ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

あかんもの

2019-07-06 23:51:09 | 日記・エッセイ・コラム

2019年7月3日(水)

 

おととい、買い物に行く時に地下道を通った。

地下道には、正方形の金属の缶が壁に立てかけてあった。

爆発物?

何だか危険な感じがしたので、そそくさとそこから離れた。

離れながら「もしかしたら、現金が入っているかもしれない」

「もし、爆発物でそれが爆発したら、『なぜ通報しなかったのか』と責められるかもしれない」

「いやいや、浦島太郎のお土産のように開けたら歳を取ってしまうかもしれない」

など、頭の中を駆け巡った。

 

昨日、散歩に行くのに、地下道を通った。

缶は倒れていて、少しふたの口が空いていた。

誰かが覗いたのだろう。

爆発物ではなかったようだ。

中身は何だったのだろう。

現金だったのか?

横目で見ながら通り越した。

 

散歩の帰りにまた地下道を通ると、きちっと蓋は閉まっていた。

誰かがまた覗いたのだろう。

いったい何が入っていたのだろう。

「見たな」の紙が入っていたりしたら怖い。

缶に吸い込まれたり、家に帰ったら後ろに誰かがいたり。

怖い話を思い出してしまう。

 

今日、もしあったら中を覗いてみよう。と思った。

夕食の買い物を買いに行く時に地下道を通ったが缶はなかった。

何だか残念。気になる。

しかし、缶を開けて何も入っていなかったら。

その缶をどうしたらいいのだろうか。

缶は落し物なのだろうか、それともゴミなのだろうか。

何もないからそのまま置いておくのは、ゴミを放置してしまったような気がする。

 

だから何もせずに通り過ぎる。

何だか、今の世の中のよう。

自分に関係ないことには近づかない。

 

今の世の中は危険もいっぱい。

爆発物ではなくても、有毒な化学物質が入っていたり、人の手首が入っていたり。

恐ろしい事もたくさん。

不審物があったら、警察に連絡するのが一番なのだろう。

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