「じゃがいもは煮ころがすのが一番。意地も悪かったがよく惣菜道を教えてくれた典座職(てんぞしょく:禅寺で修行僧の食事を司る役職)の兄弟子の言葉である」水上勉著【精進百選】より
水上勉さんは自分で畑を作っていて、取れ取れの野菜を食材に使う。
「茎の太さは拇指ぐらい、根からぬいて収穫。ザルに入れ、よく洗ってたわしでこすると、うす皮がむけた。その程度にして凹みの土のとれたところをよく見てから、鍋に入れ、醤油、砂糖、酒、昆布だし汁で煮ころがした。」
もうちょっと詳しく書いてくれている。
「はじめ、だし昆布を鍋の底にしき、じゃがいもがひたひたにつかる程度の水を注いだのである。火にかけてコトコトしてきたら昆布を引き上げた。砂糖も酒も、醤油も少々。汁気がなくなるまで煮つめた」
「醤油を入れすぎぬよう、これが肝心」
きっちんが勝手にレシピにしました↓ 醤油入れすぎたかなあ・・・
~~レシピ(4人分)~~
新じゃが芋 5~6個(400g)
昆布 10cm
水 約2カップ
調味料:砂糖・酒・各大さじ1、醤油小さじ2
●じゃが芋はよく洗って、庖丁の背で所々こそげ、3~4センチ角に切って水に浸ける。
●鍋に昆布を敷き、水気を切ったじゃが芋を入れる。
じゃが芋がひたひたに浸かる程度の水を注ぎ、火にかける。
フツフツしてきたら昆布を引き上げる。
調味料を加え火加減を弱い中火にし、落とし蓋(アク取りシートなど)をして汁気がほとんど無くなるまで約20分煮る。
竹串を刺してみて、スッと通れば完成(まだ硬い場合は水100ccほど加えて更に5分ほど煮る)。
出典【水上勉著「精進百選(岩波現代文庫)」「馬鈴薯の煮ころがし」より】
水上勉さんは自分で畑を作っていて、取れ取れの野菜を食材に使う。
「茎の太さは拇指ぐらい、根からぬいて収穫。ザルに入れ、よく洗ってたわしでこすると、うす皮がむけた。その程度にして凹みの土のとれたところをよく見てから、鍋に入れ、醤油、砂糖、酒、昆布だし汁で煮ころがした。」
もうちょっと詳しく書いてくれている。
「はじめ、だし昆布を鍋の底にしき、じゃがいもがひたひたにつかる程度の水を注いだのである。火にかけてコトコトしてきたら昆布を引き上げた。砂糖も酒も、醤油も少々。汁気がなくなるまで煮つめた」
「醤油を入れすぎぬよう、これが肝心」
きっちんが勝手にレシピにしました↓ 醤油入れすぎたかなあ・・・
~~レシピ(4人分)~~
新じゃが芋 5~6個(400g)
昆布 10cm
水 約2カップ
調味料:砂糖・酒・各大さじ1、醤油小さじ2
●じゃが芋はよく洗って、庖丁の背で所々こそげ、3~4センチ角に切って水に浸ける。
●鍋に昆布を敷き、水気を切ったじゃが芋を入れる。
じゃが芋がひたひたに浸かる程度の水を注ぎ、火にかける。
フツフツしてきたら昆布を引き上げる。
調味料を加え火加減を弱い中火にし、落とし蓋(アク取りシートなど)をして汁気がほとんど無くなるまで約20分煮る。
竹串を刺してみて、スッと通れば完成(まだ硬い場合は水100ccほど加えて更に5分ほど煮る)。
出典【水上勉著「精進百選(岩波現代文庫)」「馬鈴薯の煮ころがし」より】