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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

マウンティング女

2019-01-07 02:19:31 | Work
実はここ3ヶ月ほど頭を悩ませている問題がありまして。
前回の記事に書いたチームのKちゃんに対してです。

私と彼女は派遣会社が同じ。
入る前から「面倒見てあげてください」と営業さんからも言われていたし、イケメンリーダーもIT業界初の彼女がソフトランディングでチームに馴染めるよう、私と組ませることが多かったのです。
んが・・・・一緒に仕事をし始めてすぐ、ある種の違和感を感じるようになりました。

なんていうか・・・・私に対してマウンティングしてくるのです(笑)
あぁーこういうの超久しぶりだぁ と思いました。
女子ばかりの職場を嫌ってほど過去に経験してきていますが、まさにそれでして。

男性と違い、女性は常にマウンティングをする生き物だと思ってるんですが、そういう女性特有の思考が嫌で、超男社会であるIT業界が性に合っていると感じたくらいです。
覚えることが山程あり、スキルアップしていかないと仕事にならない厳しさや、男女関係なく任せられる力仕事(NAS運ぶとか、バカ重いサーバーを台車に乗せるとか普通にある)も、女性だけの職場に蔓延する心理戦に耐えることを考えたら「断然こっちのが楽!」と思えたほどです。

この世界にいてこんなのを味わうとは夢にも思っていなかったので正直面食らいました(いやマジで(笑))
あからさまな敵対心を感じるのです。
「ナメてんの?」と思える発言や行動が多々あるのです。
プロパーの前でやたらとおべっかを使い私を持ち上げ、プロパーがいなくなった途端ガン無視とか、一緒に作業してると私に対して「あーしろこうしろ」と指示を出してくる。

「私はこっちをやるのでMikiさんはこの作業をやってください。」
って言うから「え?なんで??」とびっくりしてると
「さっきリーダーからやれって言われましたよね?」
と言うので、「あ、それはKちゃんに対する指示であって私の作業ではないよ?」と言うと、
「え?だってこの作業は前回Mikiさんの担当でしたよね?」と来るので・・・・

「この間はたしかに二人で分担してやったけれど、次からはKちゃんが一人でやってね・・・ってことだよ。そうやって次を覚えていくものだから」
と言うと、納得がいかない顔で
「ですが私は前回この作業はやっていないのでできないですよね?Mikiさんがやったほうが効率がいいんじゃないですか?」
「そうだけど、仕事を覚えてほしいからこの間とは別の作業もKちゃんの仕事として振られたんだよ」
「でも私この作業はやり方を聞いてないので」

出た出た(笑)
聞いてない でたーーーーーーーーー!!
ほんとにねぇ 聞いてないから ってのを理由にするのはゆとり世代のあるあるなんでしょうかね。
(Kちゃんはもろゆとりである)

「やり方は横について教えるからやってください」と私が押し切ろうとすると
「明らかに二人で同時に作業を行ったほうが早く終わりませんか?教えてくれなくてもいいです。私は前回と同じところをやるので、Mikiさんはこっちをやったほうが効率がいいと思うんですけど?(笑)」

むっきいいいいいいいいいいいいいいいいい
ムカつくわぁああああああ(笑)
先輩の言うこと聞くもんじゃねーの?? 
段取りを考えるのはオマエの仕事じゃねーし!!

プロパーさんや、派遣でも男子の指示はむっちゃヘコヘコして聞くくせに、こと私に対しては一事が万事こんな調子。

謎なのは、なぜに私? ってこと。
私をライバル視して何が目的? って思うんです。
どうしたいんじゃオマエ!! ってイライラが積もり積もってます(笑)

前はランチに誘ったりしてたんですが、そんなこんなが続き距離を置くようになったんですが、いち早くそれに気づいたリーダー(笑)
「なんかあった?」
と喫煙所で聞いてきまして。
「マウンティングされてます」
と言うと
「えええええ?嘘でしょ?Mikiさんにマウンティングぅううう?マジで?」

ええ、ええ そうでしょうよ。
絶対にそんなこと信じないと思ったわ(泣)
だってそうだよ。チーム内で明らかに(エラそうとまでは言わないが(汗))お局的存在(傍から見ればそう取れると思う)の私に、昨日今日入った新人がバチバチにケンカを挑んできてるなんて図、誰も想像できないと思うもん。

「あれじゃない?ボスになるにはボスを倒せばいいわけじゃん?(笑)」
と笑いながらリーダー。
「え・・・ボスって私がボスに見えるってことですか?(笑)」
「見えるでしょ。少なくとも女性陣の中では群を抜いてボスでしょ?(笑)てか、俺も人生の先輩としてMikiさんから助言貰って助かってるし、他のプロパーもMikiさんに対してはそういう評価してるんだけど、そういうの見てて分かったんじゃない?この人を倒せば自分が上に行ける・・・とでも思ったんだよ」

つーか、倒すなんて発想あり得ないでしょ普通(泣)

リーダーが想像してた以上に私が深刻そうな顔をしてたんでしょうな(笑)
「しかし困ったなぁー。みんな忙しくて彼女につきっきりで仕事教える事できないし。だからMikiさんに彼女を任せてたのにさぁ。その相手にケンカ売ってるんじゃ駄目だよねぇ。」

そもそもなんですが、いくら同じ会社であろうとも派遣の立場で働いている以上、新人に対して教育する義務はないんですよ。
仕事を覚えさせるのは管理する立場にあるプロパー(社員さん)の役割。
だからといって「それ契約にありませんし」みたいなことを言ってても角が立つので、私みたいなお節介なオバハンは、今回のように教育しますよ~ と率先して買って出たりするわけです。
そんな私に甘えてきた・・・と重々承知しているリーダー。
あっさりと
「OK分かった。次からは一緒の仕事からは外すわ。今まで任せっきりで申し訳ない」
「え、そんなあっさりと・・・いいんですか?」
「勿論。だって任せてたのはこっちだし。そもそもプロパーが教える余裕が無いからこうなってんだし」
「あ・・・でも、そうすると彼女大丈夫ですかね?」

私が気にするのは、私の手から離れ、スキルのうんと高いプロパーさんたちの下の着いたら、たちまち彼女はドロップアウトするであろうことが目に見えているから。
的確な指示は出すんだけど、彼女のレベルに合わせて下に降りてきてくれることはほぼほぼ期待できない。
そして、指示が理解できず、同じことを何度も質問するKちゃんはおそらくすぐに
「スキルアンマッチだね」と判断される。

冷たいようだけど、クライアントからしたら昨日今日この業界に入り、エンジニアとしてスキルアップしたい・・・みたいな半分素人の彼女レベルなら掃いて捨てるほどいる。
彼女でなければならない理由は何一つないのだ。

うーーーん・・・・それもなぁーーー どーなんだろ。
だからといって私が今までどおりKちゃんと一緒に組むのは耐え難いストレスなのだ。

なんとか気づいてくれないかなぁ・・・・
女の社会と違ってマウンティングの頂点にいる者が残れる図式はここでは通用しない。
それに気づいてくれるといいなぁ。
(私は自分のことを女子の中のボスとは思っていないが)チーム内の女子の中でボスになったところで、スキルが追いついてないと生き残れないのに。

あ、まぁ、彼女がめちゃくちゃ頑張ってめきめきスキルが付けば話は別ですが。
そうなったのなら私は彼女に対し「教えてください!」の姿勢で挑みますよ勿論!(笑)


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