井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

準備登山・漁岳(1,318m)

2008-05-07 22:23:20 | 札幌近郊の山
今回の斜里岳、羅臼岳の山行に当たって、準備山行を2回行っています。
1回目は、4月12日の漁岳です。

漁岳は、夏道はないのですが冬に利用している登山口まで
札幌から1時間ほどで行くことが出来ます。
支笏湖へ向かってオコタンペ湖の分岐点近くの林道から
登っていきます。

林道を2キロほど歩いていきますが、林道に残っている雪が
柔らかく、所々で踏み抜き、膝頭が埋まるほどの深さがあります。
まるで落とし穴に落ちたようになり、この踏み抜きを注意しながら
歩くのは非常に神経が疲れます。

歩いているうちに何となく堅い雪面が分かるようになります。
それを足の裏で感じながら歩いていきます。

2キロほど歩いたあたりから左手の尾根に取り付きます。
いきなりの急斜面でこのあたりの雪は堅いので
キックステップで登っていきます。
キックも1度ではしっかりした足場が作れないので
2度ほど蹴り込みます。

これが疲れるのです。
膝裏の筋肉が疲れてきます。
最近は、キックステップを使って登るような山に入っていないので
訓練にはなるのですが、身体には応えます。

ようやく、尾根筋にでます。
ここからは恵庭岳が間近に見えます。

恵庭岳の山頂は溶岩ドームですので、左側に突き出た突起みたいのが
山頂です。

目の下にはオコタンペ湖と支笏湖が見えています。

オコタンペ湖は結氷しているので真っ白です。
その上に見えるのが支笏湖です。
支笏湖は不凍湖とも言われ、凍らないことが多い湖です。

ここから山頂を目指して歩くのですが天気が変わってきてます。
冷たく強い風が吹き時折雪が混じってきています。

山頂まで5~6百メートルほど手前にある1、175mのポコで
引き返すことにします。
ここから山頂までは風も強く当たるため
天候のことを考えて引き返すことにしました。

今日目的は、ツボ足で歩くことですので、
その目的は十分に達成することが出来ました。

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