きっちんさんの簡単料理!!

簡単で美味しい家庭料理レシピの紹介と日記です。
【Corichブログ「きっちんさんの簡単料理!!」】から移転しました。

2014年のお節(2014ねんのおせち)

2014-01-03 | お節
お蔭様で、今年も家族でお祝いができました。

それぞれの皿には
  
  「海老、数の子、銀杏」。
「海老」は塩と酒を入れた熱湯で身がくるっと曲がるまで茹でます。
「数の子」は2%の塩水(水1リットルに塩約小さじ1)で2~3度塩抜きし、最後は4%(水500㏄に塩約小さじ1)の塩水で仕上げます。
「銀杏」は殻から取り出し、熱湯に入れて5分ほど、箸でコロコロさせながら薄皮を剥きながら茹でます。

お重は
    
  「黒豆、田作り、栗きんとん、金柑の蜂蜜煮」
「黒豆」はご近所のIさんから頂戴した黒豆のシロップ煮。とても美味しかった。有り難うございました。
田作り」は電子レンジで超簡単にできます。
栗きんとん」は皆に絶賛されました。
金柑の蜂蜜煮は、市販のもの(ちょっと苦みが気になりました)。

    
  「高野豆腐、椎茸の含め煮、こんにゃくと牛蒡の金平、にしん昆布巻、金柑の蜂蜜煮」
「高野豆腐の含め煮」は、砂糖を増やして、しょう油を控えた方が良いようです。
「椎茸の含め煮」は、煮るときに、あく取りシートは要りません、味が薄くなります。
「こんにゃくと牛蒡の金平」は少し濃い味でした。
にしん昆布巻は宅配。

  
  「蒲鉾、伊達巻き、数の子、棒鱈、ロースハム」
全て宅配。

  
  「酢蓮根、たたき牛蒡、千枚漬け、大根なます
今年は「大根なます」が人気でした。

  
  「煮しめ
薄味の煮しめは箸休めに最高でした。
 
お菓子は、今年は充実していました。
    
  「博多通りもん、山田屋のまんじゅう、赤福、宮城野(あられ)」
「博多とおりもん」は孫がお土産に持って行きたいと言うので、注文しました。
「赤福」は息子がくれた大阪土産です。
「山田屋のまんじゅう」と「あられ」は、私の為に用意しました。

栗きんとん(くりきんとん)

2014-01-01 | お節
「明けましておめでとうございます」
黄金色の「栗きんとん」にあやかって、美しく輝く我が家でありますように!!!

あっさりした甘さ(※4)。
ピカピカの「栗きんとん」ができました!!!
「くちなしの実」が生協で注文できたので、40年越しのチャレンジとなりました。
          
くちなしは栗きんとんの色付け用に細かくしてあって、ティバッグになっていました。
お蔭で煮汁に加えるだけで、さつま芋が黄金色に染まりました!

娘が手伝ってくれて、手間のかかる「裏ごし」もササッと完了。
家庭料理なので、甘さを控えめにしました(ミョウバンは省略。砂糖は90g、塩は小さじ1/4に変更)。
(2015/1/1 更新しました)

~~レシピ( 栗(甘露煮) 12 個分)~~

栗(甘露煮) 12個 ※1
甘露煮のシロップ 約70㏄
さつま芋 中2本(1本200g位)
ミョウバン 小さじ1 (※2省略)
くちなしの実 1~2個 ※3
砂糖 120g ※4
塩 小さじ1/4~1/2 ※5

●さつま芋は厚さ3cm に切り、皮を厚めにむく。
 ボウルにさつま芋とたっぷりの水を入れ、ミョウバンを加え、30分程浸けてアクを抜く()。
 くちなしの実は包丁の柄で叩いて割り、ガーゼで包むか、だし袋に入れる。
●鍋に水きりしたさつま芋、くちなしの実、たっぷりの水、甘露煮のシロップを入れ、中火にかける。
 煮立ったら弱火で20分ほど竹串がスッと刺さるまで煮る。ゆで汁は残しておく。
 くちなしの実は取り出し、さつま芋が温かいうちに、裏ごしする(またはプロセッサーなどで加減しながら、残しておいたゆで汁少々を加えて撹拌する)。
●鍋にさつま芋とゆで汁適量、砂糖半量を入れて弱火にかけ、木ベラで練りながら加熱する。
 残りの砂糖を加えてさらに練り混ぜ、つやが出てポッテリしたら栗を加え、塩を加えて味を調える。

出典【E・recipe「栗きんとん」】

※1 栗(甘露煮)12個の代わりに、栗甘露煮(瓶入り200g、固形量100g栗は約12個)を使いました。
※2 ミョウバンは省略しました。
※3 くちなしの実1~2個の代わりに、くちなしの実(ティーバックタイプさつま芋1キロに1袋)を1袋使いました。
※4 砂糖120gを90gに変更しました。ちょっと薄味です。
 ミョウバンを省略しました。さつま芋は切り口にアクが出て黒くなるので、切ったらすぐに水に浸します。何度か水を換え、再び黒くなっている部分があれば包丁で削り、水に直ぐに浸します。
※5 塩小さじ1/2を小さじ1/4にしました。

2013年のお節⑤(2013ねんのおせち⑤)

2013-01-07 | お節
これ等も我が家の定番たちです。
市販のものや宅配で注文したものを切って盛り付けます。
今年は忘れましたが、海老を塩茹でして載せると豪華になります♪

蒲鉾 (紅白)1個ずつ
 食べやすく切って、交互に並べて盛る。

黒豆 煮豆1袋
 煮汁を半分ぐらい切って盛る。

伊達巻 1本
 幅1センチほどの輪切りにして盛る。

ロースハム 1本
 薄く半月切りにして盛る。

蟹(冷凍)
 冷蔵庫で解凍し、汁気を切って盛り、酢じょう油(酢大さじ2、しょう油少々)を添える。

2013年のお節④(2013ねんのおせち④)

2013-01-06 | お節
こんにゃくと牛蒡の金平(こんにゃくとごぼうのきんぴら)

牛蒡の歯切れが素敵な金平です!!!
赤唐辛子はお好みで増やしてください。
普段より少し辛めに作ります。


~~こんにゃくと牛蒡の金平レシピ(8~10人分)~~

こんにゃく 1丁(250g)
牛蒡 1/2本(50g)
水 50cc
調味料:砂糖大さじ1、しょう油大さじ2
サラダ油(またはごま油) 大さじ1
好みで赤唐辛子(小口切り) 2~3切れ

●こんにゃくは幅7~8ミリの短冊切りにし、真ん中に2~3センチの切り込みを入れて、手綱形にする。
 鍋に、こんにゃくとかぶる位の水を入れて火にかけ、2~3分下茹でする。
 水に取って、暫らくアクを抜く。
●牛蒡はタワシでこすって洗い、回しながら3~4センチの斜め切りにし、水に浸けてアクを抜く。
●フライパンにサラダ油を熱し、牛蒡とこんにゃくを順に炒める。
 水、砂糖、しょう油を順に加えて、蓋をして弱火で4~5分煮る。
 蓋を取って、(好みで赤唐辛子を加え)煮汁がほとんど無くなるまで煮絡める。

椎茸の含め煮(しいたけのふくめに)

これも大人気です!!!
甘からず辛からず調度好い味です♪


~~椎茸の含め煮レシピ(8~10人分)~~

干し椎茸 大小織り交ぜて16枚
調味料:砂糖・しょう油各大さじ4

●干し椎茸けをタップリの水で戻す。戻し汁は捨てずに取り置く。
 しいたけの柄の部分を取り除き、半分に斜めそぎ切りにする(大きいものは1/4、1/6に切る)。
●鍋にしいたけを入れて戻し汁をかぶる位加え、弱火で約10分煮る。
 砂糖を加えて1~2分煮てからしょう油を加え弱火で約10分煮て火を止める。
 そのまま味を含ませる。  
 
高野豆腐の含め煮(こうやどうふのふくめに)

今年は作りませんでした。
お重に、少し甘めの高野豆腐は魅力です!

~~高野豆腐レシピ(約10人分)

高野豆腐 4個
だし汁 2.5カップ
調味料:砂糖大さじ4、みりん大さじ1.5、薄口しょう油大さじ1.5、塩小さじ1/2

●高野豆腐を水に1分ほど浸し、1個を8等分する。
 鍋にだし汁、砂糖、みりん、薄口しょう油、塩を煮立て、高野豆腐を入れる。
 少しずらして蓋をし、中火で10~15分煮含める。

栗きんとん」は宅配「大地を守る会」で注文したものを盛り付けました。

2013年のお節③(2013ねんのおせち③)

2013-01-05 | お節
海の幸のお重です。
棒だらはきっちんが煮たらぼろぼろになるので、最近は宅配で注文しています。
にしん昆布巻もにしんのアクが上手に取れなくて・・・

数の子(かずのこ)

数の子は家族に大人気!!!
こりこり音をたてて元気に食べます。
塩抜きした数の子に甘~い漬け汁を付けて食べるのが、きっちんのお勧めです♪


~~数の子レシピ(7~8人分)~~

塩数の子 11~16本
 塩水:水1000㏄に対して塩小さじ1の割合
漬け汁:しょう油・みりん各大さじ2、鰹節パック(4~5g入り)1袋

●数の子の塩抜きをする。 
 塩水を作る。
 ボウルに塩数の子を入れ、塩水をかぶるぐらい加える。
 2時間ごとに、3~5回塩水を取り換える(4回取り換えました)。
 味をみて、適度な塩味で、苦みが無かったら(少しは苦みはあります)出来上がり。
 数の子のまわりに付いている白い薄皮を丁寧に取り除き、ザルに上げる。 
 キッチンペーパーなどで水気をふき取る(大きいものは斜め半分に切ります)。
 お重や皿に盛る。
●漬け汁を作る。
 しょうゆ、みりん、鰹節パックを小鍋に一緒に入れ、一煮立ちさせて冷ます。
●数の子に漬け汁を好みの量だけ載せて食べる。

田作り(たつくり)

これも家族に大人気!!!
超簡単にできます。
失敗無しの最強レシピですよ♪


~~田作りレシピ(8~10人分)~~

かたくち鰯の素干し 1袋(50~60g)
いりごま 大さじ1/2
調味料:酒大さじ1、砂糖大さじ2、しょう油大さじ1弱

●調味料を混ぜ合わせておく。
●キッチンペーパーや包装紙などにかたくちいわしを広げ、電子レンジ(500~600W)に1~2分かける(500wで1.5分かけました)。
 フライパンにかたくち鰯を移して中火にかけ、合わせた調味料を加え手早く絡める。
●熱いうちにバットか平たい皿に広げ、直ぐにいりごまを振り掛ける。

出展【朝日新聞 折り込み冊子 暮らしの風 山本麗子さん】

棒だら」と「にしん昆布巻き」は大地を守る会で注文したものを盛り付けました。

2013年のお節②(2013ねんのおせち②)

2013-01-04 | お節
煮しめ(にしめ)

「煮しめ」は薄味に仕上げます。
濃い味付けが多いお節の中で、大根をほお張るとほっとするものです。



~~レシピ(8~10人分)~~

干し椎茸 6枚
大根 6センチ
里芋 3個
 塩少々
人参 1/2本
蓮根 6センチ
牛蒡 1/2本(50g)
こんにゃく 1/2枚
厚揚げ(または薄揚げ) 1枚 
絹さや(または隠元) 約10枚 
だし汁 1000cc
調味料:酒・みりん・しょう油・砂糖各大さじ4、塩小さじ1/2

●干し椎茸は水で戻し、半分または1/4に斜めそぎ切りにする。
 大根は洗って厚さ2センチの輪切りにし、いちょう切りにして水にさらす。
 里芋は厚めにむき、一口大に切り、塩でもんでから流水でぬめりを落とす(痒くなる方はゴム手袋をつけてください)。
 人参は皮をむいて厚さ8ミリの輪切り(できればねじり梅にする)か、大きいものは半月やいちょう切りにする。
 蓮根は皮をむいて8ミリの輪切りにし、おおきいものは半月かいちょう切りにする(乱切りでもOK)。
 牛蒡はたわしで洗って、乱切りにする。
 こんにゃくは厚さ8ミリに切って、手綱こんにゃくにする。
 厚揚げ(または薄揚げ)は食べやすい大きさに適当に切る。
 絹さや(または隠元)は筋を取り、1~2分塩茹でして水に取りざるにあげて水気を切り、2~3センチの斜め切りにする。
●鍋にたっぷりの湯を沸かし、大根を15分ほど下茹でし水にさらす。
 同じ鍋で残りの野菜たち:人参、蓮根、牛蒡、こんにゃく、干し椎茸、厚揚げ、里芋、をさっと茹でてザルに揚げる。
●別の鍋に絹さや以外の野菜たち全部とだし汁と調味料を加えて中火にかけ、沸騰したら弱火にしアクを取りながら20~30分煮込む。そのまま味をしみ込ませる。
●冷めたら余分な煮汁を切って重箱などに盛り付け、絹さやを飾る(保存する場合は煮汁と一緒にポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存してください)。

2013年のお節①(2013ねんのおせち①)

2013-01-03 | お節


お節料理を作り始めて40年が経ちました。
いい加減な性格なのか、毎年味が変わります。
今年は分量を量ってみました。

~~酢の物レシピ(それぞれ8~10人分)~~


酢の物は家族に大人気です!!!
2~3日前に作っておくと味が熟れて美味しくなりますよ♪

酢蓮根(すれんこん)


蓮根 (正味)200g
赤唐辛子 (輪切り)1/4~1/2本分
合わせ酢:酢・だし汁()各100㏄、砂糖大さじ3強(50㏄)、塩3つまみ(小さじ1/2弱)
●赤唐辛子は種を取り、うすく輪切りにする。
 れんこんは皮をむき幅5ミリの半月切りにし、酢水にさらす。
●鍋に蓮根と合わせ酢の材料を入れて煮立て、約3分煮る。
蓮根はザルに上げ、煮汁はボウルに入れて、別々に冷ます。
●冷めたら煮汁に、蓮根、唐辛子を入れて冷蔵庫で保存する。
(ポリ袋に入れて一晩以上置く)
だし汁は昆布10センチを水500㏄に浸して作り、煮ないでそのまま利用します

たたき牛蒡(たたきごぼう)


牛蒡 1本(150g)
ごま酢:すりごま・酢各大さじ2、酒大さじ1、しょう油大さじ1 砂糖大さじ1/2
●ごぼうはたわしで洗って、フライパンに入る長さに切り、太いものは縦2つ割りにして3~4分茹でる(軟らかいのが好きな場合は余分に茹でて下さい)。 
 茹で上がったら、熱いうちにまな板の上にのせ、すりこ木で割れ目がつく程度にたたき、3~4センチに切る(目立って太いのは手で縦半分に裂きます)。
●ごま酢の材料を混ぜ、ごぼうを浸ける(ポリ袋に入れて冷蔵庫で一晩以上置きます)。

千枚漬け(せんまいづけ)


蕪 (かぶ) 3個 葉を落とし皮を剥いた状態で400g
 塩小さじ1.5(塩は蕪の約2%)
赤唐辛子 1/2本
昆布 10センチ
合わせ酢:酢大さじ6、砂糖大さじ4.5、水大さじ4.5
●赤唐辛子は種を取り、薄い輪切りにする。
 昆布は横に幅2センチに切る。
 合わせ酢の材料をひと煮立ちさせて、冷ましておく。
●蕪は葉を落とし皮をむき厚さ約2ミリの半月切りにしてボウルに入れる。
 塩をまぶして混ぜ、水気が出るまで暫らく置く。
●水が上がったら好みの軟らかさ(口あたり)まで軽く絞り(130cc弱の水が出ました)、合わせ酢、こんぶ、赤唐辛子と共に浸ける(ポリ袋に入れて冷蔵庫で一晩以上置きます)。

大根なます(だいこんなます)


大根 中8センチ(正味300g)
人参 3~4センチ(正味30g:大根の1/10)  
 塩小さじ1、酢少々
合わせ酢:酢大さじ4+塩小さじ1/2+砂糖大さじ3+みりん大さじ1+だし汁()大さじ3 
●合わせ酢の材料をひと煮立ちさせ冷ましておく。
 大根は皮をむいて横に半分に切り、繊維に平行にマッチ棒ぐらいの千切りにする。
 人参は大根より細い目のせん切りにする。
●ボールに大根と人参を入れ、塩をまぶして、しんなりするまでもみ込む(※塩は野菜の約2%)。 
 酢少々を振り入れ全体に行きわたったら、好みの口あたり(軟らかさ)まで水気を絞る(軽く1~2度絞る程度です)。
 合わせ酢に浸ける(ポリ袋にいれて冷蔵庫で一晩以上置きます)。
だし汁は昆布10センチを水500㏄に浸して作り、煮ないでそのまま利用します