ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

夏の疲れ、たまっていませんか

2017-09-12 13:29:57 | 日記
「夏の疲れ、たまっていませんか?」と遠方に暮らす友人からメールをもらった。

夏の疲れか・・・たしかに少したまっているような気がしないでもない。

夏休みで帰省していた次女ピーチが、今朝また大学のある町へと戻って行った。

家に居たのは一か月ほどだったが、ピーチを送り出したら疲れがどっと押し寄せてきた。

先月の帰省間際に、ピーチから電話があった。
「荷物がたくさんあって持ちきれないから、先にそっちへ送ろうと思うんだけどどうすればいい?」

「どうすればいいってアンタ、それは段ボールに詰めて送ればいいっしょ」

「そっか、わかった。ところでどこに頼んだらいい?」

荷物一つ送るのにも親に聞いてくるという情けなさで、今更ながら娘に何もさせてこなかったことが悔やまれる・・・

なんとかピーチが自分で荷造りをして送ってきた大きな段ボール箱の中には、こちらで使う就活用スーツや靴、そしてノートや教科書類がぎっしりと詰め込まれていた。

重量はかなりある。送料もかなりかかったみたいだ。

ピーチはいま大学3年生で、夏休み期間中はこちらの企業2社でインターンシップを受けることになっていた。
「インターンシップもあるのに、こんなに教科書おくってきて勉強する時間あるの?」と聞くと、「他の人より遅れたから、やらなきゃいけない」と言う。

ところでピーチのいた夏休みは、普段の生活とは違って忙しかった。
パインの時もそうだったが、家を離れてたまに帰って来ると、ついおもてなしをしてしまうのだ。

普段たべていないのだろうから、あれもこれも食べさせたい、連れて行ってあげたい場所もある・・・など必要以上に頑張ってしまう、だから疲れる。

そんなわけで今年の夏休みもピーチの用事を優先させ、おもてなしをしていた。

まず就活用スーツだが、なかに着るブラウスが一枚しか入っていなくて、しかもヨレヨレだった。

一社は一週間のインターンシップなので、ブラウスが一枚ではとうてい間に合わないだろう。

すぐにピーチをつれてブラウスを買いに行く。

ブラウスを選んでいると、店員さんに「就活用のかばんはお持ちですか?」と言われて、持っていなかったことに気づき慌ててカバンも購入する。

また一か月しか家にいられないピーチに好物を食べさせたくて、ピーチが大好きないくらを買いに店をいくつも回った。

いくら・・・正確に言えばいくらにする前の生筋子なのだが、ちょうどピーチが戻る前にギリギリ店頭に生筋子が並ぶはずだった。

「まだ生筋子は出ないのかなぁ」と待っていたら、近所のスーパーのチラシに数量限定で生筋子が出た。
しかも100g398円のお買い得。これは並んでも買うしかない!

というわけで、生筋子を買う行列に並んだ末、なんとか生筋子をゲットすることができた。

それでいくらの醤油漬けを作り、お腹いっぱいのイクラ丼をピーチに食べさせることができた。

他にもピーチが食べたいと言うケーキを買いに行ったり、食べさせ過ぎたせいかお腹が痛いと言うので病院へも連れて行ったりと、気がつけばあっという間に一か月は過ぎて戻る日になっていた。

「じゃあ、あとで教科書の段ボール箱送ってね」と言って帰って行ったピーチ。

そうだ、そういえば高い送料かけて送ってきた教科書は使ったのだろうか?

箱の中を覗いてみると、上の何冊かは使ったような跡が残っているが、底の本は届いた時のまま。
もしかして出してもいないのではなかろうか・・・わざわざ送ってきたのに~!

それにしても箱を見ると隙間がけっこうある。これはまだ入りそうだなぁと思う。
そして食べ物を買いに行く。

買ってきた食品を段ボールの隙間に詰めながら、これだから何もできない娘になっちゃうのかもとまた反省しきり・・・

というわけで、あっという間にピーチの夏休み帰省は終わった。
ピーチがいなくなった家の中はまた静かになり、そして寂しくなった。

毎日、話し相手になっていたピーチがいなくなって一番さびしがっているのはお姑さんで、ピーチが出発する時には玄関で涙ぐみながら見送っていた。

大丈夫、また年末に帰って来るからとお姑さんをなぐさめた。

ところで、みなさん夏の疲れ、たまっていませんか?




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