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ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

頑張り時

2015-11-27 12:29:01 | 日記
最近、用もないのにしょっちゅう電話をかけてくる次女ピーチだったが、ついに昨日の電話で本音を言った。

「早く帰りたい・・・」

心なしか涙声だった。

「どうして?」と聞くと「寒いし、ご飯も作っていないし、まいにち忙しいし・・・」

寒いのはこちらの方が寒いくらいだし、ご飯は自炊なのだから仕方がない。
作れない時は買っておいでと言ってある。

忙しいのもサークル活動やアルバイトをやめれば自由な時間は作れるはずだと思うので、もしやそれ以外に嫌な理由があるのかな?と思った。

たとえば人間関係とか・・・

そういえば以前、ピーチは電話で友だちやバイト先の人に「すごくなまってるね」と言われたと言っていた。

そこでピーチを励まそうと「ピーチはな~んもなまってないべさ」と言ったら「おかあさんっ!そのべさってのが訛ってるの。私もよく話の最後に「さ」をつけるらしいんだけど、それがなまってるんだって」とピーチに言われた。

しかしその時は、さほど気にしている様子ではなかったはずだが・・・

何気なく最近の様子を聞いたら、サークルや学校の話など笑いながら普通に語り、最後に「学校も友だちもバイトもぜ~んぶ一緒に、そっちへ移れたらいいのに」と言った。

よかった。学校や友だちが嫌なわけではなかったようだ。

「東京に行った友だちに会いに行けば?この際、いろいろな所に遊びに行っておいで。
戻ってきたら、もうそんなに行けないよ(交通費も高いことだし)」と言うと、「う~ん、なんだか面倒くさい」とあまり乗り気ではない様子のピーチだった。

たぶん一人暮らしにちょっと疲れて、ホームシックになっているのだろう。

「おかあさんが行こうか?」と思わず出そうになった言葉を飲み込んだ。

ピーチは、あと一ヶ月で帰省することになっているのだ。

わざわざ行くほど切羽詰っているようには思えない。

「あともう少しだから頑張って」と言って電話を切ったのだが、帰宅した夫にそれを話したら「なんて冷たい親なんだ。すぐに行って来い。航空券を取るから、会いに行ってやれ」と言って、ピーチを心配した。

(なんて過保護な夫なんだろうか)

東北でやはり一人暮らしをしている長男パインは、さすがに男の子のせいか「帰りたい」と涙声で電話がかかってくることは無かったが、帰って来ると「やっぱり家はいいわ」と言うことがある。

そして今では津軽弁も出るほどに馴染んで、東北で学生生活を送っている。

だから、ピーチもきっとそうなるだろうと思っている。

今がピーチの頑張り時なのかもしれない。

それにしても、体を壊さないかが心配。

「部屋を暖かくしてね、ご飯は買ってきてもいいから食べなさい。忙しいのならバイトはやめなさい」

そんなメールを打ちながら、心配しだしたらキリがないけど、今が私の子離れの頑張り時なのかもしれないとも思う。












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