番暑い時間帯の午後1時から。
実に3時間40分近くの試合、お疲れさまでした。
さて、この再試合。両チームにとって吉と出るのか凶と出るのか。
明日も見逃せない試合になりそうです。

TOB決着とダイエー

2006年08月18日 | 時事
フタタ、経営統合はコナカと 完全子会社化を決定 (朝日新聞) - goo ニュース

8月18日付朝日新聞より
「フタタは両社の提案の分析を三井住友銀行に依頼。その結果を踏まえ、
コナカ案受け入れを決議した。
 AOKIの青木拡憲社長も18日夕会見し、『私の提案が今でもベストだと
思っている』と悔しさをにじませた。
 フタタは九州を中心に91店舗を展開するが、青山商事などの攻勢を受けて
業績が低迷し、コナカとの提携後も減収が続いている。二田社長ら経営陣は
自主路線の継続も検討したが、現状のままでは生き残りが難しいと判断した」

紳士服業界、結局アオキのTOBは失敗に終わりましたね。
フタタがコナカの完全子会社化することで、売り上げが業界4位から3位へ。
以前から指摘されていましたが、コナカとフタタは3年ほど前から資本関係を
含む業務提携をしています。
アオキがTOBの話を出すまで、両社は何をしていたんでしょうね。
というものです。言われてみれば納得。

さて、完全子会社化したコナカ。どんな手を打ち出してくるのでしょうか。
それとも九州地区制覇だけで終わりなのでしょうか。


ダイエー社長が辞任へ 丸紅、後任派遣を検討 (共同通信) - goo ニュース

8月18日付共同通信より
「樋口氏の辞意の理由は明らかになっていないが、ダイエーの本業回復が
思うように進まない中、丸紅が産業再生機構の全保有株を今月買い取り、
経営再建を主導する体制となったのを機に、辞任を考えたとみられる」

それからダイエーの樋口社長の辞任。ちょっとこれは驚きました。
産業再生機構から丸紅が株を買い取ることを機に決めた模様。
目処がついたのか、だめだと行き詰まりを感じたのか。気になります。
林文子会長は今のところ残留らしいですが、どうなることでしょうね。
もう少しいきさつを詳しく知りたいものです。

「ゲド戦記」

2006年08月18日 | 出来事
前評判があまりよくなかったので、観ようかどうしようかかなり迷った作品です。
結局、評判がよくない理由を自分の目で確かめたくなって、割引になる日に
観にいってしまいました。(せこい・・・)
以下、映画の内容にも踏み込んだ感想です。


一言で書くと、「何を描きたかったのかさっぱりわからない」

原作の3,4巻を下敷きにしているそうですが、アレンが影に苦しんでいるのは
完全に1巻のゲド自身を反映していますし(シチュエーションが全く違いますが)
アレンとテルーには、原作だと10歳くらいの年齢差があるんですよね。
テルーの火傷痕の表現も半端です。尤も、原作に忠実にしたらこのへんはかなり
きついものがあるので、柔らかくしたのかなとも思えますが。

3巻では北方のエンラッド国から王の使者として、はるばるローク島(ゲドがいる
魔法使い養成学校)の大賢人・ゲドに会いに来たことから話が始まります。
半分近くは海の上での出来事が書かれています。
映画の舞台になったホート・タウンのある島にはわずかしかいなかったんですが。
クモも、あの城に閉じこもっていたわけではなく、西方の島にいます。
そのクモが開いてしまった、世界の均衡を崩す扉をゲドが魔法使い生命をかけて
閉じる、というクライマックスです。
アースシー世界を広範囲に渡って動いていた原作と比べると、ひとつの島だけで
全てを済ませようなんて、なんとスケールの小さいこと。と思ってしまいます。

4巻でテナーが住んでいる場所もホート・タウンのある島ではなく、ゲドの出身地
ゴント島です。まじない女のように、病気に効く薬を処方したりはしていません。

とにかく、今の時代を反映させたかったらしい映画のようなんですが、無理に
そんなことをこじつけなくても、原作に忠実に作っていけばもう少しいいものに
なったのではないか・・・そう思われてなりません。
少なくとも、1,2巻を省いたことで、原作を読んでいない人にはさっぱり
わけのわからない場面もあったと思います。
せめて1,2巻でひとつの映画にして、3,4巻でその続編を作って、の方が
原作『ゲド戦記』を生かせたものになったはず。

だいたい、ゲドが全く何も活躍していません。ゲドの「戦記」ではありませんね。
アレンの成長物語かなんかですか?
テルーとテナーは何のために無理矢理登場したのですか?
ラストまで、???マークが沢山ついた映画でした。

極めつけはエンドクレジット。
原作『ゲド戦記』 アーシュラ・K・ル=グウィン  の次に、なんと!
原案『シュナの旅』 宮崎駿  

これって一体・・・原作世界を足蹴にしてませんか?
宮崎駿監督は『ゲド戦記』の大ファンで、『ゲド戦記』を映画化できなかったから
「風の谷のナウシカ」を作ったと言われていますし、宮崎駿作品の中には随所に
『ゲド戦記』の影響を受けた箇所があるとご本人も明言しています。
だからこそ、今回の映画化に当たっては、自分は作れないとも仰っていたような。
『シュナの旅』の文庫本を持っていますが、あの世界をル=グウィンの世界に、
投影させる意味はなんだったのでしょう。

世界50ヶ国で上映予定とのことですが、この作品をそのまま各国で上映するのは
日本人として少し恥ずかしくなります。
3大ファンタジーの一角ですよ。
あとの2作(「指輪物語」「ナルニア国物語」)は最大限原作を生かそうという
意図が伝わってきましたが、映画「ゲド戦記」にはそれが全く感じられません。

これだけ辛口で書くのも、宮崎駿作品が好きでジブリ映画をほとんど観ている
せいもあります。
今回の映画がどれだけ売れるかわかりません。
次回作がどうなるかもわかりません。
でも次回作は、もっとスタジオジブリ設立の頃の原点に立ち返った作品を・・・
と切に願っております。

「LIMIT OF LOVE 海猿」

2006年08月17日 | 出来事
遅まきながら、「海猿」シリーズ最終章のこの映画を観ました。
最終章だけあって、日本映画ではちょっと考えられないスケール。
「絶対ありえない~!!」というようなシチュエーションも、この映画なら
なんだかありそうに思えてしまうところが、またいいところ。

去年、「海猿」シリーズのドラマの前に1作目の映画をTV放映していたのが
シリーズを見始めたきっかけ。
海上保安官という、どんな仕事なのかよくわからない新鮮さもあって、最初は
興味本位で見てました。
海上保安官の中でも、「潜水士」にスポットを当てていたけれど、海上保安庁の
全面協力の下行われたという映画・ドラマは迫力がありました。
海上保安官・潜水士志望者も増えたとか。

出演者が実際に潜っているというのもすごいですね。
スタントマンを使うのでなしに。
だから余計に迫力を感じたのかもしれません。
いや~すごかった!の一言につきます。この映画

夏野菜

2006年08月14日 | 出来事
知り合いの方から、夏野菜をどっさり送っていただきました。
すごい迫力です。
特にきゅうり。スーパーで売っているあのきゅうりではありません。
朝取りしたもので、非常に新鮮です。
その証拠に、白く粉をふいたような表面でいぼが痛いくらいでした。
水で洗って、そのままがりがりっと食べてもおいしいんですよ~




ズッキーニ。これは送ってくださった方のご自宅で取れたとか。




米ナスに桃。
つやつや加減がいい感じです。



とうもろこし。
皮を2枚ほど残してラップでくるみ、電子レンジで4~5分加熱するだけ。
甘くておいしい~



いただいたきゅうりで和風ピクルスを。
醤油150CC、酢50CC、砂糖80gを併せた中に
大き目の乱切りにしたきゅうりを漬け込むだけです。


紳士服業界

2006年08月10日 | 時事
カギ握るフタタ一族 AOKI・コナカがTOBで争奪戦 (朝日新聞) - goo ニュース

8月10日付朝日新聞より
「9日にコナカとトップ会談したフタタの説明によると、コナカはAOKIの
提案を拒否するようフタタに要請したが、フタタは「検討中」と答えるに
とどまったという。両社は「上場企業として(フタタが)提案を検討するのは
普通のこと」としているが、湖中社長は「私どもから提案を拒否するよう要請は
していない」と述べるなど食い違いもあり、微妙な温度差もあるようだ」


AOKIと統合も容認 フタタ創業者 (共同通信) - goo ニュース

8月10日付共同通信より
「最終判断は現在の経営者に任せているとした上で「(統合になっても)仕方が
ない」と答え、フタタが統合の結論を出した場合、容認する考えを明らかにした」


製紙業界のTOBはすでにどろどろ状態に突入していった感がありますが、こちらの
話はフタタ側が経営責任を認めているため、意外にあっさり話が進みそうな気が
しますね。
ますます業界再編が進んで、どんどん複雑になっていく会社構成。
それだけ競争が熾烈だということができます。
TVニュースチェックは欠かせません。
(元々ニュースはよく見ていますが)
今度はどの業界が次の手を打って出るんでしょうか・・・

牛肉輸入再開

2006年08月09日 | 時事
再開されたアメリカ産牛肉の販売が始まりましたね。
何でも一部店舗では売り切れているとか。
見切り発車的にも見えますが、今後も厳しく商品チェックしていただきたいですね。
ちなみに自分は・・・元々牛肉自体、ほとんど食べません
牛肉に限らず、肉自体あまり食べていないかも・・・
野菜好きなんです

オシムジャパン

2006年08月09日 | サッカー
オシムジャパンの第1戦、途中から見ました。
Jリーグの日程の関係で、オシム監督の思い通りの人選にはなりませんでしたが、
終わってみれば、アレックス選手の2点ゴールで勝利
今日はDFではなく、MFだったんですね。
新しい顔も何人か入って、また覚えるのに苦労しそうです
それにしても、人が替わってもやっぱり点の入れられないFW陣は健在・・・?

さて。来週は初の公式戦ですね。

立秋

2006年08月08日 | 出来事
今日はもう「立秋」ですね。
ついこの間梅雨明けしたばかりだというのに、もう暦上では「秋」ですか・・・
TVでは、秋の七草をお供えするお寺さんが映っていました。
ところで自分は秋の七草を全部言えなかったりします
・・・春の七草も全部言えませんが

「暑中お見舞い」も「残暑お見舞い」に変わりますね。
あ、今年は暑中お見舞いを1通出したきりだった・・・

製紙業界

2006年08月07日 | 時事
北越株4営業日ぶり反落、15円安の831円 (読売新聞) - goo ニュース

8月7日読売新聞より
「北越が同日、三菱商事を引受先とする第三者割当増資を予定通りに実施した」

これで三菱商事の持ち株は24%に。
日本製紙グループも増資後10%まで買い進めたいと元々表明しています。
ますます王子製紙のTOBは混沌としてきました。
北越製紙が問題になっているのは、この会社が持っている技術と新型機械のため。
この会社を抑えておくと後々戦いやすくなるというのが王子製紙側の思惑。
一方の日本製紙は北越製紙が王子製紙傘下に入ると、業界トップの座はまず
狙えなくなるという危機感が株を買いに走らせています。
ちょっと新聞などでも読みましたが、各社の中国工場の稼動開始時期が大きく
影響しているようですね。

株の買占め合戦をしている間に、さらにティッシュなどの紙の値段が下がって
いきそうですが・・・
そうでなくても原材料高騰のあおりで厳しい業界のひとつですよね。
(ほとんどの業界が原材料高騰で苦しんでいる時期ですが)
何のためにそれをするのか。原点回帰も必要かと思います。