ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

今年の身長

2014-10-21 15:17:06 | 日記
先日、年に一度の人間ドッグに行って来た。

毎年、一般的な検査のほかに婦人科の検査をやってもらう。

それから身長、体重、体脂肪の計測も・・・

「こちらに乗って下さい」と看護師さんに機械に上がるように促された。

私はできるだけピンと背筋を伸ばすようにして機械に上がる。

年を取ってくると身長が縮むらしいので、そうならないようにできるだけ伸びた状態で身長を測ってもらう。

若い頃、こんな風にピンと背筋を伸ばして身長を測るなんて考えられなかった。

それどころか、いつも「もっと背筋を伸ばして」と計測する人に言われていた。

今年の身長は170.6センチ。

ややっ、5ミリ縮んだ!

若い頃は、身長が高いのがコンプレックスだった。

一番仲良しだった友だちが「モデルになれるよ!」と言ってくれたが、モデルになるより150センチ台の小柄な身体になりたかった。

私が若かりし頃は男性でも私より小さい人が多く、すれ違いさまに「でかっ!」と驚いたように言われ、それが本当に嫌だった。

今の私なら「それがどうした」と開き直るところだが、10代後半から20代の頃は、そんな一言にも傷ついた。

夫は私より身長が低いのだが、初めて会った時に「すら~っとしてステキですね」と言ってくれたのが、夫に好印象を持つ大きな要因になったくらいで、背が高いことを好意的に受け止めてくれたことは嬉しかった。

(夫は「そんなこと言ったか?」と忘れているようですが・・・)

背が高いのは、私の実家の方の遺伝であり、父も母も弟も妹もみんな大きい。

そしてまた、妹の子どもたちが大きい。

大学生の姪などは175センチもあるのだが、この娘が背が高いことなど全く気にしていないように見えるのが凄い。

7~8センチはあろうかという高いヒールの靴を履いて、背筋を伸ばして堂々と歩く姿は、自分の姪ながら本当にカッコイイと思う。

「ありのままの姿みせるのよ~」という歌が流行ったが、大きくても小さくても、その人なりの良さがあるのだという事が今は分かる。

若い頃はそれが分からなかった。

小さくなりたいと思う気持ちが姿勢の悪さになって、逆にかっこ悪くなっていたと思う。

今は身長の高い人が増えて、私の身長でもそれほど目立つことはなくなったが、今日もまた背筋を伸ばして堂々と歩こうと思う。






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