取り越し苦労

お昼前に、28年お付き合いしている、70歳過ぎの建具屋さんから
電話があった、そのときは、他の大工さんと、囲炉裏の縁にする
桜の木を探す約束をしてあったので、3時過ぎで良いのか確認したら
それで良いとのこと、桜の木を倉庫から出し、製材にかけ製品にしたのが
4時で、それから、建具屋さんに電話をしたら、家に来て欲しいとのこと、
着くまでの15分間、考えなくても良いようなことを考えてしまった。

建具屋さんに着いたら、申し訳なさそうな顔をして出てきた。
どうしたのか心配して聞いたら、朝、寝床の中でテレビを見ていたら
煙が出たらしい、居間のテレビをデジタルに変えて一台余っているので
それと換えて欲しいと言う、一安心を顔に出さないように、交換して
接続し直した。

こんなことで呼んで申し訳ないといってくれた、
いや、どんな事でも頼られることの信頼関係は
何よりの宝です。