Life Size

IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

占いの結果

2022-03-21 04:39:23 | Work
N浜君ネタの番外編とでも申しましょうか。
先月東京に出張した際、実はとっても面白いことがありました。
N浜君と新入社員のBちゃんの3人での出張だったんですが、東京はまん延防止処置の真っ最中だったため、どうせ夜はやることもなく暇だろうと、私はなんとなくタロットカードを持参したんです。

当然ふたりともノリノリでぜひ占ってほしいーーーとなり、夕食を済ませた後、コンビニに寄り飲み物お菓子等々を買い込み、10分後にN浜君のお部屋集合!となりまして。
特にN浜君がノリノリで、仕事のことを占ってほしい、僕がどのくらい活躍できるか、仕事はうまくいくのか、お給料は上がるのかなどなど、質問も結構具体的でした。

で・・・・やったんですが・・・・
むちゃくちゃ最悪な結果だったんです。
解析するまでもなくというか、展開されたカードたちは全て不吉なカードで、明るい兆しが全く見えないわけです。
「すんません!ちょっと僕にシャッフルさせてください」
とN浜君。
なるほど。
自分でカードを切れば不吉なカードを呼び込むはずがないとでも思ったのでしょう。
「分かったいいよ。だけど、それって念がより伝わる可能性もあるけど大丈夫?」
「いいじゃないっすかぁ。ってことは絶対にラッキーカードが出るってことっすよ笑」

本人がそこまで言うんだからまぁいっか。
最後の数回をN浜君自身がシャッフルし、私は先ほどど同じように10枚のカードを展開したんです。
すると・・・・
めちゃくちゃ恐ろしいことが起きたんです(汗)
なんと・・・
シャッフルしたはずなのに、1回目で私が展開した10枚のカードと全く同じカードが出たんです。
10枚中9枚が同じだったんです。
しかもしかも、展開された位置も同じなんです。
こ、怖くないですか??
しかもしかもしかも!!
二度目のほうが逆位置が多く更に結果が悪いという・・・・・

ちょっとこれには私自身も鳥肌が立ちました。
自分は本物の占い師ではないし、おふざけで始めたタロットにしては怖くない??(汗)

もちろんN浜本人も、その場にいたBちゃんも震え上がってました笑
「つか・・・あなたがこれ自分でシャッフルしたんだから受け止めなよ。だから言ったじゃん。自分で触ると念がより伝わることもあるよって(汗)」
と私が言うと、N浜は呆然としながら力なく頷きました。

各カードの位置と全体の流れで読み解いていくんですが、とにかく今年を含め3年間は仕事に関してはどん底、今は耐える時期、新しいことにチャレンジしようとするな。
チャレンジしても失敗し信用をなくす。
報われないし、人に足元をすくわれる。
みたいな結果だったんですが、私が一番引っかかったのは現在の状況を示すカードの上に乗っかる「デビル」のカード。

「ん・・・・なんか・・・変な誘惑とか、騙そうとしてる人とか、調子いいこと言って近づいてくる人、いや、もう近づいてるのかなぁ・・・なんか身に覚えある?」
と私が言うと顔面蒼白になったN浜が
「・・・・あるっちゃああります」
「そーーなの?いやぁ・・これ、デビルのカード含め、周囲のカードから読み解くに、あなたは信用してるかもしれないけど、その相手はなんとも思ってなくてすぐに裏切られるって出てるなぁ。大丈夫なの?最近知り合った人?笑」

私が言う一言一言にN浜は暗い顔でうなだれ、そして、しまいには
「違う違う違う!!!こんな結果嘘ですし!申し訳ないっすけどMikiさんの占いが当たるとは限りませんよね?」
と大声でキレ始まる始末(笑)
その場では そーそーだって所詮私の占いだしねぇ~~~ って笑ってたんですが・・・・。

私はその占いの結果の本当の怖さを、後日T君の告白によって知ることになったのです。
いつもどおりのネタでした。
T君との間の面白話で
「この間出張先でN浜君占ったらさぁめっちゃひどい結果で・・・・。ちょっと可愛そうだった(笑)」
みたいな話をサクッとしたところ、T君の顔色が変わり
「どんな内容だったか詳しく聞かせてください」
みたいな展開になり、デビルのカードを含めた内容を話すとT君が我慢できないと言ったふうに告白したんですよ。
「実はN浜辞めるんです」 と。

そーーーー
私知らなかったんです。
あの占いの時はまさかN浜が辞めるなんて全く知りませんでした。
だけど、タロットは恐ろしい事実を突きつけてたことになります。

こっわ・・・・
てか、私仕事辞めたらマジで占い師になろうかな(汗)

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自動保温を切る旦那

2022-03-20 03:14:09 | Diary
毎度毎度思ってることなんです。
丁度PCを開いてるタイミングでやられたので書いてやることにしました。

旦那よ・・・・
なんで自動保温を切るんじゃ!!!
あっ お風呂の話です(汗)

そりゃ私はあんたが出た後すぐに入らないさ!!
あんたが出て、そろそろ寝入ったなぁ~~~ってタイミングでゆっくり入りたいんだよ私は!!
そのために「自動保温2時間設定」してるんじゃん??
なんで自分が出る時に
わざわざ わざわざ 
なんで切るねん!!

ほんとにねぇこれやられるとまじで萎えるんですわ。
3回に2度くらいの頻度で切られます。

今日はね?
早く寝たかったので、旦那がお風呂から出て、自室に入ったと思われる22時半くらいに見に行ったんですよね。
したら・・・・しっかりと切ってあると。
もぉ腹たって「だったらもっとあとに入ってやるううううううう!!!」とこの時間になりました。
だってさ、自動保温切ってあるなら寝る寸前に改めて手動追い焚きしても一緒じゃんね。

まじムカつくわぁ~~~

何度か抗議したんです。
なんて返ってきたと思います?
「だってオレが入ってる時暑いじゃん」
は?
はぁあああああああああああああああああああああああ?? ですよまじで。

だったら私が入ってる時冷めてるのはいいわけ???

「追い焚き押せばえーやん」

そーゆー問題ちゃうわ!!!
ほんとーーーーーーに こういう相手のことを思いやらない自分勝手な性格が大嫌いです。

旦那の言い分はこうです。
「だったらお前が8時くらいに先に入れば?オレはお前が先に入っても文句言わんよ?」
あのな・・・・
風呂の後先で文句言うだのなんだのの台詞が出ること自体時代錯誤じゃ!!
なんで8時に入らなあかんねん!!!

「だってオレは10時には風呂終わりたいもん」
「8時になんて入れないよ私は」
そりゃそうですよ。
8時なんて会社にいて仕事してるときだってあるんだから。
「あんたが自動保温を切らなければいいじゃん」
「だってお前すぐ入らないじゃん。すぐ入らないのに保温してたって無駄じゃん」
「入るよ!!設定時間内(2時間)には入るっての!」
「自動保温してるとオレが入ってる間中暑いじゃん。オレが出て1時間半後にお前が入ったとして、その時に追い焚きすればいいだけちゃうの?」
「だからーーー追い焚きってのは設定温度に達した瞬間からお湯は冷めていくでしょ?」
「・・・え?それの何が問題?」
「は?大問題じゃん!!体洗って、浸かるときにはぬるくなってるんだよ?」
「ぬるいって(笑)大げさ。そこまでぬるくないじゃん」
あかん
話にならん。
まじムカつく。
だいたい1分もお湯に浸からないあんたに何が分かるってのよ。
なんのために防水のテレビを買ったんだ。
お風呂でお湯に浸かりながらゆっくり見たいからでしょ?
一日の疲れを好きなテレビ見ながらじっくりゆっくり癒やしたいからでしょ?

すぐに入らないから
これが旦那が保温を切る最大の理由なのかもしれないですが、そうだとしてよ。
すぐに入らないからと言って話し合いもなしに勝手に切ることは話が別。
勝手に切っていいという理由にはならないよね。
本当にこういう些細なことの積み重ねってきっついわぁ~

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近食べたもの

2022-03-18 00:08:59 | Diary
体重また増えた?
いえいえ もぉいつくらいからか体重計乗ってませんし(笑)

ってことで、ここ最近のランチをご紹介。

本日食べた行列のできる美味しいうどん屋さんの季節限定醤油バターうどん。

これもぉ冬だけじゃなくずーっとやっててほしい~~ って思うほど大好物のおうどん。
今日は贅沢にも海老天を追加で1本頼んじゃいました。
こちらのうどん屋さん 天ぷらも絶品なんです。

こちらも同じお店のカレーうどん。

これはねぇ、2月中旬くらいのとっても寒い日だった気がします。
寒い日ってカレーうどん沁みますよねぇ~
この日も海老天トッピングしてますな(汗)

うっわぁー これまた同じお店のカレーうどん(笑)

これは、鶏天トッピングカレーうどんですな(汗)

あっ! これは前に住んでたマンション近くにある、昔よく通ったうどん屋さんのあんかけ鶏卵うどん。

いつだったかの休日、旦那と久しぶりに守山アピタに行ったんです。
で、お昼何食べる? となり、あーーだったらあのうどん屋さん行こう行こうってなりまして。
何年か振りに食べたんですが、昔より量が減った??(笑)
器がもっと大きかった気もする・・・・

次はうどんじゃないです(笑)
先日J-Modeさんにご馳走になったお寿司~~~~!!!
絶品のちらし寿司。

いーーーっつも迷うんです。
握りにするかチラシにするか。
迷いに迷った末の「やっぱチラシにする!」です(笑)
やっぱ ってなんなんでしょ(汗)

こちらはランチではないんですが、旦那と仕事終わりの大戸屋さんでいっつもこれと決めている・・・・

チキン味噌カツ煮定食

1月から2月にかけて社内でコロナ感染者がバタバターっと出たこともあり、ランチはお一人様キャンペーンを実施中で、しばらくコンビニで買って自席で食べてたんですが、コンビニのものって体に悪くない?
って急に思いたち、ここんところはチャイムとともにダッシュで外に飛び出すようにしています。
一人だと混んでるお店もなんとかなります。

こちらは前から興味があった近くのビル地下の天ぷら屋さん。

かき揚げ丼。
海老がいっぱい入ってて美味しかったんですが、タレに漬け込んであるタイプのかき揚げだったんです。
これ食べて実感しました。
私は塩で食べるかき揚げ丼が好きだな。

なんか・・・・揚げ物ばっか・・・・

いやいやいや
お魚だって食べます!

定期的に通う 栄住吉にある割烹居酒屋さんのさばの味噌煮定食。
これがね~~~ マジで美味しいんです。
数量限定のためダッシュで行ってもありつけないこちらの定食。
この日は久しぶりに食べることができました。

これは本当に名古屋の味です。
遠方から名古屋にいらした方を連れてきたいお店です。
名古屋の味噌味をご堪能いただきたいわぁ~
って、とにかく数量限定で運が良くないと食べられませんけど(汗)

しかし・・・・
こうやってアップすると・・・
絶対に痩せられないのが納得ですわ(笑)

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近はこんなのを作ってみました

2022-03-14 02:34:56 | Diary
Oisixを継続中なんですが、先日こんな小洒落たものを作ってみました。

フライパンでパエリア!!

Oisixのレシピ通りに作っただけなんですが、家でこんなちゃんとしたパエリアが作れるとは驚きです。
普段絶対に作らないメニューなので、材料買うだけで大変(汗)
そう思うとOisixも悪くないなぁと感じた次第です(笑)
本格的なお店の味のパエリアでした。

こちらはOisixではなく、スーパーでクリームチーズを買い、気まぐれで挑戦した自家製チーズケーキです。

自分でもびっくりするほどの出来栄え。

購入した型が大きすぎて平べったい感じに出来上がってますが、味はチーズケーキでした。


自分の誕生日に自分でチーズケーキを作ったんですよ。
だーーーーーれもケーキを届けてくれないのでね?
初めて作ってみましたよ。

旦那の評判もよく、冷蔵庫にもう1個分材料があるのでまた近々作ろうかな。
オーブンの熱さには驚きましたけどね(汗)


Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

辞める理由が分からない2

2022-03-13 16:59:05 | Work
今月末で会社を辞めるN浜君なんですが、ほんとに辞めるの?嘘じゃないの?
ってくらい、何事もなく過ごしています。
そして私も知らない体で過ごしています。
3月も中旬を過ぎ、残りあとわずか。
黙ったまま最後の日を迎える気なんでしょうか。

前回の記事で書いたように、私とN浜君にはいろんな繋がりがあり、私は当然のことながら彼は何でも私に相談してくれるものと思い込んでいました。
何故私に相談もせず退社することに決めたのか、また、そもそも退社する理由はなんのか。

あれから少しずつN浜君の転職に関する情報が入ってきました。
彼の転職活動は年末くらいから始まっていたようです。
何故にそんな情報が入ってくるのかと言うと、彼が転職先としてターゲットにしたのは取引先だったのです。
メーカー、インフラ系のシステム会社などなど、仕事で関わった会社の営業マン全てに転職の意向を伝え、面接してもらえないかとアタックしたようです。
機器を購入していたり、親会社と関わりが深い会社に、よくもまぁそんな大胆な行動取るなぁ・・・と思うんですが、それがN浜君なんです(汗)
お客さんの会社から社員を引き抜いた・・・と取られるようなこと、常識ある会社がやるわけないやん。
しかもさ、これまでもこれからもずっとずーーーっと取引は続くんだよ?
「人事部長紹介してもらえないかって言ってきて参りましたよ」
って先手を打って営業マンにべらべら喋られる始末。
もちろん喋られているという事実をN浜君は知りません。

リーダーも一旦はN浜君の意向を受けたものの、惜しい人材だし説得しようと思っていたそうですが、その事実を知り完全に吹っ切ったようで、今ではN浜君に対してめちゃめちゃそっけない態度で接しています。

1社だけN浜くんと一番関わりのあった営業マンが彼の熱意に負け、オフィシャルな面接ではなく、軽く食事でも・・・と事業部長を同席させる形で一席設けてくれたそうです。
採用されるとしたらその会社だったのかもしれませんが、なんとN浜君。
自分の会社と上司であるリーダーの悪口を言いまくり、あの人の下では力が発揮できない!あんなクソみたいな会社潰れればいい!! と、まくし立てたそうです。
想像するに、悪口を言いまくっていたとしても、相手はきっと反論もせず
「うんうん そうなんですかぁ。大変ですねぇ」とか
「そりゃ苦労しますねぇ」
みたいな合いの手を入れてくれたのでしょう。
自分の言うことをウンウンと聞いてくれることに嬉しくなってしまったのかもしれません。
いや そりゃそうだよ(笑)
だって、どうでもいいんだもん。
その場限りの一生会わないかもしれない若者に嫌われる必要もないので肯定しかしないよ。

結局「エンジニアとして優秀かもしれないけど、自分の会社の悪口しか言わないような人間はいらない」ってなったそうですが、当の本人に本当の理由が伝えられることはありません。
もしかしたらN浜君は「やっぱ取引先はやばかったなぁ」程度に捉えているのかもしれません。

結局彼はどこへ行くのかと言うと、以前ウチのチームに助っ人でとある大手のシステム会社から出向で来ていた超絶仕事のできる(しかも超絶イケメン(笑))のI君って子がいるんですが、その子を頼って口を利いてもらったそうです。
I君は一年前大手を退社し、ITコンサルの会社に転職したんですが(I君なら納得ですが)とてもN浜くんにコンサルが務まるとは思えないのです。

パン屋さんで例えると(なんでパン屋さんやねん汗)商店街ではそこそこ有名なパン屋さんのバイト君が一生懸命さを買われ、クロワッサンとクリームパンの作り方を店長から教えてもらい、10個中2個は失敗するけれど(少し甘めな採点で)8個は店頭に並べてもらえるようになった矢先、いきなり老舗パン屋さんの業務拡張のプロデュース、しかも多店舗展開の総合プロデュースを任されるようなもんです。
すべての商品を作ったことも、ましてや新作を編み出すセンスも能力もなく、たまたまクロワッサンとクリームパンだけは褒められたバイト君が、例えば木村屋さんの別業態、メゾンカイザーの業務拡張がやれますか!! ってくらいの突拍子もない話なんです。
商店街のパン屋のクロワッサンは作れても、メゾンカイザーのクロワッサンなんてバイト君レベルじゃレシピすら見せてもらえんわ!!

N浜君が頼ったI君のレベルをパン屋さんに例えますと
商店街のお店のバイトで入ったんですが、数ヶ月ですべての商品のレシピを覚え、完璧なパンを作成。
新商品開発にも積極的に参加、バイト君の管理も完璧にこなし
「君ならお店を任せられる」と店長就任。あれよあれよと売上アップ。
次に多店舗展開を提案。
商店街に1店舗だったパン屋さんが県内に10店舗のチェーン店に発展。
もっと大きな仕事がしたいなぁ・・・と思っていた時、大手の木村屋さんにヘッドハンティングを受け、メゾンカイザーの総合プロデューサーに抜擢される・・・くらいN浜君とは差があります。

その!
そのI君ですら、コンサル会社で相当苦労してるらしいのです。
SEとして頂点だったI君ですら大苦戦しているそのようなフィールドで、N浜 君は一体何ができるんだ。

まだ私がN浜君の転職を知らなかった時、いきなりN浜君から来たLINEの内容に妙な違和感を覚えたのですが、そのLINEには
「僕は30代で一千万プレイヤーになりたいんです!というかそれくらい稼げなかったら生きてる意味がないです」
と書かれていました。
その時は適当なことを書いて返したんですが、今思うと、そのLINEを私に送った頃I君の会社の採用が決まったんだと思います。

N浜よ。
一千万ってね、一千万貰えるフィールドに行けば貰えるってことではなく、一千万が取れる能力があるから取れるんやで?
環境の差で到達するスピードは違えど、一千万に見合う能力のある人は、どこにいたって一千万プレイヤーになれるんです。
パチプロで一千万年収があった・・・って言う話たまに聞くけど、あれって、半端ないくらいパチンコのことを毎日考えて、何時間も座っていられる体力も必要で、とにかく死にものぐるいでパチンコと向き合ってんだと思うんです。
そんな根性ある人はサラリーマンになったとしても出世するよきっと。

彼が自分の力を過信し、別の場所に行けば成功すると思ったのか、ただただ今の職場が嫌でしょうがないのか、未だ彼の退職の理由は分かりません。
本人に直接聞けば答えは出るのかもしれないけれど、聞いたところで私の気持ちはスッキリしないでしょう。
いろんな巡り合わせで生まれた縁がまた一つ私の手元から離れていきます。
出会いがあれば別れもある。
この年齢になってもまだそれを味わうのかと思うと少し憂鬱になりました。
50代最後の年は波乱の幕開けか?
うっわぁーー
嫌だなぁあああ(汗)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

辞める理由が分からない1

2022-03-03 18:49:16 | Work
事実は小説より奇なり・・・とは言いますが、まさにそう思わされることが次々に起こります。
未だオフィシャルには発表されておらず、ごく一部の人間しか知らないのですが、本ブログにかなりの頻度で登場するN浜くんが3月いっぱいで退社するそうです。

N浜くん退社の話を教えてくれたのは仲良くしているT君なのですが、T君自身も偶然その事実を知ってしまい、リーダーから固く口止めされているので誰にも言わず(もちろん本人にも)黙っていてほしいと懇願されました。
N浜君は私が紹介する形でこの会社に最初は派遣で入ってきました。
私の元いた会社の同僚から「優秀な若い子が居るけど、Mikiさんが働くクライアントさんは人を募集していないだろうか」と相談を受けのがきっかけでした。

N浜くんの話(退社の件も含め)を語るには、私がこの業界に入ったきっかけから話す必要があります。
長い長いお話になりますがお付き合いください(笑)
今から15年前。
PCがちょっと得意なだけの、ITは全くの素人のパート主婦だった私が、ネットの求人サイトの情報を鵜呑みにし、とある小さな会社にエントリーしたのがこの業界に足を踏み入れるきっかけでした。
国内超大手のITベンダーで事業部長だったY氏が早期退職し、会社を立ち上げたのです。
その会社の立ち上げメンバーとして入社したのが私でした。
当時は業界も今よりうんと景気がよく、優秀な人材は大手に行ってしまい、私のような素人(しかもおばちゃん(笑))くらいしかそんな小さな会社に集まってこなかったのかもしれませんが、なんにせよ全くの素人だった私を雇い入れてくれた社長には今でも感謝しています。
その社長が拾ってくれたから今の私があるのですから。

起業はしたものの、経営のノウハウもないY氏が最初に取り組んだのは、自分のコネクションを使い、元いた大手ベンダーに自社の社員を派遣で出すことでした。
このブログを始めた最初の年、私の超大手ベンダーでの派遣人生が始まりました。
当初は3人だった会社も、みんなの努力で社員も増え、2013年の春には20人規模の会社にまで成長していました。
その直後、クライアントである大手ベンダーの都合で、私の所属していたチームがプロジェクト閉鎖になり、私を始め同じ会社に所属する10数人分の派遣先を探さなくてはならない事態に陥りました。

未来のある若手の派遣先をなんとか確保し、さぁ私の行き先は?
となった時、私はY氏から「あなたの行き先は見つけられない。申し訳ないけど辞めてもらえないか」と言われたのです。
物凄くショックでした。
会社発足時から唯一残っていた私を放り出す社長に対し、当時は憎しみさえ覚えました。
派遣先がないことは自分でも理解していました。
所属していたチームでの職歴はあっても、社長のコネの通用しない他社でエンジニアとしてやっていけるとは思えませんでした。
けれど、今の規模にするにあたって最大の功労者でもある私を『派遣先がないから』と、平気で放り出す社長が許せませんでした。

捨てる神あれば拾う神ありとはよくいったもので、大手ベンダーの同じフロアで働くSさん(今でもワイン女子会で年一で会う女性です)に、彼女が所属する派遣会社に登録しないかと誘われたのです。
家にこもる気のなかった私は、すぐに一般派遣スタッフとして登録し、大学でIT系の講師をしたりと頑張り始めた頃、Y氏の会社に残る後輩たちが私を頼ってきたのです。
発足時のメンバーである私を簡単に切る社長のやり方に不満が爆発した数名がY氏の会社を辞めてMikiさんの会社に入りたいと言い出したのです。
Y氏の会社の中で選りすぐりの優秀なエンジニア数名を引き抜くことに私はなんの迷いもありませんでした。

所属していた派遣会社が、社員拡充プロジェクトが発足したばかりだったこともあり、私の提案に両手をあげて賛同してくれました。
そして、年収大幅アップで彼らをY氏の会社から引き抜いたのです。
そんな功績が讃えられ、私は一般派遣スタッフから、世界有数の外資系派遣会社の社員になったのです。
後にも先にも、私の人生において最大のラッキーだったと思います(笑)
引き抜いた彼らからは感謝され(なんといっても世界規模の会社の社員になれたのですから)私は私で彼らの功績のお陰で社員になれたのです。

そんなうまい話がいつまでも続くことはなく・・・・(泣)
たった2年で私はその会社から放り出されたのです(笑)
詳しくは書きませんが、自分がY氏の会社から引き抜いた一番信頼していたFくんの裏切りによるものでした。
自分が一番信頼していた後輩に裏切られることがこれほどまでにダメージを食らうものなのかと感じると同時に、それまで何も感じていなかったY氏のことが思い起こされたのです。
事情はどうあれ、私はY氏の会社からF君はじめ、主力数人を引き抜いたのです。
私が首謀者であることを知ったY氏はどんな気持ちだっただろう?
今の私と同じ思いをしたんだろうか・・・と、Y氏に対して自分が行った行為を初めて申し訳ないと思ったのです。

それからしばらくして今の派遣会社から声がかかり、私は1年半のブランクを経て今のクライアント先に派遣で働き始めました。
今の会社で働き初めて半年ほど経った頃、Y氏の会社がピンチであることを風の噂で知ったのです。
数年前の私の時と同じく、またしても派遣先が見つからず、優秀な若手を路頭に迷わせているとのことでした。
Y氏の会社は私がいた頃と同じく、自分の元いた大手ベンダー頼りの営業しか行っておらず、そのベンダーの大幅な組織変更により派遣先であった一つのプロジェクトが消滅したのです。

私は何年かぶりに社長の携帯に電話を入れ、そして今自分がいるクライアントが人を募集していることを伝えたのです。
そんな縁で入ってきたのがN浜くんです。
通常、企業は新規口座を開くことを嫌います。
既存の取引先から人を入れることを良しとし、新規の会社と取引することはしないのですが、私の口添えもあり、イケメンリーダーがN浜くんとの面談を進めてくれたのです。
N浜くんの面談の席で、私はY氏と4年ぶりに顔を合わせたのです。

N浜くんが優秀で、やる気満々な若手だったこともあり、イケメンリーダーはN浜くんの採用を決めました。
かくして、Y氏の会社との取引が始まったのです。
N浜くんを入れることで私は自分が行ったY氏への裏切りを帳消しにしたと思いました。
Y氏がどう感じているか確認したことはありませんが、後日N浜君経由で「一度は引き抜かれたけれど、今回恩返しをしてくれて感謝してる」と言ってたらしいと聞いたことはあります。

ところが・・・です(笑)
そんな経緯で派遣として入ってきたN浜君なのですが、結局はクライアントである今の会社がN浜くんをプロパーとして引き抜いたのです(汗)
もちろん、N浜くんの強い希望があったからです。
「Mikiさんの紹介で入ってきたんですけど、Y氏を裏切って今の会社のプロパーになっていいでしょうか」
まるで私が最初からプロパーに引き抜くために今の会社を紹介したかのように取られても仕方ありません。
またしても私はY氏を間接的ではあるけれど、裏切るような形になったのです(笑)

通常、派遣先が派遣元から社員を引き抜くことはご法度とされています。
なので今の会社はN浜くんを引き抜くことに関して違約金の形で数百万をY氏に支払いました。
N浜くんが半年間働いた場合発生する金額相当を支払う形で円満解決したのです。
一時はY氏に罪滅ぼし(と言えるかは疑問だけれど)をし、それが結局はまたしてもの引き抜き・・・・
私とY氏との因縁がこんな形で終演を迎えるとは思ってもいませんでした。

Y氏の会社と今の会社。
N浜くんにとってどちらがいいかなんて火を見るより明らかです。
会社の規模、給料体系、福利厚生・・・何もかも今の会社が圧倒的に上です。
N浜君は私との縁で今の会社の社員になれたことを殊の外感謝しており、その言葉を聞くたびに、Y氏をまたしても裏切る形になったことなどなんてことないと思うようになりました。
ことの発端は、8年前、私を冷たく放り出したことです。
あの時、私を放り出していなかったら、N浜くんのことなど起きていないのです。
もちろん、放り出してくれたから今の私があるというのも事実です。
Y氏からしてみたら、自分が拾った素人のおばちゃんが、この年齢までしぶとく生き残るとは思ってもいなかったでしょうし、私自身もそれは本当に驚いています。
15年前のあの時、まさか自分がこんな長きに渡りこの世界で生きているとはまるで予想できませんでした。

ここまでがN浜くんと私との関わりの全容です。
晴れてプロパーになり、順風満帆とも思えた彼のこの会社での歴史が今月末で終わろうとしています。
次回の記事でいよいよN浜くんの退社にまつわるお話を書こうと思います。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする